*韓国ドラマあらすじ部*

韓流時代劇(韓国歴史ドラマ)の最終回までの全話あらすじストーリー(ネタバレ)&感想レビュー&人物相関図など。女人天下、同伊(トンイ)、王女の男、チャンヒビン、馬医、王と私、王の女、正祖イサン、大王世宗(テワンセジョン)、太陽を抱く月、キムマンドク、インス大妃etc

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<「王と妃」あらすじ 91話>

どうせ領議政の人事が不満なんだろ?と怒る世祖にハン・ミョンフェが反論します。
「左賛成ユン・サブン、右賛成パク・ウォニョン、左参賛チェ・ハンは非一等功臣。
私はこの数年間は辺境に送られ、ヤン・ジョンも咸吉道に何年もいました。
ホン・ユンソンとホン・ダルソンも閑職です。殿下に命を捧げた功臣なのに!」。
その対価はじゅうぶん払った!功臣功臣うんざりじゃー!と世祖が怒る理由は、
ホン・ユンソン(仁山君)とホン・ダルソン(南陽君)が女性問題を起こしたり、
信頼していたクォン・ラムが死んで葬式代を送ったら蔵に金銀財宝があったとか。
世子(後の睿宗)@17歳の将来に備えるためにも、彼らを引退させたいのでした。
で、憤りすぎて湿疹がかゆくなったらしく、耐え切れずに怒声をあげています。

中宮殿を出た粋嬪ハン氏に、王妃付きのイム尚宮(新顔です)が付き添います。
「王妃(貞熹王后)が一日数回は粋嬪の話をする」と聞いてハン氏がうれしそう。
いくら考えても私の味方になれるのはハン・ミョンフェしかいない!と断言し、
彼の四女ソンイを次男・者山君の結婚相手にする意向を勝手にかためました。
世子の体調も悪いようだし・・・と意味ありげな言葉をつぶやいていて怖いですね。
厳し~~い粋嬪ハン氏に育てられてきた月山君&者山君は今日も母に叱られ中。
この兄弟の一致した見解としては「どんな妖怪よりも母上が恐ろしい」とか(爆)。
ちなみに長男・月山君の結婚相手は兵曹参判パク・チュンソンの娘だそうです。

新しく領議政となったク・チグァンは、府院君ク・イェの子孫で、字は而栗(イユル)、
本籍は綾城(ヌンソン)。真面目で威厳があり清廉潔白な性格で知られていました。
ある夜、そのク・チグァンと前領議政シン・スクチュを世祖が大殿に呼んで酒盛り。
よくわからない屁理屈みたいなゲームをして世祖だけが大笑いしています。
新旧の領議政に「感謝する&世子をよろしく」ってことのようですが・・・。

世祖夫妻が湯治のため高城(コソン)を訪ねたのち上院寺(サンウォンサ)で祈祷。
病とはいえ国王みずから寺で拝むなんて!とハン・ミョンフェらが憤慨します。
そんな折、功臣の一人である平安道都節制使ヤン・ジョン(楊山君)が都へ帰還。
なんで勝手に帰ってきたんだろ?と言いつつも世祖が慰労の宴を開いてやると、
その宴で「長旅をしたのは殿下です」とヤン・ジョンに引退勧告されちゃいました。
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<「王と妃」あらすじ 90話>

時は過ぎ、世祖12年、端宗(魯山君)が亡くなり9年が過ぎました。
病気がちで全身に発疹ができてかゆみに苦しむ世祖のお体を掻いているのは
臨瀛(イミョン)大君の息子・亀城君(キソングン)イ・ジュンです。
まだ生きていてびっくり~!な孝寧(ヒョリョン)大君が見舞いに訪れ、
ここ数年の状況を上手に世祖との会話にして視聴者に教えてくれました。
現官僚だけに土地を与える職田制(チクチョンジェ)導入、号牌(ホベ)法復活、
『東国通鑑(トングクトンガム)』『経国大典(キョングクテジョン)』編纂など
世祖は善政をほどこしていたものの王室には不幸が続き心が弱っていました。
世子(後の睿宗)の妃(章順王后=ハン・ミョンフェ三女)とその息子も亡くなり、
夢に出てきた顕徳王后(端宗母)の呪いだ!と世祖がおそれおののいています。
またチョン・インジが自分に退位をせまり「そなた」と呼んだのを憤ってもいました。

息子のシン・ミョンが都承旨に、自分は領議政にまで登りつめたシン・スクチュが、
左議政だった吉昌(キルチャン)府院君クォン・ラムのことを思い出しています。
彼は端宗の命を救えなかったことを最後まで悔やみながら世祖のことを案じ続け
親しいハン・ミョンフェの欲望を心配しつつ領議政になれないまま逝去していました。
ハン・ミョンフェは世祖に警戒され一時は地方赴任も多かったようですが
上党(サンダン)府院君の称号をいただき今は右議政となっていました。
首陽家のチョ・ドゥンニムは内禁衛(ネグミ)の上護軍(サンホグン)に出世です。

世子妃だったハン氏は粋嬪(スクビン/スビン)の称号で呼ばれています。
屋敷には相変らず姉ハン氏が入り浸り中。桂陽(ケヤン)君は亡くなっていますね。
粋嬪ハン氏の長男・月山君(ウォルサングン)は風流な生き方を望む小心な性格、
長男よりもさらに厳しく躾けられた弟の者山君(チャサングン)は度胸があり聡明。
「欲は捨てた」と従兄チヒョンに話す粋嬪ハン氏の本心はどうなんでしょうね~。
病床の世子に冷酷だと罵られたことを思い出し一人泣き濡れる日もあるようです。
宮殿とはしばらく疎遠でしたが、月山君の婚礼にあたり久しぶりに訪問すると、
月山君のために集めていたという贈り物を王妃(貞熹王后)がくれるのでした。

突然シン・スクチュが領議政を解任され、後任は功臣でもないク・チグァンに決定。
ホン・ユンソン(仁山君=インサングン)に聞いたミョンフェが大殿へ乗り込みます。
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<「王と妃」あらすじの合間に>

現在89話までのあらすじが終わり、端宗がこの世を去りました。
次の90話では約10年後、病に苦しむ世祖の時代から始まります。

180話以上にも及ぶ「王と妃」を大きくざっくりわけるとするならば、
首陽大君(世祖)が即位して甥・端宗を粛清するまでが第1部、
ハン氏が再び表舞台に出てきそうな世祖時代末期からが第2部でしょうか。

このドラマ、進行がゆっくり気味ではあるのですが、
登場人物がことさら多くそれぞれの描写がとっても丁寧なので
ダラダラしているという不満にはつながりません。
男(というかおっさん)ばかり登場するし、華やかさも突っ込みどころもないけれど、
すっごくおもしろい!ドラマだと思って視聴しています。
こんな感じでこのまま李氏朝鮮王朝末期まで描いてほしいな~と思うほどです。
男っぽい歴史ドラマが好きという男性にもおすすめしたいです。
(といっても合戦のシーンはないのですが)

ということで、今後とも楽しみながら引き続きあらすじをアップしていきます!


※追記

端宗を演じたチョン・テウさんのことを書くのを忘れていました。
幼児でもなく青年でもなく、不安で甘えたくて、でも誰も信じられない、
王としての自覚と自立心を持ちはじめた微妙なお年頃の少年王・・・。
本当に見事に演じきっていて、まさに脱帽モノでした。
こんな上手な子役(というには微妙ですが)さん、なかなかいないと思います。
泣くシーンが多かったので気力も消耗されたことでしょう。
出演時間も長かったはず。お疲れだっただろうな~とご苦労が偲ばれます。

「ハンミョンフェ」にもこれより幼い頃に同じ端宗役で出演していますが
「王と妃」の端宗役のほうがバツグンにイイです!
チョン・テウさんは他の時代劇でもお見かけしたことがありますが
この「王と妃」のチョン・テウさんには本当に唸りました。

そういえば今のところハン・ミョンフェも「王と妃」の方のほうが好きかも。
「王と妃」は名キャスティングぶりにはしみじみと感心してしまいます。
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