*韓国ドラマあらすじ部*

韓流時代劇(韓国歴史ドラマ)の最終回までの全話あらすじストーリー(ネタバレ)&感想レビュー&人物相関図など。女人天下、同伊(トンイ)、王女の男、チャンヒビン、馬医、王と私、王の女、正祖イサン、大王世宗(テワンセジョン)、太陽を抱く月、キムマンドク、インス大妃etc

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<悪役を引き受けた?太宗>

「大王世宗(テワンセジョン)」あらすじ55話で、世宗の父・太宗が亡くなりました。
渋くて強そうな俳優さんで、太宗のキャラにぴったりだったように思います。
(個人的には世宗を眺めるより太宗を眺めるほうが好きでした)

動乱の中で王権を手に入れ、その後も政敵を粛清しまくりだった太宗。
ドラマではなにかにつけて「刀で政治を行う」「血を流した」だの言われていて
それを自分でも認めていましたね。

第一次王子の乱、第二次王子の乱を経て王権を握った太宗は
六曹直啓制を断行することで王権の強化をはかりました。
その他の政策としては、亀甲船の開発申聞鼓の設置幼い世宗が叩いたアレ)、
仏教の弾圧漢陽への遷都などがしられているようです。

そしてドラマを見ていて強烈な印象をもたらすのが、功臣や外戚の粛清です。
「朝鮮王朝実録」ではわりと淡々と粛清について書かれているのですが、
物語口調で王室を決して“落とさない”「朝鮮王朝史」では
“外戚の排除は高麗時代から維持されていた原則”ともあり、
“外戚は王権を脅かす危険因子以外の何者でもなく
子孫が心置きなく守成の君主として羽ばたけるように道を開いておくことが
創業の君主の面目と心得ていたのであろう”と書かれています。
ということで、「時代の悪役を引き受けた太宗」と表現されていて、
たしかに「大王世宗」を見る限りはうなずける気もします。

太宗の後を継いだ世宗の治世は安定し、さまざまな文化が開花したため、
世宗は聖君の代表とされています。でも世宗が聖君でいられた理由のひとつには、
その前に太宗が基盤を築き、危険因子をつぶしてくれたからでもあるようです。
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<李氏朝鮮第三代国王太宗の略歴>  | HOME | <「大王世宗(テワンセジョン)」あらすじ 55話>



太宗、龍の涙でもそうですが、後からはちょっと言及できないほど
悪いことしてますよね。

でも、この記事を読むと、うなずけます。清朝でも似たような親子
がいて(3代雍正帝と4代乾隆帝)、悪役を引き受けるのってある
なあ、と思いました。

光海君も悪役引き受けたように思うのですが(笑)、李氏朝鮮時代
のうちに復権できなかったから、追号もありえないですね。残念ー。

そういえば、「貞顕王后」と「慈順大妃」の称号の違いがよくわから
ないので(前者は個人名、尊号は尊号といういか、大妃としての
称号だとはわかりますが)、調べたら「経国大典」に載っているのでは?
とのこと。成宗が作ったんでしたっけ、すぐ調べる元気はないですが、
そのうち見てみたいです♪
[ 2010/03/10 09:01 ] [ 編集 ]
黄梅さま、こんにちは♪

> でも、この記事を読むと、うなずけます。清朝でも似たような親子

そうなのですね!やはり太宗が心配の種をすべて刈り取っていたから
世宗時代が安定したというのもあったのでしょうね。


> 光海君も悪役引き受けたように思うのですが(笑)

「王の女」に毒されているだけかもしれませんが、思います思います。
それに仁祖になって以降、代を経るごとにやることなすこと
王室の威厳がだんだん薄れていったように思えるのですよね。
あくまでドラマを見ての勝手気ままな感想ですけど。


> そういえば、「貞顕王后」と「慈順大妃」の称号の違いがよくわからない

私もよくわかっていませーーん(爆)!
最近は「王后」名で書いたほうが後々わかりやすいかなと思って
王后名で書くようにしていますが、
ほんとはどうなのでしょうね~
[ 2010/05/01 21:33 ] [ 編集 ]
こんにちわ。お久しぶりです。
昨今の韓国時代劇もヒュージョン劇が多くなり
それなりに面白いのですが、なんか気が抜けていました
しかし、おととしから昨年にかけて正統派時代劇
が放映されていたそうです。
タイトルは【太宗・イバンウォン】

今まで、バンウォンといえば、ひたすら強い、ねじ伏せる等強い王様の象徴でもありましたが、今回のドラマでは人間バンウォン、実は愛妻家かつ家族思い等入るそうです。

もちろん、ねじ伏せ展開もつぶさに見せてくれるとのことで、久しぶりに韓国時代劇が視聴したくなった次第です。

それにキャストも俊逸で
主人公バンウォン父親役のイ・ソンゲに大王世宗で太宗役を演じられた俳優さん、それを聞いただけでこれはと思いました

次兄、後の定宗役に王と私で酒浸りかつ人間味あったあのヤン役の方。
役どころは、ただの飾り物ではなく父と弟(バンウォン)の確執に心を痛めながら、仲裁役でもあるそうです
このドラマを視聴して、定宗に興味をもったブロガーさんもいるとの事

他にも高麗側、最後までバンウォン達に刃向った学者役に女人天下で中宗役の俳優さん

バンウォンの参謀の一人にチョン・テウさん
最近の俳優は知らない私にとっては悲鳴を上げてしまいました。

そして、バンウォン役には
チュ・サンウクさん
善徳女王で伽耶の王子でユシン派のウォルヤを演じた方です。
ピダムよりもユシンよりもウォルヤ推しだった自分ですが・・
まさか、この方にバンウォン役が回ってくるとは夢にも思わなかったです。
(ユ・ドックンさん、アンジェモさん等のイメージが強すぎてびっくりでした)





[ 2023/01/09 10:18 ] [ 編集 ]
リンリンさま
お久しぶりです!!コメントとうれしい情報をありがとうございます。

私も最近史劇にご無沙汰しておりました。久しぶりの昔の史劇っぽい史劇ということで、リンリンさまの情報を読んでいただけでワクワクしてきました。イ・ソンゲ役の俳優さん、彼がいるだけでドラマが落ち着いて安心して見られる気がします。そして太宗役の方の演技も楽しみですね。

安心の役者さんたちもいながらちょっぴり世代交代しつつという感じで本当におもしろそうです!機会を見つけて見てみます。

久しぶりにあらすじ書きたくなりました。ありがとうございました。またいらしてください♪
[ 2023/01/09 23:12 ] [ 編集 ]
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