世子となった忠寧大君は、側近+敬寧君と仲良く撃毬(キョッパン)中♪
太宗は、新世子を認めてもらうため明への秦請史(チュチョンサ)派遣を命令。
色々あっての世子交代劇だったので、あれこれ言われたくない!とこぼしてます。
その明の言葉を習いたがる世子を、世子師となった左議政パク・ウンが大反対。
おまけに王宮の外にも出るなと言い渡し、世子はちょっぴり窮屈そうです。
一方、新しく世子妃となったシム氏は食事の支度をしていたら、
スラッカンの尚宮を迎えたわけではないと元敬(ウォンギョン)王后に叱られ、
嬪宮殿の家具の取り替えも命じられます。さらに王妃付きだった女官イソンは、
(国母教育のため)全ての行動を報告せよという命を受けて世子妃付きとなります。
蔵書閣が大好きな世子は一人で明語の練習をしていました。
書店はどこですか?これはいくらですか?・・・って、トラベル会話ですか?
そこへ、流暢な明語をしゃべりながら女官イソンが入ってきました。
(世子は母のそばにいたイソンに長らく気づいていなかったもよう)
借りたお金の利子の半分は明国の言葉を習うのに使ったと話しますが、
吉日なので世子妃へのおわたりを催促しにきたのがイソンの目的だったようです。
南海岸地方では倭寇が増えていました。
たどたどし~い日本語をしゃべる対馬島主の宗貞盛(すごく悪人面)や
宗俊(策士)や都都熊守が登場します。
領議政ユ・ジョンヒョンは倭寇対策が遅れたとして兵曹と軍の人事を一新。
兵曹判書にパク・スブが、兵曹参判にはカン・サンインが選ばれました。
ある日世子は、大好きな民のようすを見に書筵(ソヨン)をさぼって町へお出かけ。
民は日照りで苦しみ、長男に王位を継がせないせいだと噂していました。
明に世子冊封をしらせる前に民の声を鎮めなければ!と礼曹判書メン・サソン。
吏曹判書シム・オン(世子義父)は赦免令を提案しますが、
世子が祈雨祭をすべきだとパク・ウンは言い張り、世子の書筵さぼりをチクります。
会議の後、太宗は、知申事チョ・マルセン相手に不気味につぶやきます。
赦免令も一時的には効果があるがシム・オンに力を与えてしまう・・・、
パク・ウンとどちらが危険な臣下だろうか・・・?と。
マルセンは、シム・オンを“王を甘やかす側近”だと評しています。
彼はそんな人ではないと否定する領議政ユ・ジョンヒョンに、
権力は人を変える、あなたも世子を推した功臣の一人、
これまで王が側近に何をしてきたか知っているでしょう?と警告します。
雨が降らなかったらどうするんだ?と祈雨祭に大反対のユン・フェは、
妓生房でパク・ウンと密談して取引を持ちかけていました。
世子が即位後したら要職を与えるから祈雨祭の件を取り下げるというその内容に、
仕方ないと消極的賛成のシム・オン。芸文館直イ・スは汚い手だと猛反発。
汚いことは私が引き受ける!お前らは理想論いってろ!とユン・フェが怒ります。
世子は仲間割れする側近の前から去ると、蔵書閣で本に怒りをぶつけました
イ・スは京畿道に流刑されたファン・ヒを訪ね(暇になると釣りが定番?)、
世子の政治の師になってくれと熱く頼み込むも、背を向けられてしまいました。
家具を取替えるようにいったのに!と王妃がイソンにお仕置きしているのを、
私が取り替えるなと命じました!民が苦しむときに無駄使いが嫌で・・・と世子妃。
ちょっぴりムッっとする王妃の本心を、なんと孝嬪が理解していたようです。
家具の入れ替えは厄払いのためですよねと気遣いつつ、
民の声がこんなに強くなるなんて・・・と心配しているそぶりです。(本心かは不明)
漢江の水を田畑に引けばいい!と夢のような発言をするチャン・ヨンシル。
できないことを言うな!お前は責任というものを知らない!とイ・チョンが咎め、
自分は悪くないのに責められるがそれでも責任をとるのです・・・と世子に話します。
世子は蔵書閣にこもり飲まず食わずで書物をあさり、倒れてしまいました。
何たる弱さだ・・・と太宗があきれながら東宮殿に見舞いに行くと、
祈雨祭しか方法がないのに書物の中に逃げていましたと話す世子。
王というものは無理とわかってもやらねばならない、兄弟や臣下や妻を傷つけても
ご飯を食べ眠らねばならないのだ、なぜなら王とは朝鮮そのものだからだと力説。
父が用意させた豪華な膳を、世子は一人で泣きながらかきこむのでした。
その後太宗は大好きな宗廟でご先祖さまに何かを確認したかのように決意すると、
お前が第四代国王だ!と世子に国璽を授けちゃいました。
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