この事態にムカつくあまり自軍に手をかける女真族兀良哈部族イ・マンジュ。
明のヘ・スがなだめ、勝手に行動を起こした朝鮮への出兵を口にしました。
集賢殿応教チェ・マルリは、明の礼部でヨ・ジンに会って、征伐を事後報告。。
征伐に反対していたマルリが態度を変えたのを東廠の長ワン・ジンが訝しみます。
武器や兵士が残っている于羅山(ウラサン)城にイ・マンジュが兵を集結。
朝鮮軍はそんな女真族を正午に待ち伏せしており、また新兵器を放ちました。
こうして世宗15年、鴨緑江を奇襲した婆潴江の戦いは朝鮮軍の圧勝で終了。
敵の死傷者は220余名、敵の捕虜は236名、兵器や馬・牛を戦利品として没収し、
朝鮮の戦死者はわずか4名だそうで、おなじみ愛国心たっぷりの説明が流れます。
「この婆潴江の戦いによって朝鮮の遼東に対する影響力は劇的に拡大し、
チェ・ユンドクやキム・ジョンソの北方征伐の出発点となった・・・!!!」。
一年後の世宗16年(1434年)のある夜、門が閉鎖された景福宮は慌ただしい様子。
今夜は世子様はこないわね♪と笑う世子妃ポン氏の横には、肌もあらわな女官が!
世子妃が女官ソサンとデキていると聞いた昭憲(ソホン)王后は怒りに震えるも、
やっと完成した簡儀台(天文観測台)の儀式がある日なので処分を見送ります。
昔の約束どおり晋陽大君(後の世祖)に北極出地の初観測を譲る世子(後の文宗)。
計算したのはオレなのに~!と悔しがる計算担当者のイ・スンジの計算どおり、
漢城の北極出地は38度4分の1と出て、一同は万歳し、また絶賛ナレーションです!
儀式を欠席した天邪鬼な集賢殿応教チェ・マルリはチョン・チャンソンとお喋り。
マルリはチャンソンが明の翰林(かんりん)院に留学していたと知って驚きます。
チャンソンによると「父が実力者だしコネか貢物があれば留学は可能♪」とか。
その場に入ってきた集賢殿副校理キム・ムンから明との取引を責められると、
チャンソンは「取引じゃなく交流♪」とぬかし、新兵器情報の漏洩をすすめます。
明に忠誠心をみせれば留学を認めてくれますよ?というチャンソンの誘いを、
同じようなことをいう人間がいたがオレはそいつが大嫌いだ!とマルリはお断り。
でもキム・ムンは憧れの翰林院への留学に興味をそそられたみたいですね~
一方ワン・ジンはマルリを翰林院に留学させたがっており、ヘ・スを驚かせます。
マルリが大嫌いなチョ・マルセンは都へ戻って世宗に簡儀台の祝いを述べるも、
明の権力構造が変わりそうだから天文台をあきらめてくださいと申し入れます。
簡儀台の失敗を祈ってましたがヨンシルじゃ無理でしたね~と吏曹判書ホ・ジョ。
明の関心をそらせないか?と左議政メン・サソンが領議政ファン・ヒに問います。
世宗は教育した武衛軍(内侍衛の秘密謀報組織)を東廠に潜入らせることに。
めでたく東廠の試験で最高点をおさめたのは、なんとプンゲ@河相我聞でした!
いつの間にか中国語も暗号も武術もバッチリ!去勢手術もすませちゃってます。
今度はわが武衛軍が東廠を制圧する番だ・・・!と世宗が力強く頷くのでした。
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