女人天下 第19話 レビュー|感想・あらすじ・見どころ・ネタバレ

★女人天下 あらすじ1~50話

「女人天下」作品情報

李氏朝鮮史で稀代の悪女として名高いチョン・ナンジョンが時の大妃(文定王妃)と手を組み、権力の頂点へとのしあがっていくさまを描いた全150話の超大作。あまりの人気っぷりに当初50話の予定が150話へと大幅に増やされ、放映時間には街から人が消えたというエピソードを持つすごい作品です。

  • 原題:여인천하
  • ジャンル:歴史、権力闘争
  • 韓国での放映:2001年2月
  • 話数:全150話
  • 制作:SBS

第19話の見どころ

この回は敬嬪が絶好調でした。懐妊しているので強気に出れるのでしょうね。男性(華川君)を平気で部屋に招き入れたり、占い師のもとへお出かけしたりと、側室の中でもっともフリーダムです。ですが、これらの行動が約100話後に身を亡ぼす一因になります。

結婚式を望んだナンジョンが前話で準備万端で待っていたのにすっぽかされたのは本創作エピソードだと思われますが、ストーカー化するのか復讐するのかやっぱり結婚をごり押しするのかは一応見届けたいところですね。

第19話のあらすじ

お腹の子が無事でひと安心した敬嬪は、王妃(文定王后)から届いた湯薬を昌嬪の顔にぶっかけると(ドリフ顔負け~)、王妃に言いつけるのか?お腹の子がいるかぎり手出しさせない!とまくしたて、次はクムを通じて占い師パン・ペギンおじさんにお腹の子の性別を尋ねます。占いどおりに一男二女生んでいるのになあ~とパンおじさんは訝しげですが、次の子供は男の子ですが厄運があるのでお祓いが必要ですと言いました。

内命婦の紀綱より王室の繁栄が大切な大妃(貞顕王后)は、側室に厳しい王妃を注意。王妃は反発しつつも、福成君が血付き手ぬぐいを持っていたことは話しません。

科挙初試に合格したパク・ヒリャン(チョンニョム友達)はナンジョンに惚れます。好きな人と結ばれたいメヒャンは、判府事ユン・イムやペク頭領との水揚げを拒否。おばあちゃんになるまで童妓でいるつもり?という母チャウンの言葉がよかったです。女将チャウンがナンジョンにペク頭領のお相手(水揚げ)をすすめると、商人のお金はほしくありません!と生意気な断り方をします。

チョン・ユンギョムが都摠管(トチョングァン)として都に帰還。正妻パク氏の待つ家には戻らず、一目散にナンジョン母の家へ向かいます。タンチュ僧侶の山寺には廃妃シン氏が訪れ、中宗のための祈願を始めました。

結婚式をすっぽかされたナンジョンは、ユン・ウォンヒョンの前に現れ、ご結婚おめでとうございますと大袈裟なチョル(お辞儀)をして去り、紙切れ(一片丹心)を信じた私が馬鹿だった!思い知らせてやる!と固く誓います。

財産も少しならあるしお前と母親を幸せにする!とキルサンに口説かれても、生活に困らないというだけではイヤと小さくまとまりたくないナンジョン。誰かの側妻になっても私のこと好きでいてくれる?なんて聞くのは罪ですよね。ヌングムのほうは「キルサンとぜったい結婚する!」とまだ息巻いています。

キム・ジョンの孫娘(キム・アンロ姪)との結婚式を終えたユン・ウォンヒョン。ユン家より格上出身の新妻は真面目な性格で、ちょっぴり気詰まりなようで、ナンジョンとのことを後悔していると、タンゴルが「一片丹心」の紙を返しに来ます。それは、ウォンヒョンをおびきよせるためのナンジョンの作戦でした。のこのこやって来て謝るウォンヒョンに、ナンジョンは冷たく振る舞うのでした。

第19話の感想・補足

ここ数話で登場する重要なアイテムが、敬嬪の血がついたハンカチです。それを福城君が持っていることを王妃(文定王后)が問題視しており、なぜ大妃様に話さないのですか?とオム尚宮とオ尚宮が不思議がっていました。

これらのことは成宗時代のエピソードを知っている人ならすんなり受け止められます。成宗の王妃ユン氏は、みずからのふるまいに加え、姑である仁粋(インス)大妃から忌み嫌われていたのが原因で廃妃され、最後には賜薬を飲まされました。宮殿にはユン氏の息子である燕山君が生母の事情を詳しくは知らずに育っており、母の最期の瞬間の血に染まった装束を見て、暴君になりました(ということになっています)。

中宗は成宗の息子なので、これらのエピソードはつい最近のこと。よって、母親の血がついたアイテムがあり、それを息子が持っているという事実は、とんでもないことと認識されていたであろうと推測されます。

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