新進の官僚や優秀な儒生、一部の場違いな者(=パク・ウン)がメンバーです・・・と、
集賢殿(チッピョンジョン)のことを上王・太宗に報告する知申チョ・マルセン。
そのパク・ウンは左議政と集賢殿領殿事を兼任することになり、
対馬の情報収集にいそしむ世宗に、それは軍務にあたります!と早速お小言です。
しかし世宗は、これは外交政策、征伐で血税を搾り取らなくてもよくするためと返答。
パクを集賢殿の長に据えた人事に右副代言イ・スは疑問を呈しますが、
集賢殿が重臣に攻撃されないためにパクが必要だと、案外したたか♪な世宗です。
老獪なマルセンは、自分の味方を集賢殿に引き入れろとパクにすすめました。
つまりお前の味方でもある者を入れるのだな?とパクはすばやく老獪返し♪
その手下とは、シン・ジャン。優秀だけど名無しの答案を出して科挙は最下位。
外交文書にも署名を忘れて礼曹参判ホ・ジョに叱られているおまぬけキャラです。
あんなアホ男とんでもない!と同意しないパクにマルセンは、
彼を隠れ蓑に本命の手下として優秀なキム・ムンを送り込むのだと話しました。
対馬では、捕らえた明の翰林学士ヨ・ジンを大砲の使い方を聞くために拷問しつつ、
ピョン・マンゴ(もと倭の間者ピョン・ドジョンの息子)から情報を得ていました。
情報戦略を重んじる世宗のもと、同副代言ユン・フェは細作(セジャク)を養成中。
上王の誤解を招くし軍令が2箇所から出ると混乱しますと兵曹参判カンサンイン。
世宗は、対馬の地図すらないことを知っているか?と問い、
軍令を出すといった覚えはない、出兵するのは民なのだ!と民トークで黙らせます。
細作に倭の言葉を教えるだけでも半年かかりまっせとユン・フェが挫折しかけても、
長期的な視点で育成しろ!と命じつつ、敬差官を派遣して情報収集しようとします。
するとすでに上王・太宗が敬差官(宗俊含む)を呼び出し、
倭寇を捕らえねば島主を捕らえるぞ!と宣戦布告を言い渡していました。
なぜ外交に上王が口を出す?とムカついているユン・フェに、
下三道を荒らす倭寇対策を軍事問題だとお考えですとしらっと切り返すマルセン。
あくまで倭寇征伐をしようとする上王・太宗の前に、世宗は思い悩みます。
そんなとき明からユク・ソンジェやヘ・スがやってきました。
世子の任命書も渡していないのに王に即位しやがって!とイチャモンをつけ、
なぜ重病のはずの上王が軍務を握っているのだ?と激怒しています。
使臣らに“物心両面で誠意”を見せて事なきを得たい礼曹参判ホ・ジョに、
最初の出方が大切!新王がみくびられる!と吏曹判書シム・オンが対立します。
そんなシム・オンのことを、(王の)義父ヅラしやがって!と眺めるパク&マルセン。
領議政ユ・ジョンヒョンも、ちょっと気に入らないようすでシム・オンを見てます。
義父の心に打たれた世宗は、勅使らをもてなす間に奏請使(チュチョンサ)を送り、
明の皇帝に親書で説明することにしました。
それなら吏曹の経験豊かでファン・オムとも親交のあるシム・オンを領議政にと
上王が提案してますけど、絶対なんかたくらんでますねー。
案の定、じじいトリオ(パク・ウン&マルセン&ユ・ジョンヒョン)は
上王が外戚を振り落とす罠だな~シム・オンの次の標的は誰だ?と論じます。
矢を放たれる時期を察すれば避けられますと意味ありげに教えるマルセン。
ジョンヒョンがすっとんでって上王に辞職を申し出ると、義禁府提調を任じられます。
上王いわく、私心で王を操る輩を全て処刑してこそ譲位が完了するそうです。
外戚嫌いな父の行動を予感した世宗は、私服に着替えて義父宅を訪れていました。
しかし真面目なシム・オンは、理由もなく刀を振るう方ではないと上王を評します。
父が領議政になった昭憲(ソホン)王后のもとには上流夫人たちがこぞって挨拶に。
父上がどういう政務をしたかよくわかりますね~と大妃(元敬王后)は嫌味を言うと、
石橋を叩いて損はない、私の弟たちの例をみて自重しなさいと警告するのでした。
上王から内廐馬(ネグマ=王が乗る馬)まで賜り、家族や大勢の民に見送られ、
シム・オン(やチェ・マルリや敬寧君)一行は明へ旅立って行きました。
実に華やかな行列だったそうです・・・いうマルセンの報告を聞く上王が恐いです~
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パクもマルセンもかなり目障りですが、じじいトリオって(笑)
うめ子さんさすがです!
それにしても上王怖すぎ…嵐が来る予感ですね~