第56話 罪人の子
燕山君が生母のことで不穏な動きを始めたと知ったインス大王大妃(ジョン)は、
廃妃ユン氏の母と兄を捜して面倒を見ろと従兄ハン・チヒョンに指示しました。
ユ・ジャグァンとイム・サホンは、ユン氏の件を利用して権力獲得を企み中です。
さて今回の燕山君は泣いたり叫んだりという奇行シーンの後で大王大妃殿を訪問。
嫉妬の末に王の顔に傷をつけたという母の行為を知って恥じているフリをしつつ、
愚かな私はこれまで誤解していました!とジョンに頭を下げて許しを請います。
するとジョンは「先王の亡き後、晋城(チンソン)大君を王にすることもできた。
(燕山君の)即位に反対する人もいたけど、大妃(貞顕王后)が説得したのです」
カンドーしているようすの燕山君にジョンは「聖君になりなさい」と言いました。
(ちなみに燕山君は崩御→即位まで5日かかったのを根に持っているようです)
さっそく燕山君は大妃に感謝を示し、晋城大君を弟として可愛がりはじめました。
が、実の息子を守りたい大妃は「何かウラがあるんじゃないか」とビビリまくり!
さっそくジョンに相談すると、「廃妃とともに追放すべきだった」(今さら?)。
燕山君はある日、昌原の前長官チョ・ジソによる上奏を利用することにしました。
廃妃を許せという彼の訴えを朝廷に諮ってみた後、大王大妃の反応をみるのです。
しかーし!!「廃妃の息子を王にしたのが最大の寛容」と考えているジョンは、
燕山君が生母のお墓のことを持ち出しても「二度とこの話をするな」とピシャリ。
「私の母は大妃」「廃妃の息子という汚名がイヤなだけ」と言い繕う燕山君を、
ぜったい何か魂胆があるはずと警戒しています。すごい祖母と孫の関係ですね。
しだいにイム・サホン(ユン氏をかばい左遷された)と親しくなっていく燕山君。
夜な夜な外出して妓生を呼んで宴会を開いており、もちろんジョンは怒ってます。
今回はラストでジュリアナ扇子を持ったチャン・ノクスらしき妓生が登場でーす!
それにしても、大妃も王妃シン氏もチャン・ノクスもお綺麗な女優さんなのですが
お顔が似ていてすぐに区別がつきません・・・。これから覚えられるでしょうか?
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