イ・ビョンフン監督による「朝鮮王朝500年シリーズ」に新作DVD発見!
ということで、「暴君 光海君」のあらすじを始めます。
なんと主役は、「チャングム」のチェ・パンスル商団のお方ですよ。
視聴していても王様に見えるかどうかちょっと心配ですね。
このドラマの原題は
「回天門」だそうですが、
例のごとく見る影もない勝手な邦題になっています。
暴君とつけておけば目立つしいいんじゃない?的なコンセプトなのでしょうか。
原作の渋みや味わいがまったく消されていますけどね。
思えば「正祖大王 偉大なる王の肖像」も原題は「破門」でした。
このような昔の地味なドラマはもともと万人に受けるというわけではないでしょうし
もっと韓国歴史ドラマを見たい!という人がわざわざ探して見るような作品です。
タイトルで惹かれるというようなユーザーは少ないように感じます。
目立たせるために身も蓋も無い一刀両断っぽいタイトルをつけるよりも
原題の持ち味を生かして邦題はサブタイトル扱いにすればいいのにと思います。
ちょっと愚痴ってしまいましたが、「暴君 光海君」は全50話です。
マイペース更新になりそうですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
辛奉承氏原作、李丙勳氏監督の[雪中梅]、[風蘭]、[壬辰倭亂]に次ぐ[朝鮮王朝5百年]シリーズの一つです。このドラマは最近の主人公たちが家柄のよい宮中の人たちだと信じられないほどで軽薄で下品なキャラクターに設定された、やや刺激的なフュージョン時代劇とは異なり、少し退屈かもしれないが、朝鮮王朝実録を基本に製作されて比較的史實に充実したシリーズなので、私もとても好きなドラマです。