お祖母様はどうしてそんなに私の母を憎むのですか?とズバリ聞く燕山君。
王の継妃を選ぶために姑(貞熹王后)が普通どおり揀擇しようとしたのを
私が後宮から選べと主張して名家の娘ではなくユン氏を選んでやったのよ!
なのにあの女ったら側室に嫉妬して巫女を呼んだり毒を盛ろうとしたうえ
王の顔に傷までつけて!それでも私は廃妃に反対して謹慎ですませてやったのに
反省もせず今度は王の似顔絵に巫女に矢を射させたの!と大王大妃(仁粹大妃)。
その息子を廃位しなかったのを今でも後悔しています・・・と高笑いしました。
知っていました・・・今からでも晋城(チンソン)を王にしたいのでしょう?
真相を明かして母上の恨みを晴らします!と燕山君が祖母に宣戦布告しました。
老い先短い大王大妃様を責めないでくださいと大妃(貞顕王后)が懇願すると、
晋城を害することはありませんからご安心ください・・・と義母を思いやります。
亡きユン氏の母シン氏が大殿に呼ばれ、娘の最期のようすを詳細に教えました。
あいつらめ~!切り刻んでやる~!と大噴火した燕山君の怒号が響き渡ります。
こうして始まった大粛清が有名な甲子士禍(カプチャサファ)でしたが、
怒りまくる燕山君の姿とは裏腹に復讐劇は計画的かつ冷酷に進められたそうです。
まずはチョン貴人とオム昭容が引きずり出され(フンという顔で見送るパク尚宮)、
さっそくチュリの刑&焼きゴテじゅーじゅーがスタート。
誰の命令か言えば助けてやる(=大王大妃の命令って言わんかい!)と迫る王に、
ねいのんっ!とチョン貴人が怒鳴り返してユン妃のことをけなしまくりました。
せっかく助けてやろうと思ったのに・・・と王が静かな口調で言った後ボコります。
そろそろおやめくださいとおそるおそるノクスが止めても、燕山君は冷静そのもの。
チョン貴人の息子・鳳安君(ポンアングン)と安陽君(アニャングン)を呼び、
こいつらは大王大妃を殺そうとしたやつらだから罰を与えなさいと命じました。
真っ暗だったため鳳安君はそのまま叩き、安陽君は母と気づき叩けなかったとか。
次に燕山君は猫っ首をつまむみたいにして二人の弟を大王大妃殿へ連れて行き、
晋城のかわりにこの二人の孫の酒をお受けくださいとドボドボドボドボ~ッ。
晋城の酒をお望みなら連れてきましょう・・・と燕山君が残酷な提案をすると、
ね・い・のーーーーーーーん!!!と大王大妃が怒鳴りました。
血つき生地を取り出し、大王大妃の周りに侍る尚宮らをチクチク嫌味責めした後、
刀を振り上げようとした燕山君の前にはだかった大王大妃が突き飛ばされました。
記録ではこのときに大王大妃の胸を突き刺したともあるそうですが、
後に燕山君が王位を追われただけにその記録を疑問視するのも当然だとか。
ちなみにこの38話の間、
晋城大君(後の中宗)は「オモニ~」と大妃に抱きつき、
怖くてたまりません!と怯え、大君なんだからしっかりなさい!と叱られてました。
質問ですが
なぜインスばあさんに孫の酒ドボドボが
残酷なことを意味するんでしょうかぁ~
まだここまで本編をみてないのに気になり先読み予習を楽しんでおります~マングカムニダー