実は黒幕であるオク・ファンやチョン行首に助けられた忠寧大君(後の世宗)は、
今回の件を隠せば褒美に私の心を与えよう・・・と王子のカリスマたっぷり。
騙されて乗った船で皆殺しにされた高麗王室の生き残りであるオク・ファンは、
ワン氏の姓を捨てて生きのびてきました。(船の火が合成丸出し♪でしたね)
忠寧大君を王の器に育てて世子と争わせ、李氏朝鮮王室を混乱させるつもりです。
イ・スは知申事ファン・ヒやシム・オン(忠寧大君夫人シム氏の父)の前で、
教え子・忠寧大君のことを「うぬぼれが強く口ばかり達者な愚か者」と評します。
以前イ・スが帝王学の書を燃やし「他人の言葉を真似る盗人!」と大君に指摘、
書物でしか知らない民のことを美化している大君を「世間知らず」とけなし、
じゃあ世間を知る!と大君が言うと、世間を知れば学ぶ気が失せるからダメ!と、
ちょっぴり意地悪な屁理屈で教え子をやりこめたエピソードが回想されました。
さて、助けられた忠寧大君は屋敷に帰らずに町の居酒屋で民の料理を食し中。
お付きの内侍チャンウォンが両親と離れてから10年と97日経つと知ると、
病気の父親を心配してあげつつ、父王・太宗と疎遠である寂しさを吐露しました。
太平館前での露店を禁じられた商人パクが、自爆テロばりに火だるまの馬で突撃~。
明に汚いところは見せられない!と太宗が露天撤退を命じたと大君が知ります。
太平館の前で起きたこの騒ぎに怒っている明の勅使ファン・オムへの謝罪文を、
刷巻色提調パク・ウンの提案により世子(後の譲寧大君)が持参することになり、
必要ならひざまずけ!それが政治だ!と太宗が世子に持論を披露しています。
父上の時代は終わるし明の後ろ盾が必要だとミン・ムグ(元敬王后弟)に囁かれ、
やっと重い腰を上げた世子の前で、ファン・オムは出されたお茶をわざとこぼし、
この無礼に怒る前に国民を監督しろ!とわりとごもっともな抗議をなさいます。
ムカつきまくった世子は宮殿に戻ると部屋の中で荒れまくるのでした・・・。
パク・ウンが朝鮮建国時の血のついた刀でファン・オムを刺激して会談が実現。
世子を人質に求められた太宗は鄭和(明の有名な武将)のことを持ち出すと、
この刀を持ち帰れば皇帝の右腕となって富と権力を得られると説得しました。
こうしてファン・オムはたっぷりの銀や皇后への土産を明へ持ち帰ります。
太平館の前では、死んだ商人パクの露店の場所を商人が奪い合っていました。
民のみにくい姿に忠寧大君は驚き、そのうち騒ぎが大きくなってみんなで投獄~。
商人への立ち退き補償料を役人がネコババしているのを知った忠寧大君は、
それを解決できたら王を侮辱したことを詫びるか?と露天商たちに迫ります。
父上がきっと解決してくださる・・・と父王を信じている純粋な忠寧大君は、
不満を持っている民が叩く「申聞鼓(シンムンゴ)」 を叩き鳴らしました。
もちろん大問題となり、血の雨が降るかもしれないとハ・リュンが予測します。
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これ、「王の女」でならしてましたね?永昌大君殺害を訴えるときに。
この時代からあったものなんでしょうかー?びっくりです。
目安箱みたいな消極的なのではなくて、ド音響の鐘(というかドラという
か・・・)ってところが派手でいいですよね♪
それから、過去のメモを見たら、オクチョン息子・景宗の初代嬪宮や、こ
こでの将来の王妃シム氏とともに、文定王后様のご子息・明宗の王妃
である仁順王后も青松シム氏と書いてあったのですが、そうだったかな?
と今調べ中です・・