*韓国ドラマあらすじ部*

韓流時代劇(韓国歴史ドラマ)の最終回までの全話あらすじストーリー(ネタバレ)&感想レビュー&人物相関図など。女人天下、同伊(トンイ)、王女の男、チャンヒビン、馬医、王と私、王の女、正祖イサン、大王世宗(テワンセジョン)、太陽を抱く月、キムマンドク、インス大妃etc

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<「王妃 チャン・ノクス -宮廷の陰謀-」あらすじ 52話(最終回)>

燕山君ご一行は2日間何も食べずに喬洞(キョドン=江華島の奥)に向かいます。
海を前にした燕山君はかつての暴君ぶりが信じられないほど平穏な面持ちでした。

王への怒りがぶつけられたチャン・ノクスの遺体は4日以上も放置されていました。
ノクスの使用人たちが見張りの役人を倒して運び去って山奥に葬ってやり、
キム・ヒョソンとチュンボム父子がお参り。悪口先生が号泣します。
そして斉安(チェアン)大君と夫人キム氏もノクスのことを偲んでいました。
ノクスの芸ではなく「決してあきらめない」という欲望に惹かれた、
一緒にいれば不思議な力が沸いたのだ・・・と斉安大君が夫人に話します。

武官だったパク・ウォンジョンは異例の出世を果たして右議政の地位を得ました。
新しい王妃などとんでもない!王位を降りる!と中宗の憤慨は続いていますが
中宗の正室シン氏(後の廃妃シン氏)の入宮はいまだ認められておらず、
特にパク・ウォンジョンと武霊君ユ・ジャグァンが強硬に反対していました。
廃王(燕山君)の処遇をめぐっても、始末すべき!と主張しています。
さらにパク・ウォンジョンは燕山君時代に修正された記録を元に戻させ、
燕山君の詩も燃やすなど、燕山君への恨みをとことん晴らし続けました。
対して左議政キム・スドンやパク・スンジル、ユ・スンらは温情路線です。

宮殿を出て実家へ戻った燕山夫人シン氏は、喬洞に行きたがっていました。
中宗夫人シン氏は後に岩にチマをかけて王の呼び出しを待ち続けることになります。
「放っておけば花は枯れる」から燕山君に手を出すなと中宗に説く斉安大君。
実権がないからすることがないと言う王に、じゃあ美人を集めては?と笑います。

さて燕山君に付き従った宮女ソヒャンは実は敵の手先だったようです。
なにやら薬を仕込み、そうとは知らず燕山君に食べさせてやるスグンビ。
ノクスといるときはお互いの口に食べ物を運んだものだと燕山君が懐かしみます。
ブツの効き目はゆるやかなようで、燕山君はすぐには亡くなりませんでしたが、
そのあとで詩を書いているときに血を吐いて倒れてしまいました。
焦点が定まらない燕山君の脳裏に、キム尚膳や生母ユン氏やノクスが浮かびます。
多くの人を殺しすぎた、だからこんなに体がつらいのだ・・・と話し、
ノクスの名をつぶやきながらスグンビの胸で亡くなりました。
国葬を命じる大妃(貞顕王后)に、王子としての扱いでの葬儀を功臣らが提案。
罪人だからダーメ!と独裁を貫くパク・ウォンジョンにさすがの大妃もキレてます。

エンディングシーンがすごくヘンです!林立するロウソクの前で人々が踊ってます。
そしてナレーションおじさまが次のような説明で〆てくれました。
「燕山君が暴君であったのは事実だが、王室の権力争いの犠牲者でもあった。
仁粹大妃の冷酷さが燕山君の劣等感の原因とはいえないだろうか?
燕山君は英明で多くの詩を書いたのに、後世に残されたのは稚拙な作品ばかり。
なぜすぐれた詩が燃やされたのか?そこに作為がなかったのだろうか?
強大な権力を手にした最後の王である燕山君を、新たな解釈で描いた・・・」


―― 完 ――

※気づきや雑談はこちらのカテゴリでアップしていきたいと思います。
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<「王妃 チャン・ノクス -宮廷の陰謀-」あらすじ 51話>

やはりお前か?伯母上との約束を破りたくなかったからお前を生かしてきたのに!と
チャン・ノクスの部屋に乗り込んできたパク・ウォンジョンに話す燕山君。
もうあなたは王じゃない!命は助けるから玉璽を差し出せ!と迫るパク・ウォンジョン。
部屋の外で虫の息になっているキム・ジャウォンを抱いておいおい泣く燕山君の姿に、
暴君として恐れられていたのがあの男か・・・?とソン・ヒアンが驚きます。

兄の失政を理由に王位を奪えない!舅(シン・スグン)も殺したくせに!と
反逆軍を前にややカッコよく演説していた晋城(チンソン)大君でしたが、
最後には大妃(貞顕王后)に促されて玉璽を受け取ることにしました。
功臣たちは夫人シン氏(後の廃妃シン氏)を即位式に呼ぶか呼ばないかでプチ揉め。
パク・ウォンジョンや武霊君ユ・ジャグァンは「逆賊の娘」だからと反対し、
領議政ユ・スンやキム・スドンらは王妃として認めなければと意見を述べます。
シン氏は家で待ちぼうけを食わされたまま即位式が行われ、中宗が誕生しました。

