*韓国ドラマあらすじ部*

韓流時代劇(韓国歴史ドラマ)の最終回までの全話あらすじストーリー(ネタバレ)&感想レビュー&人物相関図など。女人天下、同伊(トンイ)、王女の男、チャンヒビン、馬医、王と私、王の女、正祖イサン、大王世宗(テワンセジョン)、太陽を抱く月、キムマンドク、インス大妃etc

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<「女人天下」あらすじ 150話(最終回)>

最終回ですよ!!
乙巳士禍(ウルササファ)の二年後(明宗2年)、ある匿名書が都を騒がせます。
それは、女が政治を行うことを赤文字で批判していました(良才駅壁書事件)。
大ユン派の残党の仕業だ!とナンジョンたちは敵対者を一掃する気マンマン。
兄上を処刑なんてできない!と反抗する明宗を大王大妃(文定王后)が叱り、
鳳城君(ヒ嬪息子)には賜薬が下され、左賛成イ・オンジョクも流刑されました。
っていうか大王王妃・・・、鳳城君の命は助けてやるって以前ヒ嬪に言ったよね?

幼い明宗が意見すると「誰のおかげで王になれたと?」と叩き棒でお仕置きされ、
母の言うとおりにするしかなく、今や朝廷は大王大妃とナンジョンの思うがまま。
たまりかねたパルングン(巴陵君)が抗議しても「タムラタムラ!」と怒鳴られ、
まっすぐだった大王大妃さまがなぜ暴政を行う摂政女王に?と責めるのでした。
(そういえばチョ・グァンジョがいた頃の王妃は真面目な正論派でしたね)
後で大王大妃がナンジョンに「パルングンは腹黒い男」と話していましたが、
え?腹黒いのはあなたたちでは!?とここで視聴者全員が突っ込んだはずです。

死ぬ前に我が子に会いたい・・・と玉佩(オッペ)の片割れを見つめる巴陵君。
流刑にはしたけど宗親府の長老だしそれ以上は無理では?と逡巡する大王大妃を
ナンジョンが強引に押し切って巴陵君に賜薬を下させようとしていますよ。
タンチュ僧侶が真実を知らせるために流刑地の巴陵君を訪ねると(今さらかいっ)、
以前助けたと話してくれた子が私の子では?とパルングンが言い当てます。
私の子は息子ですか?娘ですか?と問い、娘が嫁いだと知るとそれ以上は聞かず、
その子に渡してくれと玉佩を託しました。このシーンはウルウルきちゃいます~

邪魔者・巴陵君を賜死してスッキリした大王大妃はウォンヒョンを右議政に任じ、
私の義姉となってほしい・・・とナンジョンを抱きしめて兄の正妻にしました。
宮殿のうやうやしい儀式で「正一品外命婦貞敬夫人」の辞令を受けるナンジョン。
これは王族以外の女性が授かる最上の位で、身分社会の朝鮮では異例だそう。
ナンジョンの野望がやっと叶えられましたね。全然お祝いしたくありませんが。
エラくなって賄賂の山に有頂天なナンジョンを、タンチュ僧侶が数年ぶりに訪問。
怒って差し出された手紙と玉佩で真実を知ったナンジョンが驚愕&号泣します。
一応は反省しているのか、その後、お寺で百日祈願をするナンジョンでした。

学者イム・ベクリョンが側妻ソ・ウォルヒャンを正妻にすると約束した後、
謝恩使として明に向かう途中に落馬。「槐馬(クェマ)」の意味も判明ですね!
脳裏には可愛いメヒャンの姿が浮かび、メヒャンの名をつぶやいて亡くなります。
占い師のパンおじさんとタンゴル夫妻は、革靴屋の居候を卒業してピョンサンへ。
革靴屋おじさんはこの世を疎んでいるのか、相変らず放浪を続行しています。

中宗の崩御後三年の喪が明けた後で前例にならって宮殿を出ようとするも
文定王后に引き止められるほど寵愛されていた昌嬪が明宗4年に他界しました。
明宗の次に即位する宣祖は、昌嬪の息子である徳興君の息子、つまり昌嬪の孫。
ということで、中宗の数ある女人たちの中で真の勝利者は昌嬪アン氏だそうです。

