チャンヒビン第98話「優柔不断」
母上が助かるなら死んでもいいと席藁待罪(ソッコデジェ)する王世子。
粛宗の命を受けた内侍らに連れ帰られる王世子の姿が同情を誘いますね。
ナム・グマンの辞表と王世子の席藁待罪で、粛宗の心は揺れているようです。
淑嬪チェ氏は就善堂に乗り込み、出入りしていたイ尚宮を叱った後、
王命に逆らわずこの場で命を断てと禧嬪チャン氏に小刀を差し出します。
殿下にできないことがお前ごときにできるか!と机をバシリと叩く禧嬪。
どこまでもふてぶてしい禧嬪の演技が相変わらず素晴らしいです!
そのとき、“母上!”と叫んで王世子が失神したというしらせが届きました。
通訳官ソ・ジョングはナム・グマンにもう一度辞表で上奏してくれと頼み、
通訳官の分際で口を出すな!と一喝されます。
それでもめげずにほかの大臣にも根回しをする通訳官たち・・・。
都承旨は3万両を受け取って禧嬪の擁護を約束します。
国内各地からも通訳官が集まり、禧嬪救命のための活動を開始。
当時の通訳官らは結社を作って結束しており、清国との行き来で財を蓄え、
さらに国家機密を握っている侮れない存在で、
なんと通訳官10人で朝廷の財産に匹敵するといわれていたそうです。
禧嬪はイ尚宮を使って、チェ氏から殺されかけたと王世子に伝言させます。
証拠の刀を手にした王世子は、なぜ母上に刀を向けた?と激しくチェ氏を責め、
王妃になってグムが王になれるとでも?と罵倒します。
ワクワクしますね~。他の王子の母と仲のいい王世子なんて面白くないですから!
都承旨が賄賂を受け取ったことがあっさりとばれ、
通訳官の動きがヒジェの差し金だということも判明しました。
罪を問われたくないなら禧嬪の自害のために動けと都承旨を脅迫するミン・ジヌ。
一方チェ氏は大殿に行き、粛宗の態度を優柔不断だと評します。
禧嬪を処分しないから国中が混乱していると言い、
ヒジェが通訳官と結託していることやイ尚宮の動きも告げ口しました。
優柔不断という言葉がよほど男心と王のプライドを傷つけたのか、
粛宗は臣下を集め、なぜ誰も刑の執行を進言しないのだ?と叱りつけます。
そして、新たな罪を記した命令書を作成し、禧嬪に賜薬を届けろと命じました。
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