チャンヒビン第86話「チュンテクの策略」
禧嬪チャン氏が帰省している間に確証を得ようと淑嬪チェ氏が画策を始めました。
チェ氏から連絡を受けたキム・チュンテク(西人老論派)は禧嬪の命を断つと語り、
汚れ仕事を請け負うコッチタンに下男と密通した女(=禧嬪)の殺害を依頼します。
家に食糧のないナム・グマンが、お米のお礼とともに民の窮状を粛宗に訴えます。
すると恩赦によって早々にチェ・ソクチョン(もと右議政)が釈放されました。
実家に戻った禧嬪の腕の中で、オクチョン・・・と呼びながら母が亡くなりました。
禧嬪の母ユン・イレの詳細な経歴はわかっていないそうですが、
チョ・サソクの下女として働いた後、通訳官の後妻となったそうです。
嬪宮(禧嬪息子の嫁)の母パク氏は、王妃母を弔問に誘いますが断られます。
落ちぶれた禧嬪の家への弔問客が少ない中、王妃はチェ尚宮を弔問にやりました。
もちろん禧嬪は全く感謝せず、王妃の死を願う言葉を尚宮に投げつける始末。
よくぞおっしゃいましたとほめるスクチョン(義理姉)。変な人たちです。
葬儀を終えた禧嬪が宮殿へと帰る途中、禧嬪の乗った輿が襲われました。
国中を歩いたがこんな美女は始めてだ!と舌なめずりしていたコッチタンの親分も、
装飾品のすごさやお付きの者のようす(そして多分禧嬪の迫力)から
ただの両班の女ではなく王世子の母・禧嬪だと悟り、手を出せませんでした。
その頃チェ氏は、別棟を見せろとクォン尚宮に迫り、扉を開けようとしていました。
そこへ宮殿に戻ってきた禧嬪が登場!チェ氏に掴みかかって別棟から引き離し、
チュンテクを使って命を狙っただろう!お前は獣以下だ!と引っぱたきます。
悔しさに震えながらもチェ氏は何も言い返せず、部屋に戻って行きました。
禧嬪がスクチョンに人骨を用意させたのは、粛宗の心を取り戻すためでした。
夫の寝衣で人骨を包んで埋めると効果があるそうです。皆さまもお試しあれ♪
今度命を狙ったらただではおかないとミン・ジヌ(王妃兄)に宣戦布告した後、
禧嬪は帰り道に襲われたことを粛宗に報告。粛宗は怒って捜査を命じます。
キム・チュンテクが捕まる前に祭壇を見つけなければ!とチェ氏は焦るのでした。
スポンサード リンク
>よくぞおっしゃいましたとほめるスクチョン(義理姉)。
>変な人たちです。
このへん、クォン尚書といい、スクチョンといい、ちょっと
ロジックが変わっていますね。スクチョンの性格もちょっと
変わったような・・。ときにスクチョンってきっと「淑貞」って
書くのかな、と思っています。
>禧嬪の腕の中で、オクチョン・・・と呼びながら母が
>亡くなりました
ユンイレお母さん、女人天下の大妃様から金尚書の
大妃様までドスのきいた大妃様のイメージがありま
したが、ここでの善良で弱気なお母さん役がけっこう
スキでした。ヒジェとオクチョンはこの人の実子なの
かな?ドラマでは母の穏やかさに比べ子供たちは
ぶっ飛んでますね~
最後も、ちょっとラブ要素があった記憶があるのですが。
サソクを思い出して・・みたいな(記憶違いでしたら
すみません)。
>禧嬪が登場!チェ氏に掴みかかって別棟から引き離し、
>お前は獣以下だ!と引っぱたきます。
以前はヒビンのマッチポンプ型(勝手に騒ぎをおこしいつの
間にか誰かに罪をおっかぶせる)のトラブルが多かった気が
しましたが、このへんのチュンテク=チェ氏ラインは強硬に
なってきましたね!明聖王后さまが20話付近でお亡くなり
になってから久しくご無沙汰のパワー対決でした。
>人骨を用意させたのは、粛宗の心を取り戻すためでした。
・・・。人骨、用意するの難しいですよね。でもやってみたら
面白いかも(爆)。
そうそう、サドセジャの妃が夫の死のいきさつを記した「恨中
録」や、ヒビンにとってもおやさしい仁顕王后様の伝記「仁顕
王后伝」などが入った「恨のものがたり」という本が日本語で
あるそうです。女流文学くくりでamazonで販売しており(4千
円くらいが中古、新品は5千円)、今度読んでみますー!
すごく期待(笑)。ヒビンのあくどさがこれでもか!という筆致
で描かれているそうです。