*韓国ドラマあらすじ部*

韓流時代劇(韓国歴史ドラマ)の最終回までの全話あらすじストーリー(ネタバレ)&感想レビュー&人物相関図など。女人天下、同伊(トンイ)、王女の男、チャンヒビン、馬医、王と私、王の女、正祖イサン、大王世宗(テワンセジョン)、太陽を抱く月、キムマンドク、インス大妃etc

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<「大王世宗(テワンセジョン)」あらすじ 86話(最終回)>

最終話です!
世宗の視力は衰え続け、歩きなれた集賢殿でもつまずいてしまうほどでした。
30年近く暗闇を歩き続けてきた(から大丈夫)と世宗が尚膳オム・ジャチに話し、
それが王の定めだからです・・・と領議政ファン・ヒが来てやさしく笑います。

集賢殿副提学チェ・マルリは学士たちに文字創製反対の上訴文に署名させます。
(キム・ムンやチョン・チャンソンは同意見、イ・スンジやハ・ウィジは嫌そう)
上訴を読んだ世宗は集賢殿に入り、以前ぶつかった机にもつまずかずに着席。
簡単に文字を学べると誰も感じを学ばなくなる!と学力低下を危ぶむマルリに、
少なくともわが国の官吏は違う!両立できると世宗が真っ向から反論し、
『三網行実図』の翻訳と配布をイ・スンジに命じました(イ・スンジ嬉しそう)。
民の品性は教育では直せない!とチョン・チャンソンが言うと世宗は本気で怒り、
「余の民を侮辱するのか!愚か者め!直せないなら何のために政治をするのだ?
民より一段上で既得権を守りたいだけだろ?民を守らないのなら出て行け!」。

国境の鴨緑江(アムノクカン)付近を、明の軍隊が脅かしてきました。
義州(ウイジュ)へ赴く知中枢院事イ・チョンを大護軍チャン・ヨンシルが激励。
新兵器・大神機箭(テシンギジョン)の威力を見せる機会だとイ・チョンは言い、
『銃筒謄録』を朝鮮文字で読める日で来るとはなあ・・・と感慨深げです。
ってことでワン・ジンが入国し、訓民正音を捨てねば朝鮮王を任命しないと脅迫。
「先に国境を侵したのはそっち!兵の数じゃ負けるけど新兵器があるし!」。
領議政ファン・ヒと礼曹判書キム・ジョンソが応酬したのに続いて世宗も、
文字を理由に朝鮮を攻撃したら周辺国はどう思うかな~?とやり返しました。

世宗と戦う決意を固めたチェ・マルリは辞職願を書いてワン・ジンと結託。
ワン・ジンは世宗の暗殺と晋陽大君(後の世祖)の擁立を企んでいました。
迷う晋陽大君を、昭憲(ソホン)王后が集賢殿へと向かわせると世宗がおり、
王室を率いる長になってくれ・・・と「首陽(スヤン)」という名を与えます。
私のおろかな欲をご存じだったのですね・・・と父に尋ねる晋陽大君を、
お前の立場なら一度は考えることだ・・・と世宗が寛大な心で許しました。
逆謀まで企んでいたマルリの辞表を世宗が受理しないことに晋陽大君が驚くと、
「功績のほうが多い、副提学の座は彼が戻るまで空けておく」と説明されます。

世宗が津寛寺(チングァンサ)に行くと知ったチェ・マルリがワン・ジンに報告。
ワン・ジンは「津寛寺を攻撃して世宗を暗殺しろ」と命令を下しました。
晋陽大君に呼ばれたチェ・マルリは、自分の辞表を差し出されてびっくり。
「私は愚かな欲を捨てる、父上はそなたを今でも重んじている」と大君に言われ
帰宅したマルリは若き日の自分と世宗の姿を思い出しながら酒を飲むと津寛寺へ。
書庫にいる世宗に近寄ると、視力が衰えた世宗は尚膳オム・ジャチだと思い込み
ここでは盲人扱いするなと言いながらゴソゴソ探して咳止め薬を渡してくれます。
「せめてそなただけは健康で側にいてくれ、冷たい臣下は去り始めている」。
そう話す世宗の姿に、負けを認めたマルリが泣きながら津寛寺を出て行きました。

「今こそ私を制圧するとき!」とマルリが領中枢府事チョ・マルセンに伝言。
そこでチョ・マルセンはワン・ジンを訪ね、世宗を狙ったことを指摘しました。
津寛寺へ向かうプンゲは、ソ・チョンが先に寺へ向かっていると知り焦ります。
そこへ兵士を率いたキム・ジョンソが、東廠一味を阻止するために現れました。
思わず朝鮮語で世宗の危機を知らせるプンゲ(後ろの部下が驚いてましたね)。
朝鮮の武衛軍の情報力を甘く見るなよとキム・ジョンソが笑顔で答えます。
その頃、忍び込んだソ・チョンは内侍府護衛兵カン・フィに斬られていました。

