官奴だったチャン・ヨンシルの尚衣院別坐任命を認めた兵曹判書チョ・マルセンを
すっかり見直しちゃった集賢殿博士チェ・マルリがなつきはじめました(甘いよ)。
マルセンはマルリの連れキム・ムン(もと手下)と初めて会ったようにふるまい、
そなたのことをいつも見ているからな~と暗に脅しつけて去って行きました。
(でもマルリには「そなたのことをいつも見守ってやろう」と聞こえています)
体調不良が続くジョンソ王女が鼻血を出したので世宗が見舞いにかけつけると、
昭憲(ソホン)王后は「今眠ったところだから!(いても邪魔)」と冷たい対応。
そこへハン尚宮が、シム・オンの復権と夫人アン氏の身分回復を頼み込みますが、
世宗はもちろん聞き入れません。←尚宮が大逆人の復権なんか頼みませんよね?
王女は風邪ではなく心脾血虚(再生不良性貧血)という診断を知った世宗は、
誤診だ!お前は罷免!と民を大切にする心を忘れて机をぶっ飛ばして怒鳴ります。
天文儀器都監でヨンシルたちが天文台の製作に励んでいる頃、明から使臣が入国。
朝鮮の行動を怪しんでいるヘ・ス(と新顔)は宴を慶会楼で開けと求めました。
1424年(世宗6年)、明の皇宮に、征伐に出陣していたはずの皇帝が急に帰還。
勅使たちも帰国したので、「天文儀器のことがバレた?」と重臣たちは焦ります。
ヨンシルが明と取引して機密を持ち帰ったという噂があることをマルセンは指摘。
軍器判事チェ・ヘサンが動揺しまくってかばってますが、どうみても逆効果です。
今回はヨンシルが明の礼部尚書ヨ・ジンから天文技術を教わったのを回想します。
「そなたの父は明で大商人となった。明はそなたの国でもあり国の役に立つべき」
マルセンが予測したとおり、地方役人から状啓(チョンゲ=報告書)が届きます。
明が女真族と朝鮮の戦を画策し女真族が義州・鏡城・甲山に集結しているのです。
女真族の現状を把握するマルセンは左軍将パク・シルと右軍将イ・スンモンを率い
女真族の(首長ではなく)権力者であるトン・ボムチャルに会いに行くと表明。
世宗はマルセンを補佐させるためにと、右副代言イ・スを左軍都総制に任じます。
まだ私を疑ってる?と聞くマルセンに、彼を勇将でなく知将に育てろと頼みます。
見舞いにきた父・世宗に、祖母アン氏の身分回復をジョンソ王女がまたお願い。
しかし世宗は「それはできない、許してほしい」と涙を流して娘を抱き寄せます。
シム・オンのことを持ち出すと責任問題で朝廷が混乱するとイ・スは冷静ですが、
権道(王の絶対権力)で復権させればいい!とユン・フェは怒りを露わにします。
“口の軽い尚膳(世宗弁)”オム・ジャチは、王女の病状を集賢殿の学士に告白。
国防問題で大変だからと集賢殿博士チェ・マルリはシム・オンの件に及び腰です。
キム・ムンは自分がマルセンのスパイだったことをカミングアウトしました。
皆で集まって楽しく笑った日があったのか思い出せません・・・と言い残し、
家族(+孝嬪と敬寧君)が見守る中、ジョンソ王女が幼くして亡くなりました。
そうですよね・・・。子供たちが小さいときは世宗は鏡城に流刑されてたし、
都へ戻ってからは世子の座争いやら政治やらでてんやわんやでしたからね(涙)
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>やめなくていいけど量を減らして時々王様と飲めとイ・スは現実的な回答
アン氏の復権を断って民意忘れておかんむりのわりには、このへん現実的
回答ですね!
ハン尚書の嘆願がなかせます。この回も楽しみしようっと!^^