府院君で領議政のシム・オンが奏請使(チュチョンサ)として明へ発ちます。
誥命(コミョン=中国皇帝の任命書)をもらうという大任を果たすためでした。
すると上王・太宗は、シム・オンの調査を義禁府提調ユ・ジョンヒョンに命令。
叩けばほこりが出るだろ?と下手な刑事ドラマみたいなセリフの上王さまです。
世宗は敬差官の派遣という名目で同副代言ユン・フェを対馬に潜入させることに。
しか~し、訓練していた細作(セジャク)も姿を消したのでバレバレでした。
兵曹参判カン・サンインは細作を連れるユン・フェを見つけて役所に連行しますが
ピョン・マンゴ(ピョン・ドジョン息子)の情報メモをユン・フェが偶然に発見。
もう対馬は30年前とは違う!これでも諜報を重んじる王の邪魔をする気ですか?
“ダニのために家を燃やす”のは上王の得意技ですよ?とサンインに訴えます。
事実を吐け!とピョン・ドジョンに刀を向けるサンイン(部下カン・ユは制止)。
これでも私は正三品の上護軍!証拠を出せ!とドジョンは罪の疑いを否定するも、
息子の仕業だとわかっているらしく、情報をもらしたマンゴを後で叱りました。
自分は朝鮮人じゃない!何かあればすぐに疑われるのに!とマンゴは反抗的です。
軍令を出すには、象牙牌(サンアペ)と烏梅牌(オメペ)というものが必要。
軍権を握る上王殿にあるべきこの2つの牌を、カン・サンインは世宗に渡します。
「朝鮮に数十年住み家族を持った倭人は朝鮮人。罪なき命は奪えません・・・」。
長年信頼していた部下サンインのこの行動に上王・太宗は大きな衝撃を受けつつ、
「朝鮮の忠臣として生きたいのです。斬ってください」と死を待つ彼を斬らず、
そなたはキム・ビョンのように逝くな・・・とサンインに声をかけた昔を思い出すと
「サンインが最後か・・・もう失うものはないから怖いものはない」とひとり言。
そして「特技だろ?」とパク・ウンに密旨を渡してシム・オンの調査を中止させ、
サンインは容易に信念を曲げないから扱いやすい者を選べと言い渡しました。
で、選ばれた兵曹判書パク・スプが、カン・サンインとともにすぐさま拷問~!
(割った陶器の上に正座させて膝の上に石を載せる圧膝(アプスル)という刑)
お仕置きには棒打ち→周牢(チュリ)→圧膝というちゃんとした順序があるため、
尚端院直長キム・ジョンソや礼曹佐郎チョン・インジがルール無視を憤慨します。
軍権を王に渡せとシム・オンに命じられたな?とパク・ウンが決め付けて尋問し、
扱いやすさで選ばれただけあって兵曹パク・スプがすぐに「YES!!」と回答。
恥ずかしくありませんか?とサンインがパク・ウンを嘲笑しながら刑に耐えます。
大妃(元敬王后)は数珠を握り締め、側室・孝嬪もこの事態を心配しています。
父シム・オンの無実を昭憲(ソホン)王后が訴えても世宗は無言のままで去り、
サンインをそそのかしたという罪悪感を抱えるユン・フェに謹慎を命じました。
上王は世宗に「臣下に絶対忠誠を誓わせなければ多くの臣下を失う」と語ります。
王様から奪われる臣下を私一人で済ませられないか?と言いながサンインが失神。
すかさず手押がとられて完成したデタラメ供述調書を上王は泣きながら読みます。
引きずられるサンインに世宗が「そなたの忠誠心を忘れない」と心で話しました。
>下手な刑事ドラマみたいなセリフの上王さまです
>宮殿から引きずり出されるサンインを見送りに行く世宗
上王さま・・確かに安浦刑事(@はぐれ刑事)みたい!
あ、安浦刑事じゃなくて同僚の刑事さんかもです・・・
サンインのこのシーン、見ていてうわーと思いましたが
本文からとんで第一話ともつながっていたんですね。
見たときはすっかり忘れて誰のことだっけ?と思って
いました。涙涙・・
そういえば、元敬王后の方が明成王后(晩年期)や
「龍の涙」で太宗夫人で確か同じ役だった気が・・
チョ・ミョンギョルさんです。余談ですが。
インファさんやイ・ボヒ(キム尚書・インモク王后、女人天下
で大王大妃)さんと並び「お后様女優」さんの一人です♪
やっぱりミョンギョルさんの王后見たくなってきたなあ・・
テワンセジョン見直します!ちかぢか!