女人天下 第9話 レビュー|感想・あらすじ・見どころ・ネタバレ

★女人天下 あらすじ1~50話

「女人天下」作品情報

李氏朝鮮史で稀代の悪女として名高いチョン・ナンジョンが時の大妃(文定王妃)と手を組み、権力の頂点へとのしあがっていくさまを描いた全150話の超大作。あまりの人気っぷりに当初50話の予定が150話へと大幅に増やされ、放映時間には街から人が消えたというエピソードを持つすごい作品です。

  • 原題:여인천하
  • ジャンル:歴史、権力闘争
  • 韓国での放映:2001年2月
  • 話数:全150話
  • 制作:SBS

第9話の見どころ

今回は、中宗の正妃(章敬王后)が大君を生んだばかりで没してしまったのを発端に、次の権力を狙って熾烈な争いの幕が開きます。この王妃さまは真面目でおとなしいキャラなのに加え、序盤でいなくなってしまったため、最後まで存在感が薄いです。「こんなにドラマがヒットするなら、私、昌嬪役がよかった!」とか私なら思っていそうだなと下世話な邪推をしてしまいます。

第9話のあらすじ

「王妃様!」とパンおじさんに呼ばれたユン別坐のお嬢さんが怒っています。宮殿には王妃様がいるのに、ほかの人を王妃様呼ばわりするのは罰せられるべきだからです。

父親の看病もしているお嬢さんは、判府事大監ユン・イムに官職をねだっていたごろつきユン・ウォンヒョンの妹でした。この妹は兄と違ってしっかり者。父親の薬代を妓生房で使い込んだ兄を責めた後、遠い親戚にあたる判府事大監ユン・イムから贈られてきたお米を返しに行き、今度からは兄のために兄を追い返してほしいと頼んで判府事夫妻を感心させます。

タンチュ僧侶は、ナンジョンが16歳になるまで寺で預かろうとチャンフン宅に提案。このとき初めてナンジョンの人相を診たパンおじさんはおののきまくり、 “高貴さと卑しさが混じった不思議な相で王族の顔をしている”と評します。

中宗10年。大君が生まれて7日後、下血が続き臥せっていた王妃(章敬王后)が、 どうか王子の将来を守って・・・と中宗に言い残して逝去しました。25歳でした。

悲しみに沈む中宗の心を射止めようと、後宮たちがさっそく行動開始!生まれたばかりの大君のために早く次の王妃を迎えたい大妃(貞顕王后)が 「大君を育ててくれるなら後宮から選んでもよい」と言ったもんだから、側室と功臣はワックワク♪国の物資を銀に替えてナム・ゴンに届けろと実父パク・スリムに敬嬪が命じます。敬嬪は内需司別坐の実父の立場を利用して、物資を高利で運用した資金で手下を増やしているのです。

造紙署司紙チョ・グァンジョは、功臣を「卑しい輩」と罵るなど頑固一徹中。その彼のような新進士類を代表してパク・サンとキム・ジョンが上疏を出します。なんと、廃妃シン氏の復位を求め、シン氏を廃位した平城君たちの罪を問うというものでした。もちろん功臣は大反発。廃妃が復位すれば王妃が生んだ王子が危ない!と昌嬪とヒ嬪が大妃に主張し、女優・敬嬪も中宗に直訴。士林派と功臣派のぶつかり合いの末、上疏文を出したパクとキムが流刑されました。するとチョ(司諫院正言に昇進)が、大司憲クォンと大司諫イの罷職を求めます。

ナンジョンの暮らしを助けたいメヒャンが妓生の服の仕立てをまわそうとするも、チャンフン宅は「花柳界の服は縫わない&ナンジョンに会うな」と冷たい反応。ナンジョンは妓生房に謝りに行き、“和解の酒”でメヒャンと仲直りしました。

田んぼをちょーだい♪とチョン・ユンギョムの正妻パク氏にせがんだタンゴルは、ナンジョンが実の子でないという証拠を「つくってでも持ってこい」と命じられます。その後タンゴルは、パンおじさんの子を妊娠したと思い込んで同居を開始。「ナンジョンの父親は都摠管ではない」とタンゴルとパンが話しているのを偶然聞いてしまったナンジョンは「私の父親は誰!?」と母を問い詰めます。

第9話の感想・補足

後に文定王后となるユン別坐の娘は、「女人天下」ではユン・ウォンヒョンの妹という設定ですが、史実では弟です。相手が兄であっても厳しいのに、実際は弟だったから、さらに恐ろしかったのでしょうね。

廃妃シン氏の復位の請願は史実です。生きている間の復位はかないませんでしたが、没後180年を経て復位が認められています。

<悲劇の王妃・廃妃慎(シン)氏について その1 左議政の娘>

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