時は流れて世宗4年(1422年)春、上王・太宗(まだ存命!)が
世子ヒャン(後の文宗)と習射(スプサ)しながら帝王学を叩き込んでいます。
その夜、ヒャンは父の世宗やチャン・ヨンシルと“朝鮮の空”を観察しました。
朝鮮の空にだけ現れる宗大夫(星座)があるから明と朝鮮の空は違うのだとか。
「だから朝鮮独自の暦法をつくろう!でも反対されるから重臣たちには極秘で」。
世宗が側近と話すのをキム・ムン(チョ・マルセン手下)が盗み聞きして報告。
世界の中心は明なのに朝鮮独自の暦法なんて反逆だ!とマルセンが激怒します。
今回は、ユ王子(首陽大君)、ヨン王子(安平大君)、長女ジョンソ王女が登場。
特別扱いされる兄・世子への嫉妬をヨン王子に告白された昭憲(ソホン)王后は、
分け隔てなく可愛がってよ!また今日も集賢殿?と夫への不満をこぼすのでした。
集賢殿では・・・同副代言ユン・フェ、右副代言イ・ス、軍器少監チェ・ヘサン、
兵曹佐郎チョン・インジ、集賢殿博士チェ・マルリ、ヨンシルが極秘会議を開き、
官奴ヨンシルを特使ではなくチェ・ヘサンのお供として明に行かせることに。
一方のチョ・マルセンは、チェ・ヘサンたちを明に行かせるのでは?と目星をつけ
領議政ユ・ジョンヒョンをはじめとする重臣を集めて天文儀器対策をねりねり。
近々明へ派遣する賀正使(ハジョンサ)の随行者からチェ・ヘサンを除外するため
チェ・ヘサンに下三道行きを命じます。あちゃ~勘付かれた!と世宗らは焦ります。
さらにマルセンは集賢殿大提学ピョン・ゲリャン(酒も女も嫌い)を妓房へ呼び、
ゲリャンと不仲な妻をユ・ジョンヒョンが奪って妻にしたことで自尊心を煽り、
疑惑にかられたゲリャンが暦法のことをかぎつけてバラすように仕向けました。
ヘサンたちを使節団に入れる目的をゲリャンに聞かれた世宗はピン☆とひらめき、
「新たな火薬技術導入のため!ヨンシルには翰林学士ヨ・ジンから親書が来た」。
マルセンはしぶしぶ了承するも、世子ヒャンを通じて上王・太宗の耳に入れます。
(「今度は弟を上王殿に招いてください」と祖父に頼む世子がかわいいです~)
上王に反対されても世宗は「国益のためなら、斬られてもあきらめません!」。
仲たがいする父子を見たチョ・マルセンが「これぞ漁夫の利♪」と喜んでいます。
で、久々に怒ったのが悪かったのか、上王はフラついて倒れちゃいました。
上王様の身体を思うなら逆らうなと王様にしらせなさい!と敬寧君に叫ぶ孝嬪。
チョ・マルセンを討つための大義名分を探せと上王が敬寧君に指示します。
その頃、新進官吏や集賢殿の学士ではマルセンに勝てないと歯軋りする世宗に、
前工曹判書のファン・ヒなら太刀打ちできるのでは?とイ・スが提案します。
そのファン・ヒはすっかり民に同化してわらじを履いて盆踊り(?)中~。
彼の前にユン・フェ・・・ではなくなんとマルセンが現れ、協力を求めました。
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