もうこのへんでいいんぢゃ(汗)?と拷問に腰が引き気味の左議政チョン・インジに、
大罪を犯した女に会いに行ったのに?じゃあ殿下を罰しろと?と首陽(スヤン)大君。
ビビるチョン・インジに拷問を託してその場を去って行きました。
重臣らはチョン・ギュン内官の処遇をめぐって(首陽大君の評価を気にして)揉め、
功臣ですし殿下の処分を仰ぎましょうと右議政ハン・ファクがその場をまとめます。
君主が大君に命乞いなどすべきでないと王妃(定順王后)は考えを変えたよう。
端宗は恵嬪ヤン氏の暮らす浄業院(チョンオボン)に泊まると決めると、
大君は兵曹判書イ・ゲジョンに迎えにやり、恵嬪が端宗をなだめて宮殿に帰します。
大殿に戻った端宗に大君が話します。どうしても夜が明ける前に戻ってほしかった、
罪人に会いに浄業院に出入りするのを民が見たら大変ですから・・・と。
すると端宗、また恵嬪を見舞うつもりなので朝まで待たないでくださいと答えます。
そなたは甘すぎる!殿下をそそのかした者を罰しろ!と譲寧(ヤンニョン)大君。
表向きには祖母に見舞いに行っただけの殿下を責めることはできません、
おまけに王妃は明から承認も受けたのです・・・と反論する首陽大君でしたが、
ちょうどいい!すぐ大妃にもなれるな!と譲寧大君は相変らず譲位を迫ります。
義父・首陽大君の即位に向けて駒をひとつ進めたい嫁ハン氏は、
標的として寧陽尉(ヨンヤンイ)の名前を同副承旨ハン・ミョンフェに出します。
ミョンフェはただちにホン・ユンソンに命じて弾劾の上書を提出させました。
寧陽尉とは、端宗の姉・敬恵(キョンヘ)姫の夫で清廉な人物。(
ここや
ここで登場)
義兄が謀反や不正な蓄財をするわけがない!と端宗が首陽大君を責めます。