いよいよ最終回ですよ~!チャングムとチャンドクは動物実験の成果をシン・イクピル僉正とチョン・ウンベク判官に見せ、鍼麻酔でマヒさせて小刀でお腹を手術できると説明。「でも王様の体に刃を入れることはできない」と言われ、王妃(文定王后)は非難はしませんが尻込みし、重臣たちはもちろん大反対です。
死期を悟っている中宗は「辛い君主の座もそなたがいたから耐えられた。愛しい女人よ・・・」と最後に礼を言い、チャングムは「主治医として、女として、治療させてください」と手術をお願い。ですが中宗は首を縦に振りません。チャングムに従って手術して助かっても、朝廷が許さないことを知っているからです。
会ったばかりなのにまた会いたい・・・とチャングムへの愛を尚膳にもらす中宗。お灸を丸めるチャングムの指を愛おしそうに見つめます。その後、尚膳に言われたとおりチャングムが北門に行くと内侍たちに連れ去られ、船に乗せられ、そして到着したのはミン・ジョンホの流刑地でした。内侍が王命を読み上げます。
「余の過ちを背負ったミン・ジョンホに最後の命令を下す。チャングムとともに明国へ向かえ!」「チャングムに伝えよ。病弱な余を丈夫にしてくれて、愛する男を追い出した余を恨みもせず悲しみもこらえてくれて感謝している。命を狙うものから守れず許せ。広い土地で誰にも邪魔されず医術の腕をふるえ」
(王が崩御すると御医が処分を受けるので)チャングムが逃げた!と思う重臣たちは、すぐさま早馬を出して捜索。チャングムは中宗を治療しようと都へ戻りますが、もう中宗は崩御しており、チャングムの人相書きが出回っていました。殿下はこれを心配されていたのです!と急き立てる内侍に従い、二人が都を離れます。
8年後。カン・ドックがチャングムの行方を探し回っています。ミン・ジョンホとチャングムは、朝鮮にいました。好奇心旺盛でお転婆な娘ソホンをもうけ、身分を隠し、貧しい村に暮らしています。ミン・ジョンホは革靴をつくり、近所の子に文字を教えているもよう。チャングムは教育ママゴンっぽいですね。行く先々で病気を治しまくって手術をしたがるので、怪しまれて住みかを転々としているようです。
宮殿では、中宗の次の仁宗が崩御した後、明宗が玉座にのぼっていました。その母である大王大妃(文定王后)に気に入られたヨンセンは、宮殿に住み続けています。カン・ドックがチャングムを目撃したと聞いたヨンセンが、大王大妃におそるおそる打ち明けると、「国内にいるなら会いたい!」となり、兵によって発見されたチャングム一家が宮殿へと向かいます。
中宗は重臣たちの要請に応じ「次の代までミン・ジョンホとチャングムを身分回復させぬ」と命じていたそうですが、すでに次々代の治世になっているので、二人の身分はめでたく回復♪そんな人事を勝手に命令する大王大妃の姿に、女人天下な権力を感じますね!
再び同副承旨となったミン・ジョンホを左議政たちかつての上司が笑顔で受け入れ、大長今の称号を取り戻したチャングムも内医院で敬意を持って迎えられます。ヨンセン、ミン尚宮、チャンイ(尚宮に昇格済み!)たちとも幸せなひとときを過ごし、チャンドクとは発見した治療法を自慢合戦。ミン・ジョンホは義両親カン・ドック夫妻にご挨拶します。その後チャングムは、宮中に残らずに民を救いたいと願いました。
ミン・ジョンホ、ソホンとともに海辺を歩くチャングム。破水して息も絶え絶えな女性を発見し、洞窟で帝王切開しちゃいます。母子ともに命を取りとめ、満足そうな笑顔を浮かべるチャングムでした。
―― 完 ――
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