1418年、兵曹参判カン・サンインが四股を引き裂かれて(車裂き)あの世へ。
後悔しませんか?と問う尚膳ノ・ヒボンに、上王・太宗が新たな書類を渡します。
シム・オンを帰国と同時に捕らえよというその書類に、世宗は震える手で署名。
自分を廃位して父を助けてくれと頼む昭憲(ソホン)王后に世宗は何も言えず、
命は助けてあげて!という大妃(元敬王后)の頼みを太宗も聞き入れません。
シム・オンを追求した知申事チョ・マルセンと左議政・集賢殿領殿事パク・ウンは
将来復讐されないよう昭憲王后の廃妃を計画します。恥知らずなじじいたちです!
明からの帰路にある領議政シム・オン一行は、そんな騒ぎも知らず遼東で野営中。
永楽大典(大百科事典)の閲覧を断られたチェ・マルリがため息をついていると、
ファン・オムらが追いつき「翰林学士ヨ・ジンが失踪したから朝鮮に同行する」。
義州でシム・オンを逮捕せよと命じられたキム・ジョンソは反発しつつ発ちます。
大妃(元敬王后)は王妃母アン氏を気遣い、ハン尚宮に見舞いに行かせます。
王妃の実家に行ったハン尚宮は、男装して明に旅立つ女官イソンを目撃しました。
シム・オンに事態をしらせるためにと女官イソンが明国行きを申し出たのです。
馬鹿なことを!と大妃は王妃を叱り、パク・ウンは「廃妃の理由ができた♪」。
さっそく指名手配されたイソン(明の姿のほうが可愛い)はどうにか検問を抜け、
シム・オンに都で起こっている事態を伝えて「逃げてください!」と迫ります。
宰相に逃亡者になれと?とチェ・マルリは怒り、明のファン・オムに亡命を交渉。
逃げるなら私は知らないふりをしますと敬寧君もシム・オンを微妙に擁護します。
でもシム・オンは帰ると言い張り、チェ・マルリらをじーんと感動させました。
先に国境を越えたいと頼むシム・オンの忠臣ぶりを、ファン・オムも称賛します。
こうして待ち構えていたホ・ジョやキム・ジョンソらがシム・オンを捕えます。
逆徒を捕らえよ!とホ・ジョはエラそう。キム・ジョンソらは敬意をもって連行。
どーでもいいけどイソンのほうも男装の甲斐なく山道で捕らえられちゃいました。
自白させて早々に終わらせよと上王・太宗がパク・ウンに命令。(つくづく怖い)
粛清は私で最後だと約束してくれれば罪を認めようと尋問で答えるシム・オンに、
取調官パク・ウンは意地悪くイソンのことを持ち出し王妃の罪まで言い立てます。
その言葉どおり、ホ・ジョ、ピョン・ゲリャン、ユ・ジョンヒョンら多くの臣下が
座り込んで廃妃を要求しはじめました。(渋々顔のメン・サソンもいましたねえ)
ご決断を・・・とマルセンに促され、久々にこぶしを握り締める世宗でした。
スポンサード リンク