大王大妃とウォンヒョンの専横が続き、学者や儒生が明宗に背を向け始めます。
天下を掌握していても心の片隅が空いているようだ・・・と虚しい大王大妃に、
法力の高い道僧に政治を相談して仏教を広めろとナンジョンが助言しました。
さっそく大王大妃は普雨(ポウ)という僧侶を宮殿に住まわせて要職を与えます。
崇儒排仏を国是とする朝鮮では革新的なことで、普雨は妖僧と呼ばれたとか。
ウォンヒョンの勢力は明宗をしのぐほどで、国王を上回る莫大な財産を蓄え、
食事を水刺(スラ)と呼び、数百人の使用人を使い、国王のような暮らしぶり。
その反面、国には飢えた民が増え、治安も悪くなり、乱世だったそうです。
ナンジョンは民には何も与えず、全国を祈り歩いて仏寺へ寄進していました。
そういえば昔からお寺とお祈りが大好きだったナンジョンですよね♪

いよいよ大王大妃が危篤に!御医の診脈も拒み、命が果てるのを待っています。
「宮殿にきて50年、ナンジョンの助けがなければ耐えられなかった」と礼を言い、
自分が死んだ後にウォンヒョンとナンジョンが苦境に立つことを心配します。
愛する大王大妃の快復を願ってナンジョンはまたまたお寺で祈りまくり!
一旦快復するも再び危篤に陥った大王大妃はすっかり弱りきり、悟りの境地に。
離れていても大王大妃の危機がわかるエスパー・ナンジョンが宮殿へ急ぎます。

多くの人を殺した罪深き年寄りが天寿をまっとうした・・・とつぶやく大王大妃。
自分の亡き後も兄とナンジョンを守ってくれと息子の明宗(成人済み)に頼むと、
「最後にナンジョンに会いたかったのに、敬嬪、そなたが私を迎えに来たのか。
敬嬪の気の短さは相変わらずだな、わかった・・・私も行こう」と目を閉じます。
このセリフはとてもよかった!今となっては文定王后と敬嬪は戦友なのですね。
ドラマの主役は文定王后と敬嬪だったと再確認させられるセリフでもあります♪
明宗20年4月7日、20年の専制政治で悪名高き文定王后が逝去したのは65歳。
オム尚宮もオ尚宮も泣き崩れます。(尚宮たちがまだ生きてるのがすごいです)

大王大妃が亡くなるとウォンヒョンが激しく弾劾され、明宗も守りきれません。
さらにウォンヒョンの正妻キム氏の実母が毒殺疑惑再調査の訴状を提出します。
官職を剥奪されたウォンヒョンはナンジョンと黄海道カンウムへ逃げますが、
必ず巻き返しをはかって寝返った者を追放してやる!としぶとく誓っています。
その後、ようすを探りに都へ帰ったナンジョンは民衆に見つかってボコボコに。
幸いにも通りかかったタンチュ僧侶が助けてくれましたが(偶然すぎますが)、
「ナンジョン死亡」の誤報が伝ってしまいウォンヒョンが砒素を飲みます。
そして夫の死を知ったナンジョンは入水。海面には赤い花靴が漂っていました。


―― 完 ――


※韓国ドラマ「女人天下」はパク・ジョンファの原作をドラマ化した作品。
劇中で兄とされていた二人は、実際は弟だそうです。

※エンディングで流れるメイキング映像は必見です。

最終話までのあらすじをアップし終えました。
息子サムは?途中からすっかり出なくなったナンジョン母は?とか
いろいろと突っ込みたいことはあるのですが、
気づきや雑談はこちらのカテゴリでアップしていきたいと思います。
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<「女人天下」あらすじ 149話>

左賛成ユン・イム(もと判府事)と宗親が鳳城君(ヒ嬪息子)を推載するという
大妃(仁聖王后)宛ての密書(捏造)をナンジョンがうれしそうに提出して告発。
大王大妃(文定王后)はユン・ウォンヒョンを大司憲に、イ・ギを左議政に据え、
イム・ベクリョンを吏曹判書に出世させて、大ユン派一掃の密旨を下しました。
大ユン派のチョン・ウンギョも寝返ってくれて、小ユン派はさっそく行動開始です。
ナンジョンが極刑を望む一方、まだ小ユン派ではないイム・ベクリョンは消極的。
ユン・イムとユ・インスクとユ・グァンはとりあえず流刑ですまされました。
ユ・インスクとユ・グァンは士林派の信任が厚いので簡単に処分できないのです。

側妻ウォルヒャンとナンジョンが通じていたのか!と気づいたがユン・イムが、
ウォルヒャンを殺してでも口をふさげ!と正妻に指示しますが時すでに遅し。
捕らえられたウォルヒャン(非・厚化粧)がチュリの刑に哀れな声をあげます。
ウォルヒャンはナンジョンの命令どおり、ユン・イムが逆謀を企んでいたことや
桂林君(ユン・イム甥)や鳳城君(ヒ嬪息子)を推戴しようとしていたと白状。
中道派だったイムも、愛する女ウォルヒャンの涙の自白を信じちゃいました。

