事件がバレなきゃ朝廷にいるつもりだった?と兵曹佐郎チョン・インジに聞かれ、
たぶんね♪と吏曹判書ファン・ヒが答えたもんだから世宗側近からも非難ごうごう。
ところが集賢殿博士チェ・マルリが拒否権の行使に反対し、証人を招き入れます。
その証人は、他でもないパク・ポの夫人。夫からひどいDVを受けていた彼女は、
逃げ出してファン・ヒと出会い穴を掘ってかくまってもらったと告白しました。
しかし!ファン・ヒとパク妻が通じ合ったのもまた事実ということが判明します。
かつては許婚だったのに汚れた女は嫌なのかと私が迫りました!とパク妻は主張。
世間は真実より醜聞を好むから上王様とファン・ヒはこの方を守ったのです!と
チェ・マルリがまるでアメリカのカリスマ弁護士のように最終弁論をしました。
同副代言ユン・フェは書庫から古い文書を探し、兵曹判書チョ・マルセンに警告。
「上王様が破棄を命じたであろう文書がなぜ書庫にあったのでしょうねえ・・・?
あの当時、承枢府(スンチュブ)にいたあなたが隠し持っていたんでしょう?」。
しかしマルセンは「あの女の説明は証拠がない。私を甘く見るな」とすごみます。
当事者の意見も聞こうじゃないかと笛吹きメン・サソンが言い出しました。
ファン・ヒは「彼女を早く救わなかったことを後悔している」と切り出した後、
「でも救うのと通じ合うのは別だから反省している。彼女を軽んじていたのかも。
許されるならやり直したい。民を軽んじず民に仕える真の役人として生きたい」。
熱弁を聞いても「感動的だったけど結論は同じでしょ?」と冷たいマルセンに、
なんと(出世が内定しているのに)ホ・ジョが熱~く反対意見を述べ始めました。
「道徳性を問うなら辞職すべきは相手の弱みにつけこんで追放する我々です!
ファン・ヒが考えた人事案は穴だらけ!人材が足りない!彼は朝廷に必要です」。
ってことで拒否権は行使されずチェ・マルリが「わお!」と声をあげて喜びます。
明の皇宮では、皇帝の側室になったダヨンとチャン・ヨンシルが再会しています。
ダヨンは欽天監(天文観測や暦法を担当する官庁)に入る鍵をヨンシルに渡し、
ヨンシルを怪しんでいるヘ・スはヨンシルをことごとくつけ回して探りますが、
明の官僚ファン・オム(実は朝鮮人)やダヨンの協力で毎回難を免れました。
ヨンシルの理解者ヨ・ジン(礼部尚書)が天文儀器には興味を持つなと諌めても
欽天監に忍び込むという決意は変わらず、チェ・ヘサンには嘘の予定を教えます。
それをダヨンに教えられたチェ・ヘサンは驚きますが、急いで出国準備を開始。
自分だけでなく民にとっていい人になってとヨンシルから伝言されたからです。
スポンサード リンク