女人天下 第16話 レビュー|感想・あらすじ・見どころ・ネタバレ

★女人天下 あらすじ1~50話

「女人天下」作品情報

李氏朝鮮史で稀代の悪女として名高いチョン・ナンジョンが時の大妃(文定王妃)と手を組み、権力の頂点へとのしあがっていくさまを描いた全150話の超大作。あまりの人気っぷりに当初50話の予定が150話へと大幅に増やされ、放映時間には街から人が消えたというエピソードを持つすごい作品です。

  • 原題:여인천하
  • ジャンル:歴史、権力闘争
  • 韓国での放映:2001年2月
  • 話数:全150話
  • 制作:SBS

第16話の見どころ

中宮殿の女官に敬嬪のスパイがいると感づいた王妃(文定王后)が、女官たちを庭に並べてビシバシ折檻するシーンが必見です。女官が「敬嬪殿に買収された」とあっさり吐いているのに「そんなはずはない!」と知らないふりしてお仕置きをする王妃にぜひしびれてください。

第16話のあらすじ

側妻になってくれるかどうか返事を聞きに来たユン・ウォンヒョン承候官に、ナンジョンはキルサンのことを母方の親戚の兄だとごまかしました。病気の母のためにとウォンヒョンはお金を渡し、「嫌なら貸す」となかなかやさしいですね。ところが、心配して訪ねてきたメヒャンがその場面を見て、家で客を取ってる(怒)!と誤解。私も若い頃は男が家に追いかけてきたわ~(むふふ)とメヒャン母が笑ってます。

メヒャン狙いのチョンニョム(ナンジョン異母兄)は友達パク・ヒリャンに、科挙の初試に通ったのはお前だけだから一緒に妓生房に行ってくれと頼みました。妹のオンニョンはヒリャンのことを好きらしく、いそいそお茶なぞ出してますよ。ヌングムはペク・チスの客主で働くことになりましたが、盗み癖が消えていません。

弘文館副提学チョ・グァンジョが提案した賢良科が実現へ向けて進み始めました。士林派の朋党(プンダン=徒党を組むこと)だ!と功臣たちは大反発で、兵を出してチョを討とう!とホン・ギョンジュ(南陽君)が言い出すほど。中宗は元子の輔養官(教育官)にチョの起用を考え、大妃(貞顕王后)は反対します。

「殿下が細かいことまで知っているのは、中宮殿にスパイがいるからだ!」。そう思った王妃(文定王后)は、“中宮殿の壁の耳”を探せとオム尚宮たちに命令。身ぐるみはがした宮女をずらりと並べ、宝石を隠し持っていた二人をビシバシ叩き、宝石は敬嬪殿の女官からもらいましたと宮女が正直に自白しても、自分の罪を隠そうと敬嬪殿を巻き込むのか!と王妃が白々しく怒り続けます。女官折檻事件を聞きつけた中宗が中宮殿へすっとんでくると、前の章敬王后は妊娠を隠し内医院の薬も信じなかったのですと話し、松の実粥事件(犯人敬嬪)やお化け事件(犯人ヒ嬪)の真相もバラします。でも王室のために知らないふりをしてくださいと言われ、中宗は感動するのでした。

ウォンヒョンは、使ってしまった贈り物3万両分を借金して埋め合わせることにしました。判府事ユン・イムに紹介してもらった商人ペク・チスと妓生房で会い、「何かあったらペクを助ける」という覚書に署名して手形を受け取りました。

めざわりなナンジョン母娘を追い出したいパク氏(チョン家正妻)は、手下をよこして手荒な真似をさせていると、タンチュ僧侶が助けてくれます。おかしな言動だったナンジョン母が、ようやく正気を取り戻しました。

第16話の感想・補足

このところ出番の増えたチョ・グァンジョが唱えている「賢良科」は、李氏朝鮮史では欠かせないトピックのひとつです。朝廷に出仕する人物は3年に一度の科挙で募っていましたが、その他にも推薦式も取り入れようというのが彼の提案でした。結果的に、彼の取り巻きが勢いを増すことになり、功臣派たちの大反発を招きます。

ウォンヒョンが妓生房でペク・チスから書類をもらうときに、パッと広げた扇子で受け取っていました。全員がこのように受け取るわけでもないので、ウォンヒョンというキャラの選出なのでしょうか。ちょっと突っ込みたくなったのは、覚書のサインに「尹」とだけ書いて終わらせていたこと。って、簡単すぎません?ユンという名字は、ウォンヒョンの家門だけでも何十人もいると思うのです。

ちなみに、王妃たち一族の坡平ユン氏は当時ときめいていた名門で、本貫が坡平ではない尹氏もいますが、歴史ドラマに出てくる両班のユン氏はたいてい坡平ユン氏であることが多いです。

メモ的に残しておきますが、お仕置きされていた女官たちは韓国語では「ムスリ」と呼ばれていました。

コメント

  1. 黄梅 より:
    白衣での折檻

    このシーン、わあっ!とびっくりしちゃいました。
    屋外でモロ脱ぎさせて折檻ですから(これは応えますね!)