<「根の深い木-世宗(セジョン)大王の誓い-」 19話 あらすじ>

第19話 深夜の論戦

今回は冒頭30分近くが世宗イ・ドとカリオン(=チョン・ギジュン)の議論。
後半に衝撃のエピソードがありますよ(心の準備がゼロだったので驚きです!)。

世宗「私の文字を見たか?」 カリオン「素晴らしい文字だった。絶対阻止する」
世宗「『昔は庶民も意見できたのに諫官を置いたことで言路がふさがれた』と
チョン・ドジョン(三峯)先生も言っている。文字で字路(チャロ)を開くのだ。
お前たちが文字の公布に反対するのは士大夫の既得権を守りたいからだろう?」
カリオン「違う!秩序であり均衡だ!高麗では父が貴族なら息子も貴族だったが
士大夫は修養を磨いて科挙を受けて能力を認められることで士大夫になるのだ」
世宗「どうせ欲望で腐敗し、世襲するために陰敘(ウムソ)制度を復活させる。
私は民と権力を分け合いうことで、その欲望をけん制する役割を与えたいのだ」
カリオン「民の欲望は?秦の始皇帝がそれで失敗して孔子や孟子が必要になった。
民が知恵をつけたら政治が乱れる。私は民を信頼しない。民として生きたからだ」

「政治は責任だ。お前は責任を民と分けたいんだろ?民が煩わしいんだろう?
為政者としてすべきことをせずに文字を民に与えて面倒を逃れたいんだろ?
お前の文字は疫病のように恐ろしい・・・文字を知る者を皆殺しにしてやる!
解例(ヘレ)も見つけて燃やしてやる!」と世宗を睨みつけるカリオン。
実は世宗の文字作りの動機は“民への愛”ではないので、世宗がビクつきます。
そこへユン・ピョン、カン・チェユンも到着し、皆が刃を向け合いました。
イ・ドを斬れ!とカリオンが命じるも、カリオンを守りたいユン・ピョンは拒否。
するとソイがその場を仕切りまくって全員の剣を下ろさせ解散させちゃいました。

泮村に大捜索が入り、モリン食堂の女将や幼いヨンドゥも捕まり義禁府に。
ソイはヨンドゥを懐柔して、仲良しだったケパイ(カルペイ)の情報を聞きます。
ケパイは突厥(とっけつ)人で、ペギン山の寺が密本の基地らしいとわかりました。
でも彼らは山に「鈴」をしかけていたのでカン・チェユンらに気づいて逃げます。
あ、傷を負ったイ・バンジ師匠はチョ・マルセン宅の屏風の裏に隠れてましたよ!

広平大君が開城(ケソン)の摠持寺(チョンジサ)行くとの情報を掴んだ密本は、
摠持寺は仏教典の印刷で有名!文字の印刷を防げ!と広平大君を捕らえます。
正倫岩での論戦以降、互いの言葉を反芻して考え込む世宗とカリオンでしたが、
印刷されようとしていた諺文(オンムン)訳の内容を知ると顔色を変えました。
仏氏(プルシ)の一代記『釈譜詳節(ソクポサンジョル)』だったからです。
なぜ儒書でなく仏教典なのだ!?と怒り狂ったカリオンが世宗とテレパシー会話。
世宗は「民にはお釈迦様のお話のほうが親しみやすい」と思っていたようです。

カリオンは広平大君を殺して宮殿に届けました。(史実では若くして病死です)
呆けたように笑いつづける世宗のことを、カン・チェユンがこう罵ります。
「あのクソ野郎が王様か?広平大君もお前(ソイ)もオレも王に騙された・・・」

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