第9話 新たな文字
ソン・サンムンとパク・ペンニョンが「君那彌欲(クンナミヨク)」の意味を推理。
漢字の発音(歯音・牙音・舌音・唇音・喉音)の手がかりだと気づいた二人に、
世宗はパズル部屋の奥に隠してあった棚をじゃじゃーんっと披露しました。
我らの音をもとにした文字を作るためだ!と王様はかなり自慢げなご様子ですが、
中華の序列から外れることになるから恐ろしい・・・とソン・サンムンは驚愕し、
兼司僕カン・チェユンには「君那彌欲を調べるのはやーめた♪」と話します。
広平大君とチョン・インジは文字計画に以前から深く関わっていたようですね。
世宗は「密本(ミルボン)」の捜査日誌をカン・チェユンに渡して調査を一任。
密本という言葉に聞き覚えのあったカン・チェユンは幼い頃を思い出します。
父の遺書を奪われたときに手に入れた書状に「密本」と書かれていたことを・・・。
ときどき出てくるヘガン先生というエライ人は亡きチョン・ドジョンの弟子。
朝鮮初期の有名な重臣であるチョン・ドジョンは先王(太宗)に粛清されました。
チョ・マルセンがずっと密本を調査していたのは太宗に重用されていたからですが、
密本を匂わす最近の事件が気になるので泮村(パンチョン)へ探りに行きます。
右議政イ・シンジョクは太平館でシム・ジョンスの怪しい動きを教えてもらい、
そのシム・ジョンスは自分を尾行していた怪しい女と一戦を交えました。
彼女は、太平館の序班(ソバン=通訳)で女剣士のキム・ジョクヒでした。
宮女ソイは王命を受けてカリオンに会いに泮村へと向かいます。
カン・チェユンとチョタクは捜査のために泮村に住むことにしました。
可否調査を命じられた直提学ナム・サチョルが、侵入者から脅迫状を受け取ります。
それには「王の進める悪事に加担する者は一人残らず殺す」と書かれていました。
密本のことを解明したいチョ・マルセンが責任者を志願して事件を引き受け、
現場に残されていた変わった刃物の持ち主であるカリオンが捜査線上に浮かびます。
カリオンが自分の家を探ったと気づいたカン・チェユンがカリオンを追及すると
「探ったのは内禁衛将ムヒュル様の命令で、ナム様の家には肉を届けました」。
やがて義禁府がやってきて、賎民のカリオン相手なので容赦せずに痛めつけます。
・・・わかりました!密本の本元(ポノン)チョン・ギジュンはカリオンですね!
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