朝鮮を支援する条件として、明国使臣ヘ・スは翰林学士ヨ・ジンの奪還を要求。
その頃、厳原(いづはら)城に潜入した朝鮮軍は、朝鮮人の捕虜を救出しました。
チャン・ヨンシルが牢の鍵を即席爆弾で壊し、幽閉されていたヨ・ジンも脱出。
火薬オタクどうしビビビッときたヨ・ジンは朝鮮語でヨンシルの名を尋ました。
そんなこんなの中、対馬軍が厳原城に引き返してきたので朝鮮軍は撤退しますが、
捕虜131名を救出した6月20日のこの勝利をナレーターおじさまが激ホメ!です。
降伏せよ!という要請が朝鮮側から届くも対馬島主・宗貞盛に応じる気はなく
宗俊(対馬策士)を源道鎮のところへ派遣して九州の支援を依頼していました。
九州の支援を阻止するために、世宗は役人や王子が勢ぞろいした宴を開かせます。
力でねじ伏せるのは未熟者です♪と朝鮮側が明の使臣二人に詩バトルをオファー。
対戦相手が兵曹佐郎チョン・インジと承文院知事シン・ジャンだと知った使臣は、
ただの役人が相手とはずいぶん見くびられたなあ~と笑い(内心はめちゃ屈辱)、
自分たちが勝ったらヨ・ジンを取り戻しても朝鮮に支援はしないと言います。
最初は調子が出なかったインジたちはユン・フェの励ましでメキメキと書き上げ、
さらにシン・ジャンがボケ風味でおちょくったのでヘ・スは怒って離席しました。
明・倭・朝鮮の三者協議をするしかないなあ~とファン・オムが話していると、
ここ一連の“大国らしからぬ対応”をユン・フェがかなり強気でけなしまくり、
我が国王は他国に頼らずとも祖国を守る術は心得ておられる!と支援を断ります。
賄賂に目がないとはいえヘ・スは明の科試に通った(優秀な)人間ですよ!と
この詩バトルのことを聞いたホ・ジョが言ったセリフがおもしろかったです。
朝鮮を攻めるとは言ってない!と九州の正祐(僧侶・策士)はシラを切り続け、
ほーらだから言ったこっちゃない!とチョ・マルセンやホ・ジョは世宗を批判。
そこで世宗が「九州とは今日から外交断絶!」と言い渡して帰国を命じました。
すると正祐がひざまずき「外交的な断絶だけは勘弁してください!」と懇願。
目をつぶるのは一度きり!源道鎮を説得しろ!とすかさず言い渡す世宗でした。
あなたとやり方は違うけど政治の腕はなかなかだし王室の人間の使い方も上手♪と
息子をほめる大妃(元敬王后)が上王に引退をすすめるも上王は明確に回答せず。
今回もしゃばり女官イソンが昭憲(ソホン)王后にあれこれ助言してウザイです。
朝鮮の強硬な姿勢を知った九州が「支援をやめる」と対馬に伝書鳩♪で伝達。
海岸線は朝鮮軍に封鎖されており、支援ないと対馬側の食料は底をつきそうです。
それなら敵から奪え!ってことで、6月29日、宗貞盛が朝鮮軍の兵站部を奇襲。
攻め込まれたのは、油断して酒盛り中の左軍節制使パク・シルたちの部隊でした。
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