国本(クッポン)が兵士の真似を?と世子(後の譲寧大君)を怒る太宗(テジョン)。
褒美は右軍統制(ミン・ムヒュル)らにあげてください、
自分は罰を受けて軍器監(グンギカム=武器製造の省庁)の官婢になって
敵を全滅させる大砲をつくります!と答えた世子は結局無罪放免となりました。
思うままに行動できていいなあ・・・と忠寧大君(後の世宗・三男)は羨ましげ。
それが単なる王子との違いだ、気をつけろと、孝寧大君(ニ男)が忠告します。
元敬(ウォンギョン)王后の弟であるムヒュルとムフェは、戦の功績が認められ、
中軍将と敬承府(キョンスンプ=世子を補佐する省庁)尹への昇進が目の前。
ミン・ムヒュルに倭軍制圧の指揮を任せた知申事チョ・マルセンに、
復讐心を持つ者を重用するな!と吏曹判書パク・ウンが文句を言います。
王妃は、王に警戒されるから“投げられた肉に飛びつくな”と弟を牽制しました。
勝利の宴で、領議政ハ・リュンや中軍将キム・ハルロ(世子妃父)はウッキウキ~♪
ハ・リュンがムヒュルをおだてるようすをパク・ウンが嘲笑しています。
兵曹判書イ・スクボンは、俺の仕事をしてくれてありがとよっとマルセンに嫌味。
宴に忍び込んだユン・フェは、顔見知りの礼曹判書ファン・ヒに声をかけられ、
勝ちの体裁だけ整えていい気なものだね!と言い返します。
忠寧大君は芸文館大提学シム・オン(妻シム氏父)にユン・フェのことを尋ね、
優秀だが役人の資質に欠けていてファン・ヒにクビにされたと知りました。
襲撃地を見てみたら?というユン・フェに従い、ファン・ヒは現地調査を検討。
芸文館提学ピョン・ゲリャンからそれを聞いたハ・リュンは越権行為だと責め、
倭国の襲来はお前が仕事を怠ったからだ!とファン・ヒを非難しました。
康寧浦へ赴いた忠寧大君は、抗議する民を役人が痛めつけるのを目撃。
止めようとする忠寧大君を、また誰かが死ぬかも!と内侍オムジャチが制止します。
実は現場では、倭寇に襲われた租税倉庫を補填するために役人が民から奪っており、
間者が倭寇の船に指示していたと報告しても無視されていました。
これは、戦で活躍した世子の顔をつぶさないために起きている悲劇でした。
自分のせいで死んだチャンウォンを思い出し、何もできず妓生房で遊ぶ忠寧大君。
正しいと思うなら道を探せ・・・世子への嫉妬心か?と叱る師イ・スはまた、
ずっと傍観者でいるのですか?と孝寧大君には責めるように問うのでした。
武器の倉庫に、側室・孝嬪(ヒョビン)と敬寧君を伴った太宗が現れました。
弓の腕があるなら道具もよいものを選べ、私も弓が得意だった、賢さは母親譲りだ、
お前も私の息子で王子だ・・・と太宗。ああ、孝嬪が望みを抱いてしまいますよ~
ダヨンはチャン・ヨンシルとともに帰宅。しかし母は亡くなったあとでした。
病気の母に冷たかった父を責め、僧侶も呼んでくれないとダヨンが泣きます。
ある日のこと、ミリオタ世子は訓練場で部下に火薬の開発をせかしていました。
(その部下は軍器監少監チェ・ヘサン=火薬発明家チェ・ムソンの息子)
そこへ、妻シム氏の懐妊を知って心を入れ替えたらしい忠寧大君がやってきます。
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>私も弓が得意だった、賢さは母親譲りだ、お前も私の息子で王子だ・・・と太宗。
>ああ、孝嬪が望みを抱いてしまいますよ~
のちの世になったら弓なんて(スイマセン)たしなみくらいなのに、この頃だと
実践で使ったりした経験がある人たちだけにリアルですね!
この間、「龍の涙」で太宗様の兄弟殺し騒動を見て残酷さにウェーとなってしまい
ました。うーん、兄から王位奪回するだけあってタフです。。怖かったー
>思うままに行動できていいなあ・・・と忠寧大君(後の世宗・三男)は羨ましげ。
>それが単なる王子との違いだ、気をつけろと、孝寧大君(ニ男)が忠告します。
世子との違いと、嫡庶の違いってことでしょうか。もし後者もあるなら、宣祖即位
で傍系に王位がいったのは本当に画期的ですね(って、人がいなかったから
仕方ないんですけど)。
それにしてもメタボキルサンに目が言ってしまいます!
キルサンのテーマのところで皆さんおっしゃっていましたがキャラ立ちしすぎです!
余談ですが、「明成皇后」、フィクションだらけでしたが面白かったですよ。
女人天下と違い美化されすぎ・愛国強調などが好みが分かれますが・・・
まだ100年くらいしかたってないので、どうしても論争的になっちゃうテーマ
なのでブログに書くか迷ったんですが、うめ子さまから反応をいただいて
よかったです♪