ということで、ユン・イムと側近のユ・インスク&ユ・グァン親子は賜死。
この事件から朝鮮の四大士禍のひとつである乙巳士禍(ウルササファ)が始まり、
クォン・ボル,ペク・インゴル,チョン・ヒ,パク・クァンウら61人と桂林君が粛清。
(ズルイ男パク・ヒリャンも冒頭でゴーモン済みの姿でぶちこまれてましたね)
ウォンヒョンは衛社(ウィサ)二等功臣、取り巻き3人組は一等功臣となり、
イ・オンジョクは士林派の反発を抑えたとして三等功臣の称号を与えられました。

私の命と引き換えに息子(鳳城君)をお助けください!と泣きつくヒ嬪に、
私が人を殺められる人間に見えるか?と大王大妃がヌケヌケと問い返してます。
中宗の一回忌の前に、鳳城君を許すかわりにヒ嬪が宮殿を去ることになり、
みじめに宮殿を出て行くヒ嬪をやさしい昌嬪が追いかけて財物を手渡します。
功臣ホン・ギョンジュ(南陽君)の娘であるヒ嬪ホン氏は13歳で入宮し、
後宮として40年以上も権力を握り、88歳(宣祖14年!)まで生きたそうです。

都に戻った大王大妃長兄ウォンロは、待遇に不満を抱き、小ユン派の邪魔者に。
そこで兵曹佐郎ユン・チョンニョンに弾劾され、賜死されちゃいました(怖っ)
もうすっかり大王大妃とナンジョンによるウハウハ女人天下♪な時代なのですが、
まだ邪魔者のパルングン(巴陵君)が残っている!とナンジョンが息巻いてます。
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<「女人天下」あらすじ 148話>

殿下の体に黒い点が出ていた!置毒に違いない!とパルングン(巴陵君)は激怒。
湯薬を煎じた大妃(仁聖王后)を疑えば?あーたが龍床につきたいの?と
ナンジョンと大王大妃(文定王后)が屁理屈こいて怒鳴り返しています。
大王大妃に実権を握られたくない判府事ユン・イムは、垂簾政治を大妃に依頼。
大王大妃さまがいらっしゃるのに!?と政治にうとい大妃は戸惑いまくりです。
そんなかよわい大妃をナンジョンの提案どおりに大王大妃が呼びつけて、
垂簾政治するなり自分を追い出すなり好きにすれば?と迫って脅しました。
今日のために数十年耐えてきた!今さら嫁に押し切られてたまるものか!と
あとで大王大妃がひとりごちていましたがあの嫁にそんな欲はなさそうですよ。

そんなこんなな混乱の中、明宗が誕生したのは、仁宗崩御の数日後でした。
貧しい家から嫁いできて後宮や功臣勢力と戦いながら王妃の座を守り抜き
37歳にしてやっとこさ産んだ慶源大君の即位に感激で胸がいっぱいの大王大妃。
右賛成イ・オンジョクは「垂簾政治は大王大妃が行うべき」と答えを出します。
落胆して帰宅した判府事は、夫人から仁宗の死因にまつわる噂を聞いてびっくり!
(というか、今まで疑っていなかったのが不思議でたまらないのですが・・・)
そこへ巴陵君が訪ねてきて、小ユン派追及に向けての二人の意見が一致しました。
ちなみに『朝鮮王朝実録』には仁宗毒殺のことは記されていないませんが
キム・ハソなどの学者が書いた書物などではその疑いが提議されているそうです。

大王大妃とナンジョンがすべきことは、判府事たち大ユン派と巴陵君の追放です。
打倒判府事の布石として、まずは敵である判府事に左賛政の地位を与えました。
ですが他の要職には小ユン派が就いているのでユン・イムに実権はありません。
(兵曹判書イ・ギ、礼曹判書ホ・ジャ、知中枢府事チョン・スンプンなど)
さらに大王大妃は長兄ユン・ウォンロに罪を着せて見せしめに海南へ流刑。
明宗に挑む者はたとえ身内であっても許さないという強固な姿勢を示しました。

大ユン派に新王推戴の動きがあると妓生ソ・ウォルヒャンに聞いたナンジョンは
(仁宗が抹殺されたのなら次の明宗には正統性がないので正論なのですけど)
入手したユン・イムの筆跡(ちょいヘタうま風)を真似て手紙を捏造しました。
ユン・ウォンヒョンは大ユン派のチョン・ウンギョを取り込んで情報源をゲット。
ユン・イムは再びヒ嬪に近づき「鳳城君を王位につかせてやる」と誘惑しました。
大臣たちと会議中の大王大妃の部屋へ、ナンジョンが満を持して無理矢理乱入。
逆謀を告げにきました!!とまたまた芝居がかった振る舞いをするのでした。
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