端宗を廃位させるべく同副承旨ハン・ミョンフェが譲寧大君に協力を求めるも、
廃位するなら最初にすべきで今さらやると民の反感を買うと言われます。
さらにハン・ミョンフェは集賢殿の面々の起用にも大反対をつづけてますが、
シン・スクチュのことは集賢殿の連中とは違う“現実がわかる男”だと評します。
そしてハン姉妹のほうは父で右議政のハン・ファクに強ーく訴え中です。
「このまま上王がいると次の王位を桃源君と上王が争うかもしれませんよ!」
なんてったって譲位の名分は『幼かった』からなのですよ!」と。
「早く康寧殿(カンニョンジョン)を出なさい、生きていれば好機が来る・・・」。
上王・端宗と大妃(定順王后)に言い聞かせているのは、府院君ソン・ヒョンス。
帰宅すると都承旨シン・スクチュが来て、宮殿の明け渡しを遠慮がちに依頼します。
廃位だけは阻止してほしいというソン・ヒョンスの頼みが世祖に伝えられました。
ソン・ヒョンスは端宗らを昌徳宮へと移らせ、寝耳に水のハン・ミョンフェは、
じゃあ世子様はどこに住む?お前の差し金?とシン・スクチュに文句を垂れます。
そして端宗たちがいざ景福宮を出ようとすると、なんと輿がなく、大妃がムカ~ッ。
輿は一つだけしかなくて新しい国王が使用中ですとホン・ユンソンに説明され、
歩いて移動する上王夫妻をチョン・ギュン内官やパク尚宮が涙で見送るのでした。
ついに首陽大君(世祖)が宮殿入りするも、いまだ嫌がる夫人ユン氏(貞熹王后)。
王妃様が来なければ殿下に迷惑がかかりますよと嫁のハン氏が説得にかかります。
ハン氏をまた桃源君が咎めていますが、自分は母を説得できなかったくせにね~。
こうして譲位の9日後、端宗は昌徳宮に移り、世祖一家が宮殿へと居を移します。
宮殿に入った世祖はさっそく二人の伯父を呼んでお礼を言いました。
とーぜんのことをしたまでですエッヘン!とふんぞり返る譲寧大君に対して、
また山に入るつもりの孝寧大君(元僧侶で今は還俗中)は穏やかに笑いながら、
今後は殺生はしてはいけません・・・と答えて兄の譲寧大君をむっとさせます。
お前はやっぱり山へ戻ったほうがよさそうだ!と返す譲寧大君がおもしろいです。
その夜、昌徳宮では、歩き疲れた上王の足を大妃が洗ってやっていました。
数少ないスタッフの一人であるパク内官が仲睦ましい夫妻の様子を窺っていると、
お前ちゃんと監視しろよな!とホン内官がきつーく言い渡すのでした。
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いま、「王と妃」を二巡め見ていますが、このへんに来たらないちゃいそうです。それからヤンニョン様そこまで強硬でいいのか‥、とか、スヤンデグンこわー、ミョンフェあくどいっ!と濃いキャラクターに魅了されます。
ミョンフェがあまりにすごいので、最終回ちかく、ミョンフェがヨンサングンから××(一応ネタバレ防止で‥)された時は、ちょっとざまーと思ってしまいました‥。