チョン行首が届けた珍味を食べようとした明の勅使ファン・オムを、
そば粉餅を持ってきたニセ熟手ユン・フェが遮ります。毒殺失敗!
ユン・フェはハン尚宮の態度から毒が盛られているのを推測していたのです。
ユン・フェから報告を受けた忠寧大君は内侍ノ・ヒボンに内々に命令し、
食材が腐っている!と責めさせハン尚宮を太平館から追い出しました。
元敬(ウォンギョン)王后は誰が操っているんだろう?と不思議がります。
王妃の告発をすすめる師イ・ス。母を傷つけたくないと大君は拒みます。
事の次第をスパイ内侍チョン・イルチから聞き、大君を殺しておけば・・・とムビ。
革命軍を撤退させたほうがよいのでは?と心配するチャン行首。
高麗復興勢力首長オク・ファンは革命軍の働きに賭けることにしたようです。
悩みが耐えない太宗(テジョン)は領議政ハ・リュンを呼び、
俺を王にしたお前のせいだ・・・王じゃなければよい父親になれたのにとこぼし、
ついに世子(後の譲寧大君)の幽閉を解くと、父に屈してくれと頼みました。
ひ弱な父上ではなく無力な祖国に屈するのです・・・と世子は人質を了解。
次に、礼曹判書ファン・ヒに儒生を救ってくれたことの礼を言います。
私が国王になれたらそなたのような臣下をもてたのに残念だ、
私がいなくなっても儒生らを頼みます・・・と話す世子、立派です!
でも今度は、孝寧大君(二男)に、さぞやうれしいだろ?と嫌味をぶつけてます。
王妃は尚膳ノ・ヒボンをよんで、誰が王座を狙っているのかと問い詰めました。
そうではないと否定しつつも、ヒボンはつい忠寧大君のことを口にしてしまいます。
怒った王妃は大君宅へいき、兄を人質にして権力がほしいか?
おまけに私の邪魔もして!もうお前は私の子じゃない!!と怒りまくり。
ショックで落ち込みまくる大君を、あなたは正しいです!と妻シム氏が支えます。
世子の人質が決まり、次の世子選びを論議する重臣たち。
国の将来がどうなるかわからないのに!と抗議しにきたファン・ヒに
お前は一介の礼曹判書で宰相じゃないだろとハ・リュンが言い返します。
吏曹判書パク・ウンと知申事チョ・マルセンは忠寧大君義父シム・オンに近づき、
側室・孝嬪(ヒョビン)と敬寧君はこれまでの無念をはらすべくメラメラ。
孝嬪は夜更けに兵曹判書イ・スクボンを訪ね、息子に教えをつけてくれと跪きます。
このときの孝嬪付きの尚宮がおきれいな方でした。
こんな武器じゃ勝てません!と火薬をつくってみせたチャン・ヨンシル。
隠れた才能にワン・アンもハン・ヨンノ(ダヨン父)も驚きを隠せません。
火薬をつくるかわりに取引したいとヨンシルがダヨン父に持ちかけると、
娘がほしいならまずは勝ってからだとダヨン父が答えます。
そうこうするうちに地方からの革命軍がオク・ファンのもとに集い、いざ太平館へ。
しか~し、ダヨン父の密告ですでに情報がもれており、兵士に取り押さえられます。
ワン・アンに刀をつきつけ、パク・ウンやチョ・マルセンに突き出すダヨン父。
ついでにヨンシルが戦いで死ぬのを期待しているもようです。
そのヨンシルは戦いのさなか一人で火薬をシコシコつくっていましたが
やがて敵に追われて矢を受けて崖から落ちてしまいました。
そして、無事なはずのファン・オムが、何者かに連れ去られていました。
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