ファンジニ第22話「命のゆくえ」
宴会場の中心で、自動オープンした桃の中からミョンウォル(チニ)が現れました。
チュール付きの笠を脱いだ妓生を見て、ピョクケスはじめ重臣一同ドびっくり~。
しかしミョンウォルはせつなそうな表情で踊りつづけ、その姿に皆が涙を浮かべます。
「冬の長い長い夜 その一部を切り取って 春まで布団に入れておきましょう
愛しい人が来た夜に 長くいられるように・・・(この詩、イイですね!)」
中宗も涙を流して見つめていましたが、舞い終わった途端に捕らえさせました。
そのころ・・・キム・ジョンハンの処分の中止命令が伝えられます(予想どおり!)。
「漁夫の利で行首になってもうれしくない!ミョンウォルを助けてください!」。
腹黒だったはずのプヨンの必死の願いにピョクケスが心を動かされたのか、
釈放されたキム・ジョンハンを屋敷に置いて看病してやっています。
中宗はミョンウォルを呼ぶと、20年前に権力のために捨てた妻の話をしました。
「そなたは無念のあまり自害し、キム・ジョンハンは取調べで死んだことにする。
一緒に逃げろ・・・もっと遠いところで誰にも見つからずに暮らせ・・・」。
ところがミョンウォルはそれを拒み、教坊で妓生として暮らしたいと願いました。
ってことで、都にあるメヒャンの女楽で選上妓として働くことになります。
娘が身ごもっており愛する人との暮らしも捨てたと知った母ヒョングムは大ショック。
元に戻っただけ・・・あの人は世の中に必要な人・・・とミョンウォルが話します。
松都に戻ったヒョングムはそのまま寝込んでしまい、薬も拒むのでした。
領議政の下男に息子はいないそうよ・・・とミョンウォルがムミョンに話しています。
父の領議政は親友のチョ・グァンジョをハメて死に追いやったという過去があり、
キム・ジョンハンがチョ・グァンジョの愛弟子だったということも判明です。
ムミョン(本名はサンヒョン)は両班の息子に戻って勉強するという条件を受け入れ、
かわりに領議政は朝廷でキム・ジョンハンをかばって復職に協力しました。
ムミョンはじっくり勉強して父の手を借りずに(不正せずに)科挙に挑むそうです。
復職したキム・ジョンハンでしたが、心を占めるのは愛するミョンウォルだけ。
教坊にミョンウォルを見に行くと、目でそっけなく挨拶を返されちゃいました。
ブレイクハートで酒びたりなキム・ジョンハンをなんとピョクケスが叱ってますが、
座敷にミョンウォルを呼び、この3年はなんだったの?やり直して!とオナゴのよう。
冷たいミョンウォルを「もう少しやさしくできないの?」とプヨンが責めてます。
落胆するキム・ジョンハンの前に、松都からやって来た楽士オムスが現れました。
ミョンウォルが懐妊していると知ったキム・ジョンハンは、急いで彼女のいる寺へ。
妓夫になればいいのか?と迫り、振り払ったミョンウォルが階段から転げ落ちます。
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