今回の「女人天下」の人物相関図では、長通橋の妓生房を覗いてみましょう。
そう、かわいいメヒャンがいるあの妓生房ですよ。
チャウン
妓生房の女将で、メヒャンの母。その昔は名妓として知られていた人とか。
たしか人相見おじさんがメヒャン母を見て
「年をとっても身のこなしはさすが」と感心していたシーンがありましたね。
巴陵君(パルングン)大監が愛したケヒャンと妓生仲間で親友でもあり、
実はメヒャン母もパルングンに想いを寄せていましたが
燕山君の時代に輿清に選ばれて宮殿に入り、
泣く泣くあきらめたという経緯があったそうです。
その後、ケヒャンが妊娠したことを知ったメヒャン母は
平壌のオク進士に身を捧げてメヒャンが生まれたのでした。
ところがナンジョンを産み落とした直後にケヒャンは行方不明に(死亡)。
ある夜メヒャン母はパルングンに告白してついに結ばれ、想いを叶えます。
妓生房の女将としては、娘のメヒャンを厳しくしつける一方、
ナンジョンの才能を見出して妓生房で面倒を見ていた時期もありました。
流刑されたパルングンを追ってチェジュに行き
(土が悪いからと靴を12足あつらえて行ったエピソードはよかったです!)
都へ戻る途中に火賊に襲われて行方不明になり
(=正しくは他のドラマ出演で忙しいor出演契約が切れた)
まったく出てこなくなります。
オク・メヒャン(玉梅香)
ドロドロの「女人天下」界に咲く一輪の可憐な花。
妓生なのにすごい純情でかわいいキャラです!
もちろんお顔もかわいい。メヒャンラブ!
「ファンジニ」にもオク・メヒャンという人が出てきますが
「女人天下」のメヒャンとのつながりはわかりません。
部屋や庭でカヤグムを奏でたり書をたしなんだりとお稽古大好きなメヒャン。
幼い頃はナンジョンの前でくるくると踊ってましたね。
文学への教養も深く、福城君が驚くシーンもありました。
貧しいナンジョンのためにお金をためてヒスイの指輪を買ったり
妓生房の客(大臣たち)が話す内容をナンジョンに教えてあげたりと
損得抜きでナンジョンのことを思ってくれる奇特な人物。
ナンジョンが性悪の大人になってからも友情を育み続けます。
こんなにいい子で純粋なのは、おばあちゃんに育てられたおばあちゃん子だから?
恋愛面では、判府事ユン・イムに水揚げを狙われるも学者イム・ベクリョンと恋に落ち、
科挙に受かるのをけなげに支え続け、そのうち妓生房をナンジョンに任せて尼になり
(=正しくは他のドラマ出演で忙しいor出演契約が切れた)
まったく出てこなくなります。
シムトゥン
妓生房の下働きの女の子。
一時はメヒャン母と一緒に旅に出るも、シムトゥンは無事に都へ帰還。
その後も妓生房→ウォルヒャン宅(下記にて説明)で働き、最後まで出演し続けます。
モリン
両親を殺された女の子。
山寺で世話になっているときにナンジョンにビビビ!と感じた変わった感性の持ち主。
やたらとナンジョンになつき、ナンジョンが面倒を見ることになりました。
ナンジョンの付き人としてユン家に入る前は、長い間妓生房で下働きをしていました。
ナンジョン以外の人の前ではしゃべれないふりをしているので
妓生房に集う要人たちがモリンの前では油断しちゃうわけなんですね。
こうして仕入れた機密情報をナンジョンに知らせるスパイとして暗躍。
パルングンの部屋に捏造した証拠を仕込んだこともあります。
ソ・ウォルヒャン
松都からやってきた野心ある妓生。化粧が濃い目。ドラマ終盤から登場します。
ナンジョンの隠れた手先として妓生房に勤め、判府事ユン・イムの側妻の座をゲット。
ナンジョンサイドが判府事大監を陰謀で陥れるのに手を貸します。
学者イムとも情を通じています。(こっちはわりと本気だったみたいですね)
ユン・チュンニョン(チョンニョンかも)
ユン・ウォンヒョンの親戚。詳しくは父とウォンヒョンがいとこ。
ドラマ終盤で登場し、ナンジョンを「叔母上」と持ち上げて尻尾をふります。
ナンジョンはこのチュンニョンを妓生房に住まわせ、手下として使いました。
ソ・ウォルヒャンを見つけてきたのもチュンニョンです。
ドラマ終盤では兵曹佐郎の地位に就き、ユン・ウォンロ弾劾に一役買いました。
ちなみに妓生房にはナンジョン実家の異母兄チョンニョムも住みつきます。
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