宮殿に集まった民の見世物にノクスを差し出しましょう♪とユ・ジャグァンが提案。
部屋に押し入ってきた男たちを、私は王の愛妾よ!と一喝してビンタしたノクスは、
お別れの時が来ました、どうかお元気で、あの世で会えたら再びお仕えします・・・と
燕山君に拝礼して去り、王の側室の私には賜薬を下してほしいと敵に願います。
けれども聞き入れられず、群集にボッコボコ&投石されて、家の蔵もすっからかん。
痛めつけられて道端に倒れたノクスをキム・ヒョソンが遠くから見つめます。

政治は中宗(晋城大君)の思い通りにはならず、功臣たちの思うがまま状態。
先王の降格も流刑も許さぬ!上王にすべし!と中宗が強く主張しても認められず、
怒って便殿を出てっちゃいました。そして夫人シン氏は今も実家で待たされたまま。
不敬な奴らです!譲歩してはだめです!と斉安(チェアン)大君が大妃に説きます。

宮殿から追われる燕山君に、白装束に着替えたパク尚宮やスグンビらが従います。
パク尚宮がてっきり寝返るのかと思っていたのでこの行動は意外でした。
かつては王妃だったシン氏と息子の太子も燕山君についていこうとしますが、
王妃には深く感謝しているが私は近く死ぬだろうから太子を頼む・・・と燕山君。
このたびの反正で三人の兄を粛清されたシン氏は哀れな孤立無援状態となり、
三人で暮らしたい!王の温情をお忘れですか?と大妃と中宗に泣き叫んで頼みます。
その望みを聞いてやりたくても、大妃にも中宗にもその力はないのです。

宮殿からの道を徒歩でてくてく進んでいると、斉安大君が近寄ってきました。
王位を奪われた伯父上なら私の気持ちは痛いほどご存じでしょうと燕山君は笑い、
晋城のことを頼みます・・・と斉安大君をぎゅっと抱きしめて別れました。
そして燕山君は、ふと目に入った道端の遺体がノクスだと知ると、
愛しそうに頬を撫でながら、小生意気だったノクスの姿を思い出すのでした。
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<「王妃 チャン・ノクス -宮廷の陰謀-」あらすじ 50話>

燕山君とチャン・ノクス(張緑水)はすっかり仲直りモードでイチャイチャ~。
“禁欲令ごっこ”をして抱き合い、息子チュンボム養育のお許しももらいました。
近々政変が起こると予想している悪口先生は、頭を丸めて山寺に身を隠せと助言。
「王の次に憎まれている」ノクスは、これだけ出世すれば十分よと断ります。
使用人サンウォルたちに奴婢文書と大金を渡して宮殿に戻っていくノクスを、
オモニ・・・!とチュンボムが初めて呼びかけて見送ってくれました。

王妃兄で晋城大君の義父であるシン・スグンに決起計画を明かすパク・ウォンジョン。
しかし密告もせず協力もせずという立場を貫くと決めているシン・スグンは
「私は何も聞かなかったことにする」とパク・ウォンジョンにお引取り願うと、
木を揺らす風をどう止めるのだ・・・と夫人につぶやくのでした。

謀反メンバーは領議政ユ・スンをはじめとする大臣、地方の首長や官軍とも結託し、
シン・ユンムらも軍人の協力をとりつけて体制をかためていました。
姉(月山夫人)と関係をもったにっくき燕山君を始末したいパク・ウォンジョンを、
明との関係もあるし廃位すればじゅうぶんだとソン・ヒアンが説得しました。

宮殿では、近ごろ立ち直っている燕山君が、大妃(貞顕王后)を慰労する宴を開催。
何かとお疲れ気味の王妃は欠席。大妃はしょーがないので出席する雰囲気です。
その宴に招待されている晋城大君を夫人シン氏(後の廃妃シン氏)は出席させず、
最悪の場合父上は災難にみまわれシン氏一族は滅亡します・・・と言いながら、
朝廷に出るときに着る服と龍袍(ヨンポ)の二種類を用意します。

宮殿の宴は夕刻から始まり、ときには朝まで続くこともあったそうです。
龍のお面をつけた燕山君がフィーバーしている頃(近寄られた大妃ちょい嫌そう)
兵曹判書イム・サホンは自宅で武霊君ユ・ジャグァンに斬られていました。
静かに座って侵入者を迎えたシン・スグンは協力要請を再び断り、絶命します。

迎えにきた兵のことを、「宴会を欠席した燕山君が怒った」と晋城大君は勘違い。
全てを悟った夫人シン氏は、今頃父上は殺されているでしょう・・・と冷静そのもの。
あなたは王位につかれます、シン氏の将来はあなたにかかっていますと夫に言うと、
龍袍を着て出かけさせますからあなたたちは門の外で出迎えなさい!と
パク・ウォンジョンひきいる反乱軍に威厳たっぷりに命じました。

兵士たちが宮殿になだれこみ、宴を終えて大妃殿にいた大妃に領議政が直訴。
失敗があったからと廃位してはだめ!するにしても太子が後を継ぐべき!と
最初は認めなかった大妃も、燕山君一家の安全を条件に彼らの反正を認めました。
燕山12年9月1日、こうして大妃の内諾を得た反乱軍はたちまち内部に攻め入り、
彼らの進路を防いだ内侍キム・ジャウォンも帰らぬ人となりました(殉職ですね)。

燕山君がしたためた「人生は草露のようなもので出会いは少ない」という詩に、
お別れの詩ですね・・・と来るべき最期を予感して涙を流すノクス。
賊たちがノクス殿に入ると、笑う燕山君にノクスが静かに寄り添っていました。
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