息子だけは助けて!とオ・ムンソンが叫ぶ西門問屋に、キム・マンドクが登場。
東門の大行首様!とすぐにみんながストップするほど尊敬されているようです。
やって来た役人に、「暴徒です」とオ・ムンソンが訴えるも、息子サンが否定。
「ボクが倉庫の鍵を開けたんです」って、息子はまともに育ったんですね~。
息子に責められ、急にみんなの助言を走馬灯のように思い出したオ・ムンソンは
「債権をあげるからサンを育ててほしい」と東門問屋に手紙を残して消えました。
数年後、済州島の人々は凶作による飢饉に苦しんでいました。
キム・マンドクは「これまで何度もタダであげた」のにまた穀物を無料配布。
残りが少なくなると救済米が来るまでお粥にしてもたせる工夫も忘れません。
ここでやっとこさ会話の中の名前だけでない実物の王様(正祖)が登場。
遠い済州島よりも近いところの救済を優先すべきだとの意見が朝廷会議で出ると、
いつも後回しにされてきた!とキム・ウンリョルと領議政チェ・ジェゴンが反論。
その甲斐あって済州島の救済米が手配されますが、台風で船が康津で沈没します。
するとキム・マンドクは全財産をお米にかえて島民を助けることにしました。
「人を助けることは自分を助けること(買う人がいなければ商売できない)」。
今やすっかりビジネスパートナーのオ・メンダルは色をつけて貸してくれます。
チェ・ナムグは物乞いになり、粗末な小屋に住むミョヒャンに一食ゴチに♪
本土のどこかで雇われ人として働くカン・ユジとキム・トンジュも出てきました。
チョン・ドウンはすっかりやさしくなり、キム・マンドクが世話を焼いています。
済州島にやっと米が届き、全財産を処分していた東門問屋は利益を分けて休業へ。
「大切なお客さまと未来のお客さまを救ったから、何も失っていない・・・」。
ム・メンダルに東門を明け渡そうとすると「投資だ」と担保証書を返してくれ、
地元の人々も駆けつけてきて「コメ代よ」と海産物(?)などをくれました。
全財産を投げ打って民に米500石を与えたキム・マンドクの善行は朝廷の議題に。
褒美を与えたいからその者の願いを聞くために早馬を送れと正祖が命令を下し、
私が責任を問われるから頼むから願いを言ってくれと済州島長官がせっつきます。
「王様がいらっしゃる宮殿と金剛山を見てみたい」と言われ、長官キョト~ン。
その答えを聞いた正祖は笑っていますが、朝廷は大騒ぎして全力で反対しました。
「身分の低い者を宮殿に!?出島は国法で禁じられている!罪に問わねば!」。
お前らが見下す商人が民を救う間に何をしてたんだ!と怒った正祖が黙らせ、
内医院の首医女の身分をもらったキム・マンドクは輿に乗って都を行列します。
同行してきたサンをオ・ムンソンが遠くから見ながら「ありがとうございます」。
キム・マンドクはチョン・ホンスのお墓参りをして実父ウンリョルにも再会。
謁見した正祖は商売の元手となる財物を与えようとお言葉をくださいますが
「何も失っていません。元手は人です。人は失っていません」と断ります。
金剛山の見物に不都合がないようにせよ・・・と領議政に命じる正祖でした。
「人を得る商人になりました」と帰りの船でキム・マンドクが師匠に報告します。
―― 完 ――
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