1422年、崩御した上王・太宗を弔う卒哭祭=チョルゴクチェを行われました。
その頃・・・軍器少監チェ・ヘサンとお供のチャン・ヨンシルは明へ到着。
ファン・オムの手を借りて回回暦を入手しましたが、ヘ・スに怪しまれてます。
朝廷では暦法づくりのためと明らかにバレバレな人事の刷新が行われました。
算学が得意な人物を登用して書雲観(ソウングァン)を拡大させるそうです。
暦法はあきらめないのかと察した領議政ユ・ジョンヒョンや礼曹判書ホ・ジョは、
国葬で延期した議政府参賛ファン・ヒの署経(ソギョン)を世宗に求めました。
もしや何か隠された問題があるのでは?と世宗も側近も集賢殿の学士も心配。
案の定チョ・マルセンはキム・ムンにあるものを資料に紛れ込ませろと命じます。
それは十数年前、太宗がファン・ヒを守るために燃やせと命じた啓目(ケモク)。
その書類を読んだ兵曹佐郎チョン・インジと集賢殿博士チェ・マルリは驚きます。
チェ・マルリは隠蔽したがりますが、清廉なチョン・インジは思い悩みました。
マルセンは集賢殿をつぶさずキム・ムンを副校理に昇進させて操りたいよう。
(ヘ・スは動物嫌い、キム・ムンの泣き所は母親というのがわかりましたね♪)
世子ヒャン(後の文宗)の先生は、おとぼけキャラの集賢殿直提学シン・ジャン!
世宗は授業に同席して、『論語』の意味をテキパキと答える世子にご満悦ですが、
世子は「ユ・ジョンヒョンは悪い臣下」と内侍の話をそのまま口にしちゃいます。
シム・オンを思い出した世宗が中宮殿に向かうも、昭憲(ソホン)王后は不在。
父が眠る野原に行き、草を取りつつ、墓石もつくれないことを詫びていたのです。
王妃についてきたジョンソ王女は、亡き祖父への思いを深めているようです。
子供たちが重臣に反感を持つから一緒に墓参りするなと世宗は王妃を責めました。
隠蔽や黙認はできません!とチョン・インジが世宗に辞表を提出しました。
世宗はそれを差し戻し、ファン・ヒを呼ぶと、ファン・ヒは覚悟していたようす。
“短期で気難しいが意思が強く公正(え?)”なホ・ジョを後任にと願います。
権道(王の絶対権力)を使ってでも守りたいと世宗から言われたファン・ヒは、
反対されるたびに権道を使えばあとは刀しかなくなるから駄目!と反対しました。
こうして内々に吏曹判書に任命されたホ・ジョは、ひねくれながらも感動します。
一方、チョン・インジは、悩みぬいた末にファン・ヒの悪事の隠蔽を決意します。
資料にパク・ポの上書が抜けていると知った世宗は「インジが隠蔽を?」と驚き、
若くして政治を知りすぎたようだ・・・と老獪なチョ・マルセンはニヤリ♪♪
ピョン・ゲリャンが署経の終了を宣言して重臣たちが立ち上がったそのとき、
まだ終わってません!質問を忘れてました!とチョン・インジが発言しました。
「権力を乱用してパク・ポ(←
あの乱の?)の妻を寝取ったのは事実ですか?」。
チョン・インジにそう問われたファン・ヒは、すべて事実だとはっきり答えます。