“村人A”のような忠寧大君(後の世宗)の姿に驚く軍器監正イ・チョン。
そこへ女真族が攻めてきて、鏡城節制使チェ・ユンドクらと迎え撃ちます。
国境を越えるなと言っただろ!と村人たちを叱り付けるユンドクはその後、
村人から没収した家財を“なあなあの仲”らしい女真族に渡しています。
そんなユンドクの行為に知らん顔を決め込む忠寧大君。
大君を監視しろとミン・ムヒュルから命じられてきたイ・チョンは、
全然たいしたやつじゃないじゃーーん!と評価を下します。
女真族征伐には軍資金が必要ですが、世子(後の譲寧大君)には決裁権なし。
じゃあ“私田京畿の原則”を廃止しましょう!とミン兄弟(王妃弟)が提案。
世子が即位後に外戚を排除したときに備え、ミン兄弟は勢力を増やしたいのです。
(土地独占を防ぐため)京畿道に限定されていた私有地の原則を解除し、
忠心に篤く税を多く納める者には私有地所有を認めると言い出した世子に、
礼曹参判ホ・ジョは大反対。芸文館の連中も、そりゃまずいでしょ~と反対。
そんな中、なるようにしかならんでしょ~と礼曹判書メン・サソンは鷹揚です。
誰が世子を動かしているのか?外戚か?と領議政ユ・ジョンヒョン。
外戚を遠ざけるために自分を降格させる人事異動を提案したファン・ヒはため息。
王は中央集権、世子が地方分権を進めるとは・・・とほくそ笑む左議政パク・ウン。
世子を止めさせては?と知申事チョ・マルセンが進言するも、放っとけと太宗。
もちろん世子の背後に外戚がいると気づいているようです。
おまけに世子は、家を用意したから出て行け!と敬寧君(孝嬪息子)に命令。
独身の王子は宮殿にいるのが決まり!と孝嬪が反対し(なぜまだ独身?)、
太宗が怒っても、父上に学んだとおり王位を狙う弟への見せしめです!と反論。
孝嬪は太宗の膝でさめざめと泣き(ちょっと色っぽかったです)、
敬寧君は王子なのになぜか輿にも乗らず徒歩で宮殿を出て行きました。
王様のやり方が嫌いだったはずなのにそっくりです!とファン・ヒは世子に抗議し、
私有地規制を解いてはだめです、いったい誰が背後に?と問います。
忠誠を誓ってくれた彼らに下心はない!自分の忠誠を誓った者以外信じない!
父上は自分を試しているが絶対に勝つ!と世子は頑なな姿勢をくずしません。
キム・ハルロの家に娘である世子妃が来て、ひどい!と父を責めています。
世子はハルロの家にオリを置いて、そこに通っていたのです。
その頃キム家の一室では、どうかお元気でとオリが別れを告げていました。
側室と認めて家でも与えてくれと言い出すのか?と冷たく返す世子に、
政務代行の王命が下った世子の迷惑にならないよう身を引くというオリ。
これでもう世子はオリにZOKKON命-LOVE-(←古い)です~
あれ?忠寧大君の妻シム氏に子供が増えてますね。一人と思っていました。
女官イソンは大君家に通って子供たちと遊んであげているようです。
鏡城では、夜になると馬を走らせて怒りを鎮める忠寧大君の姿がありました。
イ・チョンに伴って鏡城に来ていた軍器監少監チェ・ヘサンは、
身分も行動も違うのに大君とお前はそっくりだ・・・とチャン・ヨンシルに語ります。
夜の森では、女親族の部族長トン・メンガや女真族副将トン・ボムチャルを相手に、
チェ・ユンドクが国境を越えたお詫びを渡したり、話し合ったりしていました。
そのようすを目撃したイ・チョンはユンドクを捕らえて都へ送ることに。
するとユンドクに搾取されていた村人たちが、将軍を連れて行くな!と大反対。
彼の悪事を証言したら手柄になるかも!というイ・チョンの頼みを大君は拒み、
ユンドクは鏡城に必要な男だとカン・サンインが言います。
あのときの乳母が見つかりました~とセギ婆が孝嬪に報告しにきました。
元敬(ウォンギョン)王后付きの女官となったイソンはそれを王妃に知らせます。
すぐに消せ!と王妃に命じられたミン・ムヒュルが乳母を捕らえようとした瞬間、
王命を受けた敬寧君やキム・ジョンソが兵士を率いてやってきました。
ミン氏一族に命じられたのか?と太宗からじきじきに尋ねられた乳母は、
敬寧君殺害はミン兄弟ではなく王妃から命じられましたと答えます。
太宗も尚膳ノ・ヒボンも驚愕していますが、今更そんなに驚くことでしょうか?
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