王フォンは浄業院の庭で異母兄ヤンミョン君を信頼して打ち明けていたのですね。
世子嬪の死に関わった者の“狩り”をしたい・・・彼らの名簿が必要だ・・・と。
ヤンミョン君はフォンに向けていた刀を反逆者に向け、兵も登場して大乱闘。
最後に残った領議政ユン・デヒョンがフォンの矢とヤンミョン君の剣で倒れます。
戦いを終えた兄弟が微笑み合っていると、残党がヤンミョン君を狙っていました。
けれどもヤンミョン君はあえてその槍を受け、フォンに名簿を渡して絶命します。
「殿下の地位を羨んだこともありますが、私には友と弟のほうが大切でした」。
その頃、王妃ボギョンもみずからの手でひっそりと命を閉じていました。
新王になっても、今のままでも、廃妃になるから、王妃のままで死んだのです。
華やかな装束を着たまま横たえられたボギョンの目を、フォンが閉じてやります。
ボギョンはたしかにヤな女でしたが、ちょっと可哀想でしたよね・・・。
ヨヌは母と兄とも再会。でもミナ公主ったらヨヌを見ても謝りません。
公主のおかげで母が笑顔を取り戻し兄に子ができたとやさしいヨヌでしたが、
殿下と兄上のために生きて許しを請えと態度の悪いミナ公主に諭します。
フォンはミナから公主の座を剥奪し、出産後ただちに都を追放して官婢に降格。
ヤンチョン都尉ホ・ヨムは離異(イイ=国家による強制的な離婚)を命じられ、
財産を没収され、婚礼前の地位に戻り、冗官(ヨングァン)として待機することに。
打ち首にされるべき国巫チャン・ノギョンはヨヌを救おうとしたことが考慮され、
慰霊祭の後で処分を決めると言い渡されましたが、慰霊祭で踊って亡くなります。
色々な処分を終え、王フォンと王妃ヨヌがめでたく正式にご婚礼~!
じれったい!とフォンが尚宮をさっさと下がらせてメイクラブしちゃいます。
このときの演出も、巫女ウォルとのシーンを模していて、気がきいてますね。
この夜の成果なのか・・・、
数年後、宮殿には元子の姿がありました。
元子は雲剣キム・ジェウンが大好きで(フォンいわく「ヤンミョン君に似て」)、
一緒に遊んでいるヨムの息子ウイはヨムに似て書物のほうが好きだそうです。
ちょうどこの頃、ヨヌの懇願を聞き入れたフォンがミナの公主復位を認めたので、
私に気を使わずに復縁して・・・とヨヌに言われてもヨムは首を縦にふりません。
ところが、ソルの魂からメッセージをもらっている巫女チャンシルがこう言います。
「若様は幸せに暮らしているか?とソルがそればかり繰り返して聞くんです」。
これを聞いたヨムはミナ公主を許し、息子ウイと三人で幸せになると決めました。
ヨヌの誕生日に向けてフォンがカヤグムをひそかに特訓しています(ド下手)。
いい子なヨヌは自分の誕生日祝いを中止して活人署に寄付しました。
そして夜・・・隠月閣でカヤグムを弾くフォンの姿にヨヌが感激していると、
プチッと弦が切れたので心配したヨヌがフォンのそばに駆け寄りました。
なのにどこからか、尚膳ヒョンソンが華麗に奏でるカヤグムの音色が・・・。
からくりを理解して笑うヨヌにフォンがチューして終了です。ごちそうさま~!
―― 完 ――
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