明には政敵も多いだろ?暗殺失敗が知られるとマズくない?とチョ・マルセン。
皇帝を手のひらで転がしてるから大丈夫だもんねー!と強気なワン・ジン。
ですがその皇帝・英宗がいる遼東の別宮を昭憲王后と晋陽大君が訪ねており、
蒙古親征に赴く皇帝に“母の真心を込めた”手縫いの綿入れを献上していました。
手縫いの服なんて母上からもらったことないよ~と皇帝はカンドーしちゃいます。
謁見を終えた王后は晋陽大君に「私を守ったように父上と兄上を守ってね」。
手を握られた晋陽大君は「お約束します」と答えて母を安心させるのでした。
(たしかに兄上までは守ったけど兄上の子供は守らなかったのですよね・・・)

世宗28年(1446年)10月、世宗が訓民正音で組まれた活版を触っています。
“アンヘ(妻)”とつぶやいているところに、明から勅使ワン・ジンが到着。
皇帝が朝鮮の王后様のご逝去に深い弔意を示されました・・・と話すと、
王后様が愛した朝鮮の文字が広く普及することを願うという皇帝の言葉を伝言。
「一人の盲人が万人の目を開いた」とつぶやいて笑顔で去って行きました。

勢ぞろいした臣下を前に、訓民正音を発表する儀式が開かれ、世宗が宣誓します。
「我が国の言葉は中国と異なり、文字と相通じず、既存の漢字とは相通じない。
漢字を知らぬ民は意思を伝えられない。余はこれを哀れみ新たに28字を創製した」
チャン・ヨンシルはチェ・ヘサンのお墓に訓民正音版『銃筒謄録』を備えます。

ある日、例の小高い丘で、世宗とチャン・ヨンシルが子供たちと戯れ中。
文字を覚えた子供たちがからかいあうのを諌めたりなぐさめたりしています。
「ねえ、あのおじいさんは誰?」と女の子に質問されたチャン・ヨンシルは、
この世でもっとも高貴なお方でもっとも低き所におられる・・・と答えました。
「大王世宗、あなたは私たちの輝く未来です」という字幕でドラマは終わりです。


―― 完 ――

※登場人物の整理やつぶやきなどは今後こちらで記事にしていきます。
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<「大王世宗(テワンセジョン)」あらすじ 85話>

領府事チョ・マルセンが集賢殿副提学チェ・マルリの屋敷を訪ねているところに、
回回人(ウイグル人)医師による解剖をチョン・チャンソンがしらせにきました。
すっかり丸くなったマルセンは「考えすぎじゃ?」と信じていないようです。
一方のマルリは晋陽大君(後の世祖)の家にすっとんでって解剖場所を尋ね、
次期国王に!と謀反を持ちかけますが「策士になりたいなら自分で探せば?」。
安平大君はそのことを昭憲(ソホン)王后に報告し、晋陽大君が叱られました。
どうなるかは天が決めるはず・・・と晋陽大君はマルリをあえて止めようとせず、
人事を尽くして天命を待つ・・・と領議政ファン・ヒもマルセンに話しています。

チェ・マルリが大勢の仲間を率いて津寛寺(チングァンサ)へ押しかけました。
刀を抜く内侍府護衛兵カン・フィを世子(後の文宗)が止め、入室を許します。
すると大提学チョン・インジとイ・スンジが仲良くお勉強しているだけ。
解剖してるはずだ!とマルリは騒ぎまくりますが、隠蔽工作はバッチリ完了済み。
回回人医者も流暢な朝鮮語で口裏を合わせ、遺体も痘瘡の民にものでした。
その頃、チェ・ヘサンを入れた棺は、大護軍チャン・ヨンシルに担がれて移動中
知中枢院事イ・チョン、礼曹判書キム・ジョンソもヨンシルに同行していました。
世宗が民を火葬しながら「手厚く葬ってくれ・・・」と遠くから語りかけます。

さて、チェ・マルリが東廠の長ワン・ジンに強気な態度で出て怒鳴っています。
ヘ・スが上官ワン・ジンを信じきれずに盗んだ新兵器の技術を蒙古に流そうとし、
そのせいでチェ・ヘサンが死んじまったじゃねーか!という筋書きにしたもよう。
(でも文字創製は阻止したいので)ヘ・スより有能な部下を送れ!と頼みます。
裏切り者(にされた)ヘ・スを容赦なく殺したプンゲ(完治)をワン・ジンは褒め
新しい東廠の長に就任させたソ・チョンスという男と共に働けと命じました。

文字創製メンバーだった晋陽大君はすっかり嫌味な傍観派になったようで、
実用化は難しいとか役人は反発するとかシン・スクチュに文句をたれています。
兄弟の争いを避けたい王后は「晋陽を抑えなさい・・・」と世子に話します。
ある夜、集賢殿で居眠りするシン・スクチュに亡きユン・フェの姿を思い出し
自分の龍袍(ヨンポ)をかけてやった世宗が尚膳オム・ジャチにつぶやきました。
「文字創製への熱い思いだけは集賢殿で分け合えなかった。それだけが残念だ」。
そんな父を見つめた世子は、晋陽のことは不問に付そうと決断するのでした。

