世宗は部屋の中で転ぶほど視力が衰え、早く文字を完成せねばと焦っていました。
津寛寺を嗅ぎ回るハ・ウィジらを集賢殿大提学チョン・インジは思いっきり警戒。
そのチョン・インジはじめ文字創製メンバーと世宗は朝鮮語の発声が解明できず、
人体解剖に望みを託そうとするも、晋陽大君(後の世祖)が珍しく反対します。
同じく反対の中枢院副使チェ・ヘサンは大護軍チャン・ヨンシルに説得されます。
世子が回回人(ウィグル人)医師の調査を礼曹判書キム・ジョンソに命じ、
それをいつものように立ち聞きしていたキム・ムンがチェ・マルリに報告。
チェ・マルリは御医に世宗に病気のことを問い詰めますが情報を教えてもらえず、
じゃあなぜ世子様が回回人医者を探す?と聞くと医官のほうが驚きます。
加えて世子は、開城府にいる朝鮮語を話せる回回人の医者を連れて来いと命令。
やだ!と晋陽大君が拒んでいると、当然です!と御医を連れたマルリが来ました。
王の病気が回復しないので意見を聞いてみたいだけとごまかして説明する世子に、
回回人は人の体を切り裂く輩です!と御医が反対を唱え、もちろんマルリも反対。
マルリに怪しまれたと知った世宗は回回人の医者に頼るのをあきらめました。
チェ・マルリは新たな王材として白羽を立てた晋陽大君に熱弁をふるって説得。
同意すれば謀反になるので晋陽大君は拒みますが、複雑な思いは隠せません。
明のヘ・スはチョン・チャンソンに津寛寺の地図を手に入れるよう命じます。
チェ・ヘサンとチャン・ヨンシルは解剖用の遺体探しに奔走していました。
やっとこさ手に入れた身寄りのない遺体を運ぶところを東廠@監視中に見られ、
皮肉にもプンゲが書いた人相書によりヨンシルが生きているとヘ・スが知ります。
一方、津寛寺を見張っていたハ・ウィジとパク・ペンニョンもヨンシルに遭遇。
世宗たちが人体解剖を企んでいることにチェ・マルリが気づいちゃいました。
東廠はヨンシル抹殺と世宗征伐のために津寛寺への潜入を計画しました。
そのことを朝鮮にしらせようとしたプンゲがヘ・スにバレて矢に射られます。
プンゲは怪我を負ったままチェ・ヘサンのもとに現れ、ヨンシルの危機を報告。
回回人の医者を迎えに出かけていたヨンシルの後をチェ・ヘサンが追い、
東廠に消されようとしていたヨンシルを救った後でヘ・スに斬られました。
そこへ内侍府護衛兵カン・フィが現れ、憎たらしいヘ・スを始末してくれます。
チェ・ヘサンは息も絶え絶えになりながらも最後までヨンシルの「手」を心配し、
「父さんと呼べ・・・。お前のおかげでいい人生だった」とお礼を言った後、
死んだ後は役に立たせてください・・・と世宗宛てに言い残して亡くなりました。
駆けつけた領府事チョ・マルセン、右議政チェ・ユンドク、知中枢院事イ・チョンに
勅使ヘ・スの死が外交問題になるおそれがあると領議政ファン・ヒが話します。
プンゲが助かるよう祈りましょう・・・と言ったマルセンはチェ・マルリを訪ね、
ヘ・スと通じた朝鮮の官吏を知っているはずのお前が解決しろよな!と話します。
キム・ジョンソが回回人の医者を連れて来て、世宗の志を理解しているのを表明。
父の忠心をお受け取りくださいというヨンシルの願いを世宗が受け入れました。
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