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成祖と大妃ユン氏が世子嬪の死後にミナ公主の殿閣を頻繁に訪ねていたと知った王は、ミナ公主まで呪術に関わっていたという事実に愕然とする。それでも身内にも厳しく挑むという姿勢を崩さず、まずは大王大妃ユン氏を温陽に追放した。
次は臣下に処分が下ると察した領議政ユン・デヒョンは、ヤンミョン君を新王に推戴する謀反を計画。新王妃には姪を据えようと考えていた。さらに大王大妃に毒を盛り、ヨムには刺客を放つが、ヨムを慕っていた侍女ソルがヨムを守って死ぬ。この先どう転んでも廃妃は免れないため、王妃ボギョンは自ら命を絶った。
反逆軍と共に宮殿に乗り込んだヤンミョン君は、剣を王ではなく兵に向け、ユン・デヒョンらを始末する。ところが自分を狙う槍をよけずに刺され、大逆者の署名を集めた名簿を王に渡すと、息を引き取った。その後、ミナ公主は出産を終えると官奴に降格され、チャン・ノギョンはヨヌを庇護したことが考慮されたが慰霊祭で命が果てた。
数年後、王は王妃ヨヌとの間に元子をもうけ、ヨムは息子ウイと暮らしていた。王は王妃の願いに応じてミナ公主の復位を認めていたが、ヨムは妹の死を望んだミナ公主を許せない。だが、死んだ侍女ソルがヨムの幸せを願っていると巫女から聞かされ、ミナ公主を許した。王と王妃は今もおしどり夫婦と称されている。