ヨンシルが作った人間の頭部の模型をもとに、世宗は音声の出所を研究しました。
奥歯からの牙音、舌を使う舌音、唇を使う唇音、歯を使う音、喉からの喉音。
この5つの基本の字母を決定し、タミが書いた手紙の天地人の文字を生かし、
ユン・フェやチェ・ヘサンの熱い思いをこめて17の子音と11の母音を作りました。
目が見えなくても簡単に書ける、どんな民でも覚えられるというこの文字は、
「民に訓(おし)える正しい音」という意味で「訓民正音」と名づけられます。
訓民正音は重臣たちに渡され、役所や郷校を通じて普及せよと命じられました。
シン・スクチュ&ソン・サムムンに訓民正音を見せられた明のファン・チャンは、
どんな複雑な中国語の発音もすべて書き表せる!と絶賛しまくってくれました。

ついに文字が完成してしまったか~!とワナワナしていたチェ・マルリは
韻書を編纂せよという命令を拒否し、司憲府や司諫院を巻き込もうとしました。
ところが司憲府・司諫院は老獪なファン・ヒ&チョ・マルセンが手を回し済み♪
怒りまくったマルリは今度は地方官吏や儒生と一緒に蜂起しようとします。
明では「朝鮮に野心あり」とワン・ジンに吹き込まれた皇帝・英宗がお怒りです。
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<「大王世宗(テワンセジョン)」あらすじ 84話>

世宗は部屋の中で転ぶほど視力が衰え、早く文字を完成せねばと焦っていました。
津寛寺を嗅ぎ回るハ・ウィジらを集賢殿大提学チョン・インジは思いっきり警戒。
そのチョン・インジはじめ文字創製メンバーと世宗は朝鮮語の発声が解明できず、
人体解剖に望みを託そうとするも、晋陽大君(後の世祖)が珍しく反対します。
同じく反対の中枢院副使チェ・ヘサンは大護軍チャン・ヨンシルに説得されます。

世子が回回人(ウィグル人)医師の調査を礼曹判書キム・ジョンソに命じ、
それをいつものように立ち聞きしていたキム・ムンがチェ・マルリに報告。
チェ・マルリは御医に世宗に病気のことを問い詰めますが情報を教えてもらえず、
じゃあなぜ世子様が回回人医者を探す?と聞くと医官のほうが驚きます。
加えて世子は、開城府にいる朝鮮語を話せる回回人の医者を連れて来いと命令。
やだ!と晋陽大君が拒んでいると、当然です!と御医を連れたマルリが来ました。
王の病気が回復しないので意見を聞いてみたいだけとごまかして説明する世子に、
回回人は人の体を切り裂く輩です!と御医が反対を唱え、もちろんマルリも反対。
マルリに怪しまれたと知った世宗は回回人の医者に頼るのをあきらめました。

チェ・マルリは新たな王材として白羽を立てた晋陽大君に熱弁をふるって説得。
同意すれば謀反になるので晋陽大君は拒みますが、複雑な思いは隠せません。

明のヘ・スはチョン・チャンソンに津寛寺の地図を手に入れるよう命じます。
チェ・ヘサンとチャン・ヨンシルは解剖用の遺体探しに奔走していました。
やっとこさ手に入れた身寄りのない遺体を運ぶところを東廠@監視中に見られ、
皮肉にもプンゲが書いた人相書によりヨンシルが生きているとヘ・スが知ります。
一方、津寛寺を見張っていたハ・ウィジとパク・ペンニョンもヨンシルに遭遇。
世宗たちが人体解剖を企んでいることにチェ・マルリが気づいちゃいました。

東廠はヨンシル抹殺と世宗征伐のために津寛寺への潜入を計画しました。
そのことを朝鮮にしらせようとしたプンゲがヘ・スにバレて矢に射られます。
プンゲは怪我を負ったままチェ・ヘサンのもとに現れ、ヨンシルの危機を報告。
回回人の医者を迎えに出かけていたヨンシルの後をチェ・ヘサンが追い、
東廠に消されようとしていたヨンシルを救った後でヘ・スに斬られました。
そこへ内侍府護衛兵カン・フィが現れ、憎たらしいヘ・スを始末してくれます。
チェ・ヘサンは息も絶え絶えになりながらも最後までヨンシルの「手」を心配し、
「父さんと呼べ・・・。お前のおかげでいい人生だった」とお礼を言った後、
死んだ後は役に立たせてください・・・と世宗宛てに言い残して亡くなりました。

駆けつけた領府事チョ・マルセン、右議政チェ・ユンドク、知中枢院事イ・チョンに
勅使ヘ・スの死が外交問題になるおそれがあると領議政ファン・ヒが話します。
プンゲが助かるよう祈りましょう・・・と言ったマルセンはチェ・マルリを訪ね、
ヘ・スと通じた朝鮮の官吏を知っているはずのお前が解決しろよな!と話します。
キム・ジョンソが回回人の医者を連れて来て、世宗の志を理解しているのを表明。
父の忠心をお受け取りくださいというヨンシルの願いを世宗が受け入れました。
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