女人天下 第7話 レビュー|感想・あらすじ・見どころ・ネタバレ

★女人天下 あらすじ1~50話

「女人天下」作品情報

李氏朝鮮史で稀代の悪女として名高いチョン・ナンジョンが時の大妃(文定王妃)と手を組み、権力の頂点へとのしあがっていくさまを描いた全150話の超大作。あまりの人気っぷりに当初50話の予定が150話へと大幅に増やされ、放映時間には街から人が消えたというエピソードを持つすごい作品です。

  • 原題:여인천하
  • ジャンル:歴史、権力闘争
  • 韓国での放映:2001年2月
  • 話数:全150話
  • 制作:SBS

第7話の見どころ

「女人天下」の主要人物の一人であるユン・ウォンヒョンが初登場し、チョ・グァンジョが朝廷で脚光を浴びていく序盤が描かれる回です。有名な妓生ファン・ジニは名前だけの登場で、誰かが演じることはないので、期待しないことをおすすめします。

第7話のあらすじ

妓生房で働いているのがバレて父チョン・ユンギョムに叱られたナンジョンは、家には戻らず有名な妓生ファン・ジニがいる松都に旅立つことに。心やさしくしかもリッチなメヒャンは翡翠の指輪をお餞別に贈ると、 「ナンジョンは何も言わずに去った」と都摠管チョン・ユンギョムに告げます。チャンフン宅はついにチョン家を追い出され、タンチュ僧侶の山寺へ行きました。

中宗の寵愛を独占して飛ぶ鳥を落とす勢いの敬嬪が、「どんな臣下も私への寵愛には及ばない。官職の首をすげ替えるなんて簡単。王妃(章敬王后)が娘を生んだら福城君(敬嬪息子)の冊封を申し立てなさい!」と知中枢府事ナム・ゴンに指示。でも田舎者の実父パク・スリムのせいでヒ嬪からは「くさぁ~い!」と嘲笑され、控えめな昌嬪ですら「あの父親のせいで敬嬪は恥のかきどおし」と評しています。

都から離れる前に旧知の仲の革靴屋おじさんに会ったパルングン(巴陵君)は、優秀な男がいるんですよ~と新進士類チョ・グァンジョのことを話します。そのチョ・グァンジョは「卑しい輩が多い!美色(後宮)を退けろ!」と主張。功臣とは違って清廉で真面目なチョ・グァンジョに中宗が惹かれたようです。そのチョ・グァンジョを抱き込みたい知中枢府事が福城君の帝王教育を頼むと、庶子のくせに分不相応だ!と大拒絶したので敬嬪の怒りを買っちゃいました。後宮を遠ざけると世継ぎ不足になるので大妃(貞顕王后)も彼を気に入りません。

判府事大監ユン・イム宅を、ユン別坐の次男ユン・ウォンヒョンが訪ねました。甥(といっても遠い親戚)のユン・ウォンヒョンは、ごろつきみたいな男。官職をねだる甥に判府事は「まず科挙の一次試験に受かれ」と小遣いを渡します。

はるばる松都まで行ったのに、お目当てのカリスマ妓生ファン・ジニは不在。とぼとぼ歩くナンジョンが見回りの役人から尋問されて困っていると、偶然通りかかったキルサンに助けられ、大道芸人軍団の世話になることに。しかし親分(ヌングム父)はナンジョンを童女(トンニョ)として売りました。

第7話の感想・補足

王妃(章敬王后)の兄である判府事ユン・イムとその甥ユン・ウォンヒョンは、このドラマ前半では同じ一族として協力し合う仲ですが、やがて袂を分かち、大ユン派と小ユン派に分かれて激しく争うことになります。

ファン・ジニは中宗時代の有名な妓生で、ドラマや映画にもなりました。たしかにナンジョンと同じ時代を生きており、ファン・ジニのほうがナンジョンより少し年上のよう。ナンジョンがファン・ジニに教えを請いに行くという設定は不自然ではなさそうです。松都というのは現在の北朝鮮の開城のあたりで、高麗時代や建国したばかりの李氏朝鮮時代の都。風流の街として知られていました。ですが、史実でも一応漢陽(ソウル)生まれとされるナンジョンがはるばる松都まで行ったかは不明です。

そして気になる方が多いと思われる童女(トンニョ)ですが、人権意識が今とはくらべものにならないこの時代、あまりよい意味の名称ではありません。幼い使用人というか、それよりも気の毒な存在の場合もあったようです。

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