今回の「女人天下」人物相関図のテーマはユン家です。
王妃(文定王后)の実家で、ナンジョンが居座ることになるあの家のことです。
あ、基本的にこのブログはネタバレ盛りだくさんでして、
「相関図」シリーズも同様にネタバレありです。
結末を知りたくない方はドラマが終わるまで読まないでくださいね♪
尹之任(ユン・ジイム)=坡山府院君王妃(文定王后)の父。府院君とは王妃の父親に与えられる位です。
出世はしておらず(軍器寺別坐)、娘が王妃になる前はとても貧しい暮らしでした。
いつも頭が低めの常識人。ひたすら王妃の安泰を願うとともに、
息子ウォンヒョンの正妻キム氏のこともつねに気遣ってあげていました。
政治に関わる立場ではなかったので重要な動きは全くしません。
声がいつも裏返っている気が・・・。
(でもドラマの最初の頃は裏返ってない声でも話してます。
ということは演技であの声?ある意味すごい役者さんなのかも!)
尹元老(ユン・ウォンロ)王妃の長兄。太ったほう。
55話で弟ウォンヒョンから「だから太るんだ」とつぶやかれていたので
家族も認めるおデブ設定のもようです。
ドラマでは王妃の兄という設定ですが、史実では弟だそうです。
最初は妻の実家(名門だった気がします)に住んでいたという設定でしたが
側妻問題を起こして追い出されてユン家に戻ってきていました。
「外戚だから地位をねだるな、おとなしくしろ」と
王妃やウォンヒョンが何度言っても無駄で、
いつも地位を求めて功臣たちに取り入ります。
後に権力を握った王妃はウォンロを邪魔に思い、なんと処刑されちゃいます!
尹元衡(ユン・ウォンヒョン)王妃の下のほうの兄。史実では王妃の弟だそうです。
ナンジョンの夫ですね。ずっと「承候官」という下っ端の地位でした。
若い頃は遊び人だったらしく妓生房の支払いを溜め込んで
メヒャン母から嫌がられていたこともありましたね・・・。
妹が王妃となりナンジョンを側妻に迎えると
外戚として後に天下を取るために慎重に行動するようになります。
ナンジョンの作戦内では、誰かに噂話を吹き込む役割を主に担当。
中宗に“民心”を伝えるのも得意です。
けっこう人がよくてやさしい人なんですよねえ。
科挙及第して正当に地位を得ようと頑張って勉強するのですが受からずじまい。
・・・と思っていたら史実では1533年中宗28年に文科に合格してました!
そのうち大君を生んだ王妃が実権を握るようになると
権力を手にして贅沢三昧の日々を送るようになります。
キム氏ユン・ウォンヒョンの正妻。キム・アンロ(希楽堂)の姪で
ドラマ中盤まで領議政を務めていたキム・ジョンの孫にあたります。
中宗二番目の王妃が生んだ世子を推す希楽堂大監一派と
文定王后(が将来生むはずの大君)を推すユン家の対立で
両家の間に挟まれて苦悩する気の毒なお方。
生意気な側妻のナンジョンのことも受け入れてやり
その息子サムにも愛情を注いだやさしい人でもあります。
私、ナンジョンが朝廷方面の人にひどいことをするのはまだ納得できても
この正妻さんにヒステリックに当たるのはちょっと受け入れ難かったです。
長年子供ができず肩身の狭い思いをしていたであろうところ、
やっと妊娠!したと思ったらナンジョンに毒を盛られてしまいます。
ユン・サムウォンヒョンとナンジョンの息子。
妊娠がわかった当初ナンジョンは堕胎を考えていましたが
生まれてくる子の扱いを約束してもらい生む決心をします。
教育を受けさせてもらいユン家の長男のように大切に育てられました。
(少なくとも同じ側妻の子というナンジョンの扱いと比べれば天地の差)
側妻の子は父親を「ナウリ(旦那様)」と呼ばなければならない時代、
ウォンヒョンのことを「ナウリ」と呼ぶサムに
「お父様と呼びなさい」とウォンヒョンがたしなめる場面もありました。
悪巧みと王妃の大君祈願で家を留守にしがちなナンジョンにかわり
正妻キムさんが面倒をみてくれ、サムのほうもキムさんになついていました。
(教育ママゴンの)母上(ナンジョン)は嫌いだー!
奥様(キムさん)が母親だったらよかったのに!と涙していましたねえ・・・
両親なき後どうなったかは全く不明です~
モリン山寺→妓生房を経て、ドラマ終盤ではユン家に異動。(くわしくは
こちら)
ナンジョンお付きの人として頑張ります。
ナンジョンが正妻に毒を盛った後始末もモリンがしてくれました。
イム使用人(ユン家の番頭みたいな)のおじさん。
「イムサバン」と呼ばれてる人です。
ユン妃を輩出後、南小門からキョドンの大きな家に引越した頃に雇われました。
(それまでは貧乏で下人を雇えず、王妃が洗濯していたほどですからね)
ペチョン宅おそらく正妻キムさんの実家からついてきた使用人の女性。
ちょっぴり顔が広めのお方。
正妻キムさんの身の回りの世話をする忠実な人です。
タンシルおなじくユン家の下人の女性。ペチョン宅よりも下っ端。