ミン・ムヒュル(王妃弟)は賜薬をぶっとばし、財産隠匿の理由をぶちまげました。
朝鮮建国にはミン一族も功労したのだから下三道のひとつくらい支配して当然!
権力がなければ兄や功臣らのように殺されてしまう!!と。
そして、罪を認めて自害なぞしない!お前の手で殺せ!と世子に歯向かい、
遠地に送って賜死させろー!と命じられちゃいました。
結局お前も父王と一緒!血塗られた玉座に座るのだ!と言い捨てるムヒュル。
心なしか重臣たちもミンの主張にちょっと納得してたように見えましたよ。
幼い頃から可愛がってくれた外戚を守りきれなかったのは世子様ですよん!と、
傷ついた世子の心に敬寧君が塩を塗りこんでくれました。
世子はつかみかかり、いつか殺してやる!と叫びます。
どうせ私は生ける屍、叔父だけでなく弟も殺したら民はどう思うでしょう?と
失うものの少ない敬寧君は怖いものな~し。今すぐ消えろ!と言われると、
私の母上である王妃様のお見舞いに行くのでそれはできませんと答えます。
弟を失う衝撃に耐えられない元敬(ウォンギョン)王后に詫びた後、
やりきれずに部屋中のものを壊しまくる世子に、太宗が教えました。
二人に死を命じたことを忘れるな、今後はむやみに心を開き側近を置くな、
王にはかなわぬ夢だ、友のいない孤独に打ち勝てるのが王なのだ・・・と。
遠地へ送られる弟ミン・ムヒュルとミン・ムフェの前に王妃が現れました。
(以前賜死された)弟を失った私の怒りは自分の胸にしまうべきだった、
王には決して勝てない、温かな血など流れていない恐ろしい人間だと知りながら
なぜ私は復讐など命じてしまったのだ・・・弟を守れなかった姉の私を許すな!と
声を絞り出すようにして号泣して泣き崩れます。(ちょっと泣けます)
一連の事件を、鏡城に行った敬寧君が忠寧大君に伝えていました。
叔父の罪を知りながら告発しなかった13歳の忠寧大君のことを挙げ、
なぜ自分を傷つけたものを許せたのですか?と問い、
仕返しすれば楽になれると信じていたが空しいばかりだと語る敬寧君。
忠寧大君は、自分たちとは違う立場にある兄の苦しみに思いを馳せます。
敬寧君は鏡城節制使チェ・ユンドクが女真族と撃鞠(キョック)する姿に驚愕。
女真族と闇取引もするし王子も殴るひどいやつでっせ~とユンドクを評す大君に、
けなしながらもその口ぶりに敵意を感じませんねと敬寧君が話します。
しかし軍器監正イ・チョンは、ユンドクけしから~ん!と世子に密書を送りました。
私田京畿の原則の廃止に反対する奴は罷免だ~!と世子はプチ暴君化。
暴君だ!と早速チョン・インジらが言い出すと、
じゃあ本当の暴君を見せてやるよ!とその場で罷免を命じちゃいました。
ファン・ヒが言い聞かせようとすると、なぜいつも冷たいのですか?
信じてくれると言ったのに反対ばかりして・・・と涙ぐみます(お前は女か?)。
父の太宗とも揉め、日常業務だけに専念しろ!と怒られると、
馬鹿な私に日常業務を書き出してくださいと言い返し、太宗をワナワナさせます。
鏡城に行っては?と芸文館応教ユン・フェにすすめる芸文館直イ・ス。
忠寧大君を行動させてもその後はどうなる?と反論するユン・フェ。
口先だけで進言し、いざとなると王が怖くて大君を守れなかったと話します。
鏡城からの密書を義禁府司直ク・ジョンスは世子に渡しませんでした。
軍務のことだし叔父上のこともあるし・・・というジョンスを世子は蹴り上げます。
兵曹判書イ・スクボンがカン・サンインからの報告を隠していることを
えらく字数の少ない短い密書で知った世子は、ユンドクの後任にイ・チョンを任命。
今度は世子はオリと一緒に馬を走らせていますが、もうどうでもいいので省略です。
鏡城の指揮権を握ったイ・チョンは早速大砲で女真族を威嚇。
先に挑発したのは朝鮮だ!全力で戦う!と女真族が怒りの文書を送ってきます。
民たちは怪我を負い、そのようすをみた忠寧大君は久しぶりにこぶしを握り締め、
もうすぐ大君が昔のようになってくれる~♪とオム・ジャチが期待してます。
民を介抱してまわるチェ・ユンドクを、民は泣きながら見送ります。
彼は軍器監少監チェ・ヘサンの顔を見るとチャン・ヨンシルの腕をほめ、
女真族と戦うならもっと矢もつくったほうがいいと助言しました。
戦がお好きではないのかと・・・と驚くヘサンに、戦が嫌いな将軍はおらんとユンドク。
戦にも戦い時があると話し、絶対に生き残れよと民に声をかけて去って行きました。
たまらなくなったヨンシルが、ユンドクの復帰を忠寧大君に頼みこみます。
彼はもう去ったから遅いと断る大君に、彼はまだ鏡城にいますよ!とヨンシル。
ユンドクは森で子供たちに避難方法や防御策を教えていて、大君びっくり。
国も見捨てたのになぜここにいる?誰も認めてくれないのに?と問う大君を
ユンドクはいきなり殴り飛ばし、お前のような人間がいるからだ!!と叫びます。
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