女人天下 第15話 レビュー|感想・あらすじ・見どころ・ネタバレ

★女人天下 あらすじ1~50話

「女人天下」作品情報

李氏朝鮮史で稀代の悪女として名高いチョン・ナンジョンが時の大妃(文定王妃)と手を組み、権力の頂点へとのしあがっていくさまを描いた全150話の超大作。あまりの人気っぷりに当初50話の予定が150話へと大幅に増やされ、放映時間には街から人が消えたというエピソードを持つすごい作品です。

  • 原題:여인천하
  • ジャンル:歴史、権力闘争
  • 韓国での放映:2001年2月
  • 話数:全150話
  • 制作:SBS

第15話の見どころ

キルサン、ヌングム、タルレの豪華脇役陣ご一行様とナンジョンが再会を果たします。彼らはいろんな事件にちょこちょこ絡んできますが、史実としても、ストーリーの本筋としても、そんなに重要ではないことを先にお伝えしておきます。

それにしてもこのヌングム役のキム・ジョンウンさん、「女人天下」に出演したすぐ後に「パリの恋人」で大ブレイクを果たすと思うと感慨深いです。

第15話のあらすじ

ナンジョンはキルサンやタルレ(キルサン妹)と再会。早馬で頭を打ったナンジョン母チャンフン宅は、娘を認識できずおかしな言動を取るようになります。チョン・ユンギョムの正妻パク氏が母にひどいことを言ったと知ったナンジョンは、実家に怒鳴り込んで正妻パク氏やその娘オンニョンをやり込めちゃいました。

妓生房から妓生を買い取れる値段で自分を買ってくれとキルサンがペク頭領に依頼。ヌングムを「ウォルヒと似ている」と話すペクはヌングムに商人教育を始めます。

中宗の前で参判キム・アンロ(希楽堂)がチョ・グァンジョを褒めちぎってます。中宗の姻戚になった自分と判府事ユン・イムが頭角を現すと潰されるので、チョたち士林派と功臣派をぶつからせて“風除け”にしようと考えているのです。そのチョは賢良科という制度を提案。国家試験で公務員を選ぶのは限界があるから人格や素養をもとに推薦で人材を得ようというその主張に、朝廷はまた紛糾します。

敬嬪がひれ伏したときに落とした髪飾りを王妃(文定王后)が尚宮に届けさせ、「髪を飾ることを考えず雑念を払い反抗心をなくせ」とついでに伝言。敬嬪は血を拭いた手ぬぐいを息子・福城君に見せ、恨みを植え付けるのでした。

ある夜、おわたりしてきた中宗に用意した六神(ユクシン)粥を食べさせた後、今日は体調が悪いので昌嬪殿へ行ってくださいと王妃がすすめます。でも敬嬪手先のキム尚宮が「敬嬪様が吐血しました」と教え、中宗は敬嬪殿へ。実家に帰してください~と敬嬪はオヨヨ泣きして、血がついた布で演出もばっちり♪「内需司の実父が国の金を高利で売買し蓄財していると王妃様に叱られました。厳しい父が王妃実家に内帑金を渡さなかったからです(涙)」と女優します。

翌朝、内需司の帳簿の帳尻が合っているのを確認してから、中宗が中宮殿へ。99間もある実家のこと、父と兄の妓生房通いのこと、実家に届く多量の贈り物、国の金に手を出そうとしたことなどを一方的に責めまくって出て行きます。王妃は怒りに震え、早速実家の面々を叱り飛ばし、贈り物の返還を命じました。贈り物を返せと言われても使ってしまったしなあ~と悩みながらユン・ウォンヒョン承候官がナンジョンの家に行くと、キルサンと鉢合わせします。

第15話の感想・補足

韓国ドラマを見ている方はご存じのように、王室の外戚はやっかいな存在です。王室とつながっているということでちやほやされ、地位も上がり、何か頼み事をされることも増えるかわりに贈答品がたんまり。おいしい立場です。彼らが王室に送り込んだ王妃や側室とその王子たちの後ろ盾にもなるので、それなりの資産もないと困るわけで、王室からも後ろ盾を期待されています。ですが、行動が目立つ分、言いがかりをつけようと思えばつけやすくもあり、王が王妃や側室の一族を疎ましく思ったとき、具体的には世継ぎを脅かす存在であると考えたときは、ばっさり処分されてしまいます。王妃が実家の愉快な面々を口を酸っぱくしてしつけているのは、このような背景があるゆえと思われます。

コメント

  1. 黄梅 より:

    うめ子さま、こんにちは。

    この回、結構衝撃でした。ナンジョン母がもう真相を半分ばらすし(おいおいっ!て慌てました)、ナンジョンとキルサンの再会はすごい偶然だしキルサンが年上すぎるように見え笑えるし(すみません)、改めてナンジョンは絶世の美女という設定にはお顔が清楚すぎる!などと考え始めました。メヒャンの方がよっぽど・・。

    敬嬪がお辞儀をして髪飾を落としたのにも驚いたら、なんと吐血までするし(あれは演技?それとも本当?)、かつちゃっかり中宗にチクリを入れるし。敬嬪さますごい!!と思いました。

    13話あたりからボーっと見ていたので、このへんで目が覚めて画面にくいついて見ました笑。既にご存知でしたら申し訳ないのですが、昌嬪は生前はもっと低い地位で、孫の宣祖即位後に嬪に格上げされたそうですね。最後の勝者って感じですね!

  2. うめ子 より:
    >黄梅さま

    黄梅さま、いらっしゃいませ♪

    この回の、敬嬪がひれ伏して髪飾り落とすところは
    女人天下のおもしろさが花開きかけるかのようなシーンで
    どろどろっぷりを象徴していますよね。

    チャンヒビンでもいろいろ女同士の謀略がありますが
    質が違うというか・・・
    女人天下らしいシーンだと思います。

    昌嬪はこのドラマでは位が高い「嬪」ですが
    本当はもっと低かったのですよね。
    たしかどこかで記事に書いた覚えがあるのですがもう思い出せません・・・
    やっぱり李氏朝鮮の後の王の「母」となる人なので
    ドラマにしっかり登場させて
    心がけのよい女性だったと演出したかったのかなあなんて思ったりしました。