『監察下女チェ・トンイのコスプレ事件簿』もいよいよ最終回でーす!
粛宗の反対を押し切って淑嬪チェ氏(トンイ)がイヒョン宮への出宮を決定。
このまま宮殿で左うちわで暮らせるのに!と皆(特にポン尚宮)が思ってますが、
亡き父や兄がそうだったように宮殿を出て貧しい人々のために暮らすことで
延礽君(ヨニングン)にそんな自分の姿を見て育ってほしいとトンイが話します。
引っ越して早々に「トンイがいない宮殿は退屈だ」と粛宗がイヒョン宮を訪問し、
殿下は私にとってすべてです♪とコクられて照れまくってます。アホらし~。
イヒョン宮の塀を壊したトンイが「行列のできるよろず相談所」をオープン!
ヨリという少女の父の濡れ衣を晴らすためにさっそく名取祐子活動を開始します。
何度も押しかけて事件をかきまわすトンイに捕庁の役人がうんざりしていますが、
わたしは容疑者の外知部(ウェジブ=弁護士)ですから♪とトンイはにっこり。
尋問でいためつけられたヨリの父チルボクを見ると憤慨して医官を呼んでやると、
ソ・ヨンギ(徐龍基)、チャ・チョンス(車天寿)、シム・ウンテク(沈雲澤)、
監察府チョン尚宮、ジョンイム(貞任)たちを召集して捜査会議を開きました。
ちなみにソ・ヨンギは官位を捨てており賎民に武術を教える活動をしています。
「淑嬪様にそっくりな娘だ」と両親に騙されてオ・ホヤン(呉浩陽)が結婚。
翌朝、隣に寝ている妻の顔を見るなりぶったまげて部屋から飛び出しました。
うしろ姿は似てるでしょ?と両親がアイゴーアイゴー説得していますが・・・。
ある夜、粛宗がわざとらしくイヒョン宮の近くを通り、ついでにイヒョン宮へ。
事件のことを聞いた粛宗はひそかに内禁衛(ネグミ)の兵を動かしてやります。
そうそう掌楽院コンビのファン・ジュシク僉正とヨンダル(英達)も健在で、
捕庁従事官と戸曹佐郎が密会しているのを目撃してシム・ウンテクに報告。
ヨリ父が殺したとされる戸曹算士たちは税金を二重に奴婢に納めさせていて、
不正の証拠である帳簿を奪おうとした捕庁従事官たちが捕らえられました。
オレの手柄だもんねーと自慢げな粛宗が、賎民の税金を半分にしてくれます。
トンイに助けられた民が集まり、トンイの誕生祝に東屋を建築してくれることに。
この光景を忘れてはなりません・・・と雲鶴(ウナク)師匠が延礽君に教えると、
「もう母上に会いたいと駄々をこねません。母上の教えを心に刻みます!」。
うれしそうに延礽君を抱きしめるトンイを、粛宗とハン尚膳が眺めるのでした。
その夜、粛宗とトンイは市場でおデート。トンイが選んだノリゲを「安物だ」と言い、
店にあるの全部くれ!と大人買いしようとする粛宗をトンイがたしなめて止めます。
「機会はまだまだあります。来年も、再来年も、10年後も、20年後も・・・」。
粛宗がトンイを抱きしめようとしたそのとき、蔵から誰かがさらわれるのを目撃。
ようすを探るためにトンイはまた粛宗の背中の上に乗り塀を越えようとします。
「ウゲエッ以前より重くなってる・・・!」「チョナ~相変らず貧弱ですねっ」。
時がすぎ、延礽君が李氏朝鮮王朝21代国王・英祖として即位。
「夢に母が出てきて『ふくらはぎを出しなさい』と笑っていました・・・」と
トンイのお墓・昭寧(ソリョン)園で英祖がチャ・チョンスに話しています。
近くにマツケ虫を捕まえている少女がいて、その子は幼い頃のトンイにそっくり。
淑嬪様のお墓だからお金をもらったらダメと父も言っています・・・と話すその子に、
貴い志を抱いて貴い人になりなさい・・・とチャ・チョンスが声をかけました。
その少女の名は偶然にもトンイで、父親に「トンイ」と呼ばれて振り返ると、
オーバーラップしてトンイになり、粛宗と二人で仲睦ましく歩いて行くのでした。
―― 完 ――
※各登場人物の結末をひとことでまとめた
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