*韓国ドラマあらすじ部*

韓流時代劇(韓国歴史ドラマ)の最終回までの全話あらすじストーリー(ネタバレ)&感想レビュー&人物相関図など。女人天下、同伊(トンイ)、王女の男、チャンヒビン、馬医、王と私、王の女、正祖イサン、大王世宗(テワンセジョン)、太陽を抱く月、キムマンドク、インス大妃etc

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<「暴君 光海君」 50話(最終回) あらすじ>

都元帥チャン・マンと副元帥イ・グァルが咸鏡道に派遣されることになりました。
キム・ユのせいで辺境にトバされた!とイ・グァルは恨みを募らせています。
国境に兵を配置するという朝鮮の姿勢に、後金の皇帝ヌルハチたちはご立腹。

穴を掘って逃げようとした廃世子が捕まり、絶食していた世子嬪が命を絶ち、
廃世子も自決を命じられたというしらせに大妃(仁穆王后)が心を痛めています。
いい気味!とは思わないらしく、主上は人を殺めないでくれと仁祖に話しました。

仁祖反正の靖社功臣の一等はキム・ユ、イ・ギ(イ・グィ)、キム・ジャジョム、
イ・ソ、シン・ギョンジン、イ・フンリプ、チェ・ミョンギルら10人に決定。
二等功臣はキム・ギョンジン、イ・シバン、チャン・ユ、ウォン・ドゥピョ、
イ・グァルら15人。三等功臣はホン・ソボン、パク・ユミョンら27人でした。

「龍の涙」を見た方ならご存じの通り、功臣発表には不満と謀反がつきもの♪
「二等?名前が最後?キム・ユの息子ギョンジンとイ・ギの息子シベクより後?」
と怒ったイ・グァルがハン・ミョンリョンたちと謀反の計画を立てますが、露呈。
(イ・ユリムという人が白状し、ムン・ヒとイ・ユが告発したそうです)
でも仁祖は「一国の将軍でしかも功臣を処分できない!」とイ・グァルをかばい、
仁聖君を擁立しようとしたイ・ジョンとハン・ミョンリョンのみを罪に問います。
こうして10月17日、シム・デリムとコ・ドクチャンとキム・ジェスが派遣され、
イ・ジョンとハン・ミョンリョンを捕えるため21日に寧辺に到着しました。
イ・グァルが兵を1万2千人も集めていたそうです。何か他にも経緯がありそうな?

イ・グァルからの協力を請う手紙を中軍ナム・ヨンが都元帥チャン・マンに提出。
チャン・マンのもとにチョン・ウプソクとチョン・チュンシンが駆けつけるも、
イ・グァルはチャン・マンとの戦を望まず、抜け道を通って開城(ケソン)へ。
しかも興安(フンアン)君(宣祖10男)を新王に擁立して盛り上がってます!!
避難してください!という臣下の訴えを退けて悩んでいた仁祖も、結局は避難。
この後も仁祖は二度も宮殿を離れて避難することになります(→「傀儡王仁祖」)。

キルマ峠での決戦を制したのは、都元帥チャン・マンが率いる官軍でした。
風が突然西北風に変わってイ・グァルが敗北したという伝説が残っているとか。
トッポ僧侶とダチのイム・ギョンオプ兄弟はこの戦いで頭角を現したそうです。
イ・グァルとハン・ミョンリョンは水口門(スグムン)を抜けて南へ逃げたのに
功名心に負けた部下によって利川(イチョン)で襲われて最期を迎えました。
(イ・グァル息子のイ・ジョンがどうなったのかの説明はありませんでした)
二人の首は仁祖の避難先の公州に届けられ、仁祖はその4日後の19日に都へ帰還。
こうして「イ・グァルの乱」が終焉し、名実ともに仁祖の時代が始まるのでした。


―― 完 ――

※「暴君 光海君(原題:回天門)」登場人物の整理やつぶやきなどがあれば
今後こちらで記事にしていきます。
※このすぐ後の出来事を引き続き同じキャストが登場して描いたドラマが
「傀儡王 仁祖(原題:南漢山城)」です。あらすじはこちらにあります。
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<「暴君 光海君」 49話 あらすじ>

光海君15年すなわち仁祖元年(1623年)3月13日の夜、29歳の仁祖が即位。
光海君に続き、王妃ユ氏と世子夫妻、イ・イチョムとユ・ヒブンも捕えられ、
軍を動員できる領議政パク・スンジョンの行方だけがわからないままでした。
教書がまだ頒布されていないため新王のことは地方には伝わっておらず、
パク・スンジョンが地方の兵を挙げればそれが官軍となってしまいます。
彼と息子ジャフン(京畿道の監事)が水原府の兵を動かそうとしていた矢先、
教書が下されたました!出陣できません!とパク・アンネという男が報告。
パク・スンジョンとジャフンは、1本の縄で首をしばり池に身を投げました。

新しい領議政にはイ・ウォンイク(ウォニク)が請われ、吏曹判書はシン・ウム、
刑曹判書ソ・ソンまではすんなり決まりましたが、兵曹判書選びで揉め事発生。
義挙の日に弘済院に現れずに慕華館に現れたキム・ユをイ・グァルが罰そうとし、
反対したイ・ギらが指揮権をキム・ユに戻して突入したという経緯があったため、
兵曹判書候補のキム・ユのことをイ・グァルが頑として認めなかったのです。
かかわった全員が功臣だ・・・と仁祖がその場をおさめて宴会を開きましたが、
KYなイ・グァルは宴会の最中もキム・ユを睨みつけたりして雰囲気ぶちこわし。
ムカついた仁祖がその宴会の場でキム・ユを兵曹判書に指名しちゃいました。

