ブログを放置して3年近く。見に来てくださっている方がいたら、誠に失礼いたしました。
現在、Gyao!で「火の鳥」を見ていて、何だか書きたくなってしまったので、久々にログインしてみました。パスワードが合っててほっとしました。実は「火の鳥」は数度目の視聴になります。ストーリーを知っているし、音楽が流れると懐かしくなっちゃって、流し見感覚で再生してしまいます。
「火の鳥」あらすじ
お金持ちのお嬢様女子大生イ・ジウン(イ・ウンジュ演)は、苦学生のチャン・セフン(イ・ソジン演)に一目ぼれ。猛アタックしてデキ婚に持ち込むが、イ・ジウンの実家からさげすまれ続けるチャン・セフンのプライドはずたずた。イ・ジウンも貧しい暮らしに耐えきれなくなり、ケンカが増え、流産してしまったのをきっかけに離婚する。傷心でアメリカ留学に向かうチャン・セフンに会おうと空港に急ぐイ・ジウン。彼女を止めようと追いかける父親が事故死。父の会社は資金繰りに困っており、逝去直後に不渡りを出し、イ・ジウン一家の生活は一変する。
10年後、アメリカで成功したチャン・セフンは、ソリングループに迎えられ、帰国。ヘルパー(家政婦)として働くイ・ジウンを目撃し、自分のヘルパーとして指名する。だがチャン・セフンにはアメリカで知り合った婚約者ユン・ミラン(チョン・ヘヨン演)がおり、奇しくも彼女はイ・ジウンの友達だった。
折しもその頃、ソリングループの御曹司ソ・ジョンミン(エリック演)がイ・ジウンにぞっこんに。チャン・セフンとイ・ジウンは自分たちが元夫婦だったことを伝えそびれ、過去を知ったソ・ジョンミンとユン・ミランは嫉妬にかられる。特にユン・ミランの執着は病的だった。そして、イ・ジウンの父の会社の倒産にソリングループが関わっていたことにチャン・セフンが気づき・・・
※久しぶりにあらすじ書いちゃいました!疲れた!
※このドラマに出生の秘密は配合されていません。
「火の鳥」感想
このドラマを初めてみたときの感想は、失礼ながらイ・ウンジュさんのことを「ヒロインらしくない女優さんだなあ」と思いました。ちょっとさびしげで地味なんですよね。ライバル役のユン・ミランを演じるチョン・ヘヨンさんが華やかではっきりした美人のせいもあったかもしれません。
私は韓国ドラマを見ると「この女優さんが主役?」「日本でヒロインを演じる女優さんとはちょっと違う」と感じることがときどきあります。なんというか、日本ほど「超美形」「超かわいい」でなくても主役になれるというか。演技力や存在感が重視されるのかなという気がしています。
でも何度も見るにつけ、イ・ウンジュさんのよさがしみわたるんです。女子大生時代と10年後の地味ヘルパー時代は、もちろん意識的に演じ分けているはずですが、ハスキーな声できゃっきゃきゃっきゃとおきゃんな女子大生の姿も、父を死なせて家族を不幸にしたという罪悪感を抱える物静かで大人っぽいヘルパーの姿も、どちらも素敵なんです。私の目が慣れたせいもあると思いますが。
特に10年後の役は、はかなげでさびしげで憂いをたたえていて、「こんな女性がいたら男性は助けたくて愛さずにはいられないだろう」と納得しちゃいます。イ・ウンジュさんがすごくスリムなのも一役買っていると思います。このブログを始めて10年以上なので、私がこのドラマを初めて見たのはきっと10年は前でしょう。その頃の私は今よりぐんと若かったから、イ・ウンジュさんのここまでの魅力に気づけなかったのかな・・・とも思います。
イ・ウンジュさんは私生活で命をみずから絶たれ、韓国では象徴的な存在になっているそうです。今もご健在ならどういう女優さんになっていたのかと残念です。
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