「王道(ワンド」の
最終回です!
単独での謁見はご法度です!数百年に2度しか行われていません!
その謁見がどんな結果を招いたか王様もご存じのはず!とホン・グギョン(洪國榮)。
重臣は全員一致でグギョンの意見に反対し、正祖は領議政&左議政と謁見します。
完豊君(ワンプングン)を甥と呼び世子にさせようとするグギョンは逆臣です!
“完”は王室の本貫・完州、“豊”はグギョンの本貫・豊山です!と訴える二人。
キム・ヨン持平の上疏も渡され、「鄭鑑録(チョンガムノク)」を信奉している、
清渓川(チョンゲチョン)の物乞いと暮らしていたとの弾劾がおこなわれます。
以後、続々と弾劾の上疏が出され、恵慶宮ホン氏(正祖母)も正祖に訴えました。
追い詰められたグギョンは義父(妻の父)の家に行き、私利私欲はなかったと説明。
辞職するしかないと言われ、
かつて正祖が書いた念書を見つめるグギョンでしたが、
辞表を提出すると、正祖があまりにもあっさりと認めてくれてショック!
後任にチョン・ミンシを推薦しても、はいはいわかってるよ~的にあしらわれました。
傷心のグギョンは東大門の外にある民家に身を寄せて暮らし始めます。
(元嬪の侍女だったカンナンがホン家で働いていますね!)
手作りのお弁当持参で追放先を訪ねてきた妓生スンジ。
私はこれでは終わらない!働きすぎたから休んでいるだけ!と言うグギョンに、
身分なんて関係ない、初めて会ったときはみすぼらしいならず者でした・・・と
スンジは泣きながら積年の思いを打ち明けるのでした。
グギョンは正祖のことを思い続け、正祖もまたグギョンを思い出しています。
グギョンが待ち続けても登庁命令は届かず、重臣はグギョンの断罪を続け、
グギョンの手下だったキム承旨までがグギョンを非難し始めていました。
重臣の要求の強さに、ついに正祖は故郷への帰郷命令をグギョンに下します。
帰郷の途中に山寺に寄り、ムミョン大師と再会して涙を流すグギョン。
妹に世継ぎを産ませて権勢をふるうつもりなど毛頭なかったと話します。
ホン殿は権勢の本質を知らなかった、節度を守れと言ったはずと大師は悔やみ、
夢がこなごなに砕け散った・・・とおいおい泣くのでした。
グギョンを追放した面々は、グギョンの復帰を恐れ、殺害について話し合い中。
今までグギョンに媚を売ってきたくせに恥ずかしくないのか!
お前らが国や王を口にするな!とイ・ミョンソプが大反対します。
兄キム・グィジュへの手紙を従兄弟キム・グァンジュに託す大妃(貞純王后)。
グギョン失脚のしらせが孤島のキム・グィジュにうれしい驚きをもたらします。
一方、流刑されたグギョンのもとには、友人イ・ミョンソプやウォルレが訪問。
ある日グギョンは、寄ってきたボムチを正祖と思ってひれ伏してしまいました。
自分が幻覚を見たことに愕然として、海辺に座りこむグギョン。
ウォルレが駆け寄ると、グギョンはその姿勢のまま息絶えていました。
海辺には、グギョンを抱きしめて泣き続けるウォルレの姿が・・・。
1781年(正祖5年)4月5日、享年34歳での死でした。
いきなり明るいエンディングが流れて、お・し・ま・い♪です。
―― 完 ――
※「王道」登場人物の整理やつぶやきなどは今後
こちらで記事にしていきます。