議政府参賛として復帰したファン・ヒはまず、王の意思を重臣に伝えさせます。
その意思とは、朝鮮独自の暦法の作成と、上王の軍権を放棄しないことの2つ。
下級役人はどうやって従わせます?と兵曹佐郎チョン・インジが質問すると、
ファン・ヒは「わしもトシとったもんじゃ~ウルウル」と下級役人の情に訴え、
12人は勤務に復帰させるかわりに考績(勤務考査)は何とかしてやると決着。
吏曹判書メン・サソンとも「久しぶりですなあ~」とにこやかに挨拶をします。
続いて“文句言い”礼曹判書ホ・ジョのもとへ集賢殿直提学シン・ジャンが行き
私が賀正使(ハジョンサ)になりました!と挨拶して刺激的な人事案を見せます。
怒ったホ・ジョは「人事案を認めるか復帰するか」と迫られしぶしぶ復帰します。
次にファン・ヒは妓生房で兵曹判書チョ・マルセンに暦法の必要性を説きます。
マルセンが無礼な発言を繰り返していると、ある男がズカズカと入ってきました。
なんとそいつは、ニヤけ顔の譲寧大君(もと世子)!おひさしぶりです~~!
俺を王にしようとしたのはコイツ?とマルセンの肩を掴んでファン・ヒに聞くと、
この謀反には証人が揃っている!あとは告変だけ♪と障子戸を開けさせました。
奥の部屋にはチョン・インジやチェ・マルリがいて会話を丸聞きしていたのです。
さすがのマルセンもすごすごと引き下がり、帰宅してワナワナと震えるのでした。
孝嬪が王妃(昭憲王后)に上王・太宗の余命を伝え、理解を示してと頼みました。
父を殺されたのに許さなければならないのかと悩む王妃はハン尚宮の胸で泣いた後
煎じ薬を持ち、子供たちを連れ、上王殿へ行き、義父に見舞いの言葉をかけます。
お礼を言う世宗には「嫁の義務を果たしただけなので礼は不要です」とピシャリ。
義務を果たすことが一番難しいと誰よりもわかっている・・・と話す世宗でした。
チョ・マルセンはよくわからない屁理屈を並べつつも世宗の立場に理解を示し、
私たち重臣と政治をしてほしいと言い、ファン・ヒの署経(ソギョン)を要求。
(署経/官吏任命時にその資質を検証するため司憲府・司諌院の署名を得る制度)
そうか!そなたは朝廷に戻る名目がほしいのだな!まかせとけ!と世宗は答え、
マルセンがそれを認めたように頭を下げますが、絶対になにか企んでますね!
上王が小高い丘に世宗を呼び出し「天文台を建てるならここがいい」と話します。
「お前は刀を振り回さず、違う道を歩め、私を踏み台にして壮大な夢を持て」。
ある日、世子ヒャンの習射に付き合っていた上王は、ヒャンから質問されました。
「父上とおじいさまのように、意見が対立したらどうすべきでしょう?」。
自分の意見を貫くのだ、それでも父の愛情は変わらない・・・と上王はにっこり。
その後、初めて矢を命中させた世子が喜んでも、上王は居眠りから目覚めません。
とてもお疲れなのだ、ゆっくり休みたいのだろう・・・と世宗が言い聞かせます。
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久しぶりすぎる譲寧大君の登場が嬉しかったです。世子時代はあんなにウザかったのに、今回はいい仕事しましたね!マルセンがびびってて面白かったです♪ でもマルセンはまだまだ倒れそうにありませんが…
そして上王に謝罪する姿は泣けました~ 稀にみる迷惑息子でしたが最期に親孝行できてよかったですね!
とうとう上王が亡くなりました(涙) カリスマ性溢れるお姿が見られなくなるので残念です。
そういえば、ここのところでしゃばりイソンが出てきませんがもう途中降板したのでしょうか。ウザさMAXだっただけに肩透かしな感じですね~