私が一番好きなドラマ「人魚姫」(その1)

韓国ドラマの中で一番好きな時代劇はもちろん「女人天下」。では現代劇では?と聞かれると、「人魚姫」を挙げます。こんなに好きなのにこれまでブログでちゃんと語ったことはありませんでした。

ここで改めて、勝手に長々と語らせていただきます。

最近私が「人魚姫」のことを思い出したのは、ぶっとんでいるけど妙にはまってしまうセリフしつこめのドラマ「結婚作詞 離婚作曲」や「天女ドリアン ~時を超える愛~」の脚本家イム・ソンハンさんがその昔「人魚姫」を手掛けていたのも知ったからです。大好きな「人魚姫」と同じ方が書いたドラマだから「結婚作詞 離婚作曲」や「天女ドリアン ~時を超える愛~」もはまってしまったのか!と腑に落ちるとともに、「人魚姫」のことをよく思い出すようになりました。もう一回見たいけど、動画配信サイトにないんですよね・・・

<あらすじ>

ヒロインはチャン・ソヒさん演じる脚本家ウン・アリヨン。深い恨みを抱える彼女は、ある人物への復讐だけを胸に生きていました。その人物は、家族で親交のあった女優シム・スジョンと不倫した末に再婚するために母ギョンヘと自分を捨てた父ウン・ジンソプの一家。離婚を黙って受け入れた母はそのとき身ごもっており、ジンソプには知らせないまま出産するも、アリヨンの弟は障害があり、幼くして他界。アリヨン母は苦労の末に失明してしまいました。

アリヨン母はもともとはいいおうちのお嬢さんでしたが、幼い息子の治療でお金を使い果たし、生活は極貧に。アリヨンは細い体でアルバイトを掛け持ちしながら母を支え、やがて売れっ子の脚本家として歩み始めます。

一方、アリヨン父ジンソプは新聞社テヤン日報で出世し、シム・スジョンとの間にもうけた娘イエヨンとともに何不自由なく暮らしていました。一家のようすを物陰から見つめながら、いつか絶対に復讐してやる!と静かな炎をたぎらせて育ったアリヨン。にっくき父とシム・スジョンの不倫劇そのままに描いたようなドラマ『愛の歓び』の脚本を完成させると、シム・スジョンを強引にキャスティングします。もちろんシム・スジョンに嫌がらせをするためでした。

アリヨンの復讐の矛先は異母妹イエヨンにも向かいます。イエヨンの婚約者イ・ジュワンは、テヤン日報の社長の息子。彼をイエヨンから奪うために、テヤン日報に勤める友達に協力してもらい、脚本のための取材を口実にジュワンに近づくのでした。

こんな感じで始まるこの物語、まずアリヨンがとても魅力的なのです。チャン・ソヒさんは今もお綺麗ですが、この頃は輝いています。復讐劇なんだけどギャーギャーさわぐドラマではなく、アリヨンはしっとりしていて女らしく、淡々と物語が進んでいきます。脇役たちのしょーもない日常も不要なほどに粛々と描かれ、いつ復讐できるんだーとイラつくこともある長丁場なのですが、それもまたこのドラマにはまってしまう要因。ちなみにしょーもない日常のほとんどは、上にはまだ書いていないテヤン日報一家の嫁姑、後に重要な存在となるブティック経営者スアの息子と娘によって描かれます。

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