仁祖反正から6日後の3月19日、光海君の側近だったイ・イチョム、ユ・ヒブン、
イ・ウィギョン、イ・ホンイク、パク・ウンソらが処分されました(あっさり)。
チョン・ジョとイ・ウィギョンはすでに死んでいたのを首を切られたようです。

西宮に幽閉されていた大妃(仁穆王后)の恨みはそんなことでは収まらず、
3月20日にハングルで書いた備忘録を重臣たちに渡して光海君の処罰を求めます。
「なぜ廃君がまだ宮殿にいるのか?早急に流刑せよ!そしたら昌徳宮へ行く!」。
そこで仁祖が光海君の配流地を報告しにいくと(燕山君と同じ江華島の喬桐)、
思い出してみたら36の罪があったから書いといたわ!と言われて引いてます。
ってことで大妃が光海君ファミリーを簾の向こうに座らせて「大声で読め!」。
父(宣祖)と兄(臨海君)と異母弟(永昌大君)と大妃父を殺したこと、
大妃の母を追放したこと、自分を幽閉したこと、オランケと和親したこと・・・。
涙ながらに読み上げる光海君に怒りをぶつけまくった後で部屋から追い出します。
49歳の光海君と26歳の世子を江華島まで護送したのは、前述のイ・グァルでした。

後金に抑留されたままのカン・ホンリプは、後金の学者の娘と結婚していました。
朝鮮で起こった政変と、新王と首謀者の顔ぶれを知ると、言葉を失います。
仁祖の即位により、朝鮮の外交対策が変わり、後金は再びオランケ扱いに。
まずはチャン・マン(チェ・ミョンギルの義父)が都元帥に任命されました。
副元帥と平安道の監事になったイ・グァルは「キム・ユの差し金!」と怒ります。
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<「暴君 光海君」 48話 あらすじ>

決起の直前に罷免されたイ・ギは、弁明の上書を出すため二人の息子と共に都へ。
そこへキム・ジャジョムがやってきて、上書を送らないほうがいいと止めました。
「罷免したので謀反のことは論じられないから上書を出すと怪しまれます!」。
しかしイ・ギは義挙するつもりはなかったという釈明の上書を送りました。
この文章がとても上手く、光海君は義挙の再論を禁じ、イ・ギの味方も現れます。
北兵使になったイ・グァルや訓練隊長イ・フンリプもそんなニューフェイス。
心強いメンバーを得たイ・ギは、2日後の3月13日に挙兵すると決意しました。
「前日12日の夜10時から12時に弘済院(ホンジェウォン)の森に集合しよう」。

王妃ユ氏に問い詰められたキム・ゲシ尚宮は、今回も謀反の可能性を否定。
三度も告発がありました!とせっつかれた光海君はついに審問の準備を命じます。
パク・スンジョン、イ・イチョム、ユ・ヒブンが義禁府に行くも、時すでに遅し。
反乱軍に突入され、「訓練隊長が内通してました!首謀者はイ・ソグです!」。
明日反撃しよう(byイ・イチョム)とか明日対策を立てましょう(by尚膳)とか
のんきな人たちですよまったく。私でもすぐ側近を集めて徹夜で対応しますけど。
宮女サムォルと逃げ出したキム尚宮はすぐに反逆軍に見つかって斬られました。

キム・ユ、イ・ギ、キム・ジャジョム、イ・グァル、イ・フンリプたちは、
光海君15年(1623年)3月13日の明け方、義挙を起こして昌徳宮を奪いました。
誰かわからん者に挨拶はできん!と楯突く男(ユン・ジギョン?)が登場です。
昌徳宮を留守にできない綾陽君がイ・ギとイ・ドッキョンを西宮へ行かせると
「この10年間、誰も来なかった。明け方に士官も承旨も同行せずに失礼です!」。
そこでイ・ギは都承旨と承旨キム・ジャジョムを連れ、大妃(仁穆王后)に面会。
次の王は綾陽君?王も承旨も勝手に任命したの?とさっそく大妃が鋭く突っ込み、
先王(光海君)やイ・イチョム一家の処分を求め、母を連れて来い!と命じます。
女の恨みは根が深いとの言葉をあらわすように意地を張り続ける大妃でした。

出陣前に綾陽君(後の仁祖)は夫人(後の仁烈王后)を抱きしめていました。
「もし昌徳宮から火があがらなければ、そなたも命を絶たなければならない」。
庭で必死に祈る夫人に、成功しました!と報告が入り、めでたく王妃様♪です。

トッポ僧侶いわく「京畿の兵を集めて討伐軍をつくれば謀反軍を倒せる」そうで、
従えた人数の少ない綾陽君は昌徳宮を離れて西宮へ行くことができませんでした。
やがて臣下の家を転々としていた光海君が捕まり、綾陽君が西宮で大妃に会うと、
「玉璽を私に渡しなさい!!私が玉璽を渡さなければ即位できませんよ?」。
玉璽は大切なのでイ・ギがビビっていると、幽閉生活の恨みつらみを大妃が爆発。
綾陽君は玉璽を大妃に渡させ、それを受け取り、16代王の仁祖になったのでした。
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