この記事は「同伊(トンイ)」あらすじの簡易版です。長めの詳細版(各話版)はこちら→
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ソ・ヨンギは、トンイが生きており義州でヒジェに狙われたことを粛宗に報告。ヒジェから義州での出来事を聞かされたオクチョン(王妃)も驚きに震え、形勢を有利にするためにある作戦を実行する。それは、みずから服毒して危篤状態に陥ることで廃妃ミン氏へ疑いを向けるというものだった。この結果、ミン氏の家は荒らされ、ミン氏と通じて王妃を狙った罪で監察府チョン尚宮やジョンイムが捕らえられる。
ムスリ(雑用係)として宮殿に入り込んだトンイは、粛宗に近づく機会をうかがっていた。ところが掌楽院のオ・ホヤンに目撃され、オ・ユンやヒジェの知るところとなり、命からがら宮殿から逃げ出した。その夜、町の酒場でトンイを懐かしんだ粛宗が、トンイを奏でているトンイを発見する。あの音色の主もわかり二重の喜びに包まれた粛宗は思わずトンイを抱きしめると、やつれたトンイを私家にかくまい御医を手配する。
内禁衛将として復職したソ・ヨンギが、王妃殺害未遂事件の再調査を開始。トンイは洗踏房で働いていたときにオクチョンの服から解毒作用のある緑豆を見つけたことを教え、事件が自作自演の可能性を示す。そんなある日、トンイが倒れて危篤になった。粛宗は自分の湯薬を使わせ、オクチョンは粛宗がトンイをかくまっていると気づく。
火事で消失したと思われていた内需司の帳簿が土の中から見つかった。帳簿が保管される書庫を襲わせたヒジェが、待ち構えていた内禁衛の兵に捕らえられる。帳簿発見はヒジェをあぶりだすための罠だったのだ。粛宗の気持ちが自分から離れたのを悟ったオクチョンは、牢獄のヒジェを訪ね、トンイをそばにおいたことを泣いて悔やむ。
オクチョンが義禁府に命じてチョン尚宮らを解放させると、南人派は引き換えにトンイの取り調べを求め始めた。粛宗は頑として認めず、業を煮やした南人派はトンイ抹殺を企む。だが私家は兵に守られており、トンイはミン氏訪問のため不在。ミン氏は粛宗とトンイが結ばれることを望んでいた。そんな折、トンイは自分が寵愛する宮女であると粛宗が発表する。トンイの安全を確保するための粛宗の決断だった。