イサン第8話「黒幕の正体」
宴にいたあの茶母(タモ)がソン・ソンヨンだと知った世孫イ・サン(後の正祖)。
すぐに内官ナム・サチョをソンヨンの家に派遣しますが、不在でした。
人のいいソンヨンは画員イ・チョンのアルバイトのヘルプをさせられているようで、
肖像画を発注した両班夫人の家で、ひょんなことからある女性のお手伝いをします。
実はその女性は、実家で療養していた嬪宮キム氏(イ・サンの妃=後の孝懿王后)。
ソンヨンがつくった美しい梅雀菓(お菓子)のできばえにキム氏が喜んでいます。
ソンヨンは不在でしたが、パク・テス&タルホと暮らしていると知ったイ・サンは、
懐かしい三人に会うためにみずから家を訪ねることにしました。
イ・サンを怪しい奴だと勘違いしたテスが殴っちゃった後、夢の再会に大喜び。
国中を9年間探していたとイ・サンから聞かされてテスが大感激です。
「で、ソンヨンは?」と尋ねられたテスが、白布事件のことを打ち明けました。
朝貢船から白布を盗んだごろつきが朝廷の有力者たちと実は通じていることや
自分に仕返しをするために彼らがソンヨンをさらってしまったことを・・・。
王命なしに兵は動かせません!と拒む役人にイ・サンが刀を突きつけて兵を出動。
ソンヨンがごろつきどもに「イ~ッヒッヒ♪」と貞操をうばわれそうなところへ
一足先に駆けつけたテスが生き埋めにされそうになっていると軍が到着します。
ところがその騒動の隙にソンヨンが連れ去られてしまい、小屋はもぬけの殻。
宮殿へ戻れという王命を受けたイ・サンは、現場にナム・サチョを残して戻ります。
宮殿の会議では、イ・サンに白布事件を暴かれたくない老論派の大臣たちが
イ・サンが勝手に兵を動かしたことにイチャモンをつけていました。
そこでイ・サンは、朝貢船から白布を奪った逆賊に重臣が関わっていると明かし、
調査の権限をゆだねてほしいと英祖(ヨンジョ)に願い出てOKをもらいます。
そのころ・・・「まれに見る上玉」なソンヨンが遊郭に売り飛ばされそうです!
恵嬪父ホン・ボンハンの弟ホン・イナンが、老論派一派の仲間入りを誘われています。
今回は、その老論派の皆々が「あの方」と呼んでおそれている真の黒幕が登場。
そのお方は、イ・サンたちの前ではいい人キャラだった貞純(チョンスン)王妃でした。
老論派は、ニセの命令を出して捕らわれていたごろつきどもを移動させて始末。
王印もイ・サンの筆跡もカンペキに真似たその命令書を見たイ・サンが驚